ザ・グレート・展開予測ショー

おキヌちゃんの復活後U


投稿者名:K.H. Fan
投稿日時:(03/ 3/ 8)

前回のより文章を少し長くしてみたのですが、 何しろ私にとって始めてのSSでして…これからは全てを考えてから書いてみたいです。
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−とある廃ビル−
『な〜んか、 いかにも悪霊が居ますって感じのビルだよなぁ…』
『ですよね』
横島の台詞におキヌが肯く。 不安を胸に抱きながら二人は廃ビルへと入っていった。
『そうだな、 じゃぁ、 沢山の悪霊が出てきたらネクロマンサーの笛でお願いね。 コントロールが効かない強い奴は俺が倒すから』
『はい…分かりました』
おキヌは肯くものの、 自分の力の無さを悔やんでいた。 確かにザコ霊相手だと
おキヌは力を発揮する事が出来るが、 攻撃は出来ないので強いのが一体きたら
どうしようもない。 しかも、 おキヌは横島に恋をしている身。 この様なチャンスは余り無いので、 横島の相手と一緒に戦えないのにガッカリしていた。
『どうやら、 これは俺の出番みたいだね。 おキヌちゃん、 下がってて』
おキヌが肩を落としていると、 一体の大型の霊がそこに居た。 横島に言われた通り下がるが、 おキヌは更に落胆することになった。
数秒後、 悪霊の断末魔が聞こえた…

横島とおキヌが報酬を貰って帰る途中、 横島は肩を落としているおキヌに尋ねた。
『おキヌちゃん、 何か元気無くない?』
『い…いえ、 そんな事無いですよ』
しかしどう見てもおキヌの様子は怪しい雰囲気があった。 そんなおキヌが沈黙を破った。
『私、 何も出来なくて…迷惑じゃなかったですか?』
『そんな事無いよ。 今回はたまたま敵がおキヌちゃんの相性に合わなかっただけで…』
(それで悩んでいたのか…って事はおキヌちゃんがオールマイティーに強ければいい訳だ)横島はその様に考えた。そして
『あのさ、 その事で悩んでるんだったら、 妙神山に行こうか? 良ければ連れてくよ?』
この言葉を聴いた時おキヌの顔が一瞬にして晴れた。
『いいんですか、 本当に?』
心なしか声が弾んでいる。 さっきと比べたら大違いだ。
『もちろん』
『有難うございます、 横島さん』
笑顔で答えたおキヌだが、 その笑顔がいけなかった。 その笑顔は眩しく10人中10人の男をくらっとさせる力を持っていただろう。 が、 相手は横島である。 くらっとさせるだけでは済まない。 突然、 おキヌに抱きつき
『あったかいなー、 やーらかいなー』
である。 しかし、 おキヌは横島に恋をしている身なので突然の事に顔を真っ赤に染め、 動けないままで居た。 が、 横島は不幸な星の下に生まれているのだろうか、 突然、 赤いハイヒールが後ろから飛んできて、 横島の後頭部に直撃した。 恐る恐る横島が振り向くとそこには鬼の様な美神と頭を手で押さえてるタマモが居た。
『こんの馬鹿は〜!!!! 手を出さないっていっときながら何やってんのよ〜』
横島はズバッシャァァアァと言う効果音と共に星になった。
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まだ短いですね。 すいません。 後、 先ほど述べたように始めてのSSですので何かアドバイス等があったら教えてください。 もっと上手くなって皆さんを楽しませるようにしたいですから。

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