ラストエンプレス
投稿者名:尉雄
投稿日時:(99/ 8/20)
妙神山で修行してますよパピリオ。これからの運命もしらずにー。
ある日
外に山菜を摘みに出かけたときに
見知らぬ者に声をかけられる。
「パピリオ様…」
「おいたわしや。神族の頸城につながれて」
「アナタこそアシュタロス様の意を継ぎ、魔王になるべき方」
「私が王位につけて差し上げますよ」
「そしてそのために全てを尽くしましょう。さあ、契約を…」
「その暁には全てが自由。姉上を復活させ、長しえに共に…」
実はこれ、パピリオに遺されたアシュタロスの力をものにせんとたくらむ
はぐれ魔族X(仮名)の汚れた野望の上の奸計なのだが、
この群像劇の今後の展開やいかに。
1,パピリオはその甘言に誑かされ、小龍姫や横島やベスパを向こうに回しての戦闘が始まる
正規軍とぶつかる前にパピリオを目覚めさせようとする
→戦闘
→最後は傷だらけの横島が未だ抗うパピリオを堅く抱きしめて
横:「すまん…俺が…俺が全部悪いんだ…ルシオラも救えず…お前も救えず…俺は…」
↓
パピリオは事件をきっかけにさらに大人になる、一応ハッピーエンド
2,悩み煩悶するが、小龍姫や横島やベスパの存在を思い出し、悪魔の誘惑を見事はねのける
葛藤描写充実
↓
パ:「ルシオラちゃんが遺したものを…否定するような真似は!許さない!
ヨコシマを死なせはしない…ルシオラちゃんも死んではいない!」
↓
一部始終を小龍姫が見守っていた。ハッピーエンド。
3,まずXの反魂でルシオラの復活。だがどこか以前の彼女とちがう。そのまま彼女は第三勢力に(笑)
ル:「どこ…ヨコシマはどこ…ひとつに…他のものは全部消してしまって私たちだけに…」
パ:「わたし…とんでもないことを…取り返しのつかないことを…」
↓
泥沼(犬夜叉化)
4,戦闘の結果、ベスパは自らを犠牲にしてパピリオを目覚めさせる
ベ:「私は…どうせルシオラには顔向けできない身さ…アンタのタメに死ねるなら…。
生きな。ルシオラのタメじゃなくて自分のタメに。ポチもだよ!あんたらがそれをやらなきゃ…ルシオラだって…」
横:「ベスパ!しゃべるな!」
パ:「…!」
ベ:「悪いね…あたしの方が先にルシオラに会えるじゃないか…ふふ…。後悔してないよ…やっとわかったよ…ルシオラ…」
↓
ルシオラの魂が向かえに来る
5,その他
閑話:X(仮名)なんて魔族…ぜんぜん必然性ないなあ…(笑)
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コメント:
- 魔王はともかく、ルシオラ絡みは効くでしょうね。 くぅ、泣ける!
ファイナルファンタジ−U並みに泣けますよ、これはっ!
この1〜4を上手い具合にミックスさせれば、五十話はイケると思います。
・・・ところでパピリオって「でちゅ」とか言ってるだけで、頭の中は充分に
大人の様な気が・・・(さぁ、彼女の台詞を変換して読み返してみよう!)
最後に、「エンプレス」ってなんですか? 女帝だとは思うんですが・・・。
(英語の偏差値27だった猫太郎)
(猫太郎)
- コメントどーもっすう
>魔王はともかく
おっしゃるとおり、魔王なんてどうでもよくて
ルシオラの復活の手段として餌にされているだけです。これ、設定(笑)
ただ、残存する魔族武闘派勢力がまとまるようならば
象徴として祭りあげられるのは、パピリオだろうというのもリアルな線かと。
アシュタロスの遺児を探している一派が今もいるのでしょうか。
きっといる!いなきゃいやだ!(笑)
そうだ!だから妙神山で預かってるんだ!そうにちがいない!うほー(妄)
(尉雄)
- >これ、設定
あっホントだ、「その暁には」って書いてある。 すいませんでした。
僕も残存勢力は必ずいると思いますが、三姉妹はアシュの真の目的
を知らない彼らにとって、恨み骨髄の相手なんじゃないかと思うんですよ。
親衛隊でありながらコロッと全員裏切って、その結果アシュ陣営は崩壊し
自分達はのうのうと安息を貪っている。
むしろ崩壊しかかった組織をまとめる為の目標(この場合、ぶち殺す相手)
となる方が自然な気がします。
従って残存勢力の首魁には「地上の竜族」、魔族]は工作員として三姉妹
に接近、神族との分断(相殺)を謀る。
ついでに横島もルシオラをネタに無力化する・・・てっ、すいません、
自分の予想でもないのにズカズカとくだらない事を書いてしまって・・・。
実は自分も似た様な事考えてたんで、どうも止まらなくなってしまって。
(猫太郎)
- いいわけするぞっ♪(笑)
おーなるほど。アシュタロスを信奉していたヤツラが他にいたとして
そいつらにしてみりゃパピリオは裏切り者である、という見方は当然かもなあ。
んー、でもルシオラならともかく
パピリオってどの程度裏切りを行ったか、実際にも微妙なところじゃないかとは思う。
まあ、そこら辺は全部ルシオラのせいにしてアナウンスすりゃすむってことで…(酷)
また、アシュタロスの“娘”であるならば
当然何らかの能力を眠らせている可能性は捨てきれないわけです。
(どこかに作者の心が反映されてしまう…のが作品…)
アシュタロスの能力こそが信奉の対象だったというのは妄想に難くありません。
よって残存武闘派魔族は
パピリオの擁立・断罪の間で揺れたからといってこれまた不自然じゃないと思います。
というか、狙われるよりもだまされる方が
お話が悲しくなって好きなだけなんですがね(笑)
ていうか
擁立しつつ、最後は始末する方向でたくらんでいるX!これか?これか?(笑)
ところでこれは閑話ですが
パピリオじゃなくて
横島がルシオラ復活の誘惑にゆらぐ、というプロットには私は強い抵抗を感じます。
家族という血縁、その後の孤独の具合、
それらを考えた場合パピリオやベスパの方が全然傷が深いと思うからです。
横島は仲間がいっぱいいるわけです。
そいつらを全て捨ててまでルシオラを選びはしない、
というのはすでに描かれてますし。
諸処の状況から考えて、
やつが(ルシオラ単体については)野放しで着実に吹っ切ってゆくことは疑いようがありません。
むしろ吹っ切れない方の象徴として残されたのが
若きパピリオの悩み、という事にしたほうがより際だつと思うからです。
要するにもういっかいルシオラがらみで泣かせたいんです。号泣させたいんです。
ていうか、もう泣けばなんでもいいところまで僕は進行していますよ。おうともさ(笑)
(尉雄)
- >いいわけするぞっ♪
すんません、お手数おかけします。(土下座)
>パピリオってどの程度裏切りを行ったか
「ぬぁにぃ、アシュ様が死んだっ? 親衛隊はなにやっとったんじゃぁ!
えっ、ルシオラが裏切っただとっ! それで、後の二人は? なになにっ?
べスパは社会復帰、パピリオは神族と馴れ合ってるだとぉっ!
ふんぬぅ、許せんっ! 結局、俺達だけが悪者かいっ! ちきしょう、こんな
ことなら家業のラッキョ屋を継いどきゃよかった・・・。」
などというような心の動きは間違い無くあるように思います。
>パピリオの断罪、擁立の間で揺れたからといって
揺れたとしたならば、魔族武闘派残存勢力内パピリオ派などが出来てしまい
それこそ収集がつかなくなるような・・・まあこの一文は尉雄さんのサ−ビス
でしょうからこの辺で・・・。
>当然、なんらかの能力を眠らせている可能性は
>狙われるより騙されるほうが、話が悲しくなって
僕も全くそう思います(ヒデェ) そう思って「分断(相殺)」
と書かせて頂きました。 (これについては後述を参照)
>そいつらを全て捨ててまでルシオラを選びはしない
全くその通りです。 だからこそ僕は「無力化」と言う言葉を使ったんです。
「ヘイ、兄ちゃん! あっちにルシオラの部品が落ちてんだけどよ」
「なにっ! えらいこっちゃっ! 急いで拾いに行かなくちゃっ!」
よって横島、決戦に間に合わず。・・・(あくまでも例文)
要は彼を二択に追い込まなければ良い訳です。
でも、話的には尉雄さんの方が断然良いですね。
ここ書いてる時、僕は悪役モ−ドだったんで話の盛り上がりについては
余り考えてませんでした。(爆)
>アシュタロスの能力こそが、信奉の対象(〓エンプレスとしての必然)
ん〜、なるほどっ! ここが最大の相違点ですね。 う〜ん、難しい・・・。
因みに僕の考えとしては、(あくまでべ−スは尉雄さんの予想です)
「三姉妹憎し」で辛うじて瓦解を免れている残存魔族
一方、そのリ−ダ−は三姉妹の力を手に入れたいと考えている。
「やつらを担ぎたいのはやまやまだが、そうすると下っ端共がなんというか・・・」
そこで魔族](仮名)を使い、言葉巧みに彼女を誘い神族に対しての
尖兵に仕立てあげる。
「ようし、これで残存勢力の結束を壊す事無くやつらの力も利用出来る フヒヒヒッ」
というようなものであったのですが・・・。
ほとんど同じ、でもちょっとだけ(?)違う。・・・微妙ですね・・・。
(猫太郎)
- 設定だけで「作品」になってない文にあれこれ言うのも野暮なので...
「読んでみたいので、どれかに決めて『作品』書いて」(^^;)
(いーびる・あい)
- >そこで魔族](仮名)を使い、言葉巧みに彼女を誘い神族に対しての
>尖兵に仕立てあげる。
ふむふむ。
パピリオの心の奥底に暗示をかけておく、ッていう感じなら具体的でなおグッドかも。
X:「その証拠にパピリオさまは親族の首を持ち帰るであろう!」
みたいな。これで説得できるもんね。
ルシオラの復活という甘言に揺らぐパピリオ
↓
その隙をつかれて心に暗黒の種子を植え付けられる
(洗脳じゃなくてルシオラのイメージが常に抜けない状態)
↓
残存陣営は神族の腹部を突き破って脱出してきたパピリオを受け入れる
↓
Xはアシュタロスの力を徐々に手に入れていくに従い、
自らをだんだんアシュタロス自身だと思いこむようになってゆく
おお、キャラが立ったぞ!
これでパピリオはキーパーソン 兼 人質。成功!(笑)
というか、Xしか知らない力がパピリオにあると面白いなあ。
それを秘密裏にいぢっているうちに大変なことに。
パピリオ暴走?大人になっちゃうの?ていうかあんたがセーラーサターン?(笑)
(尉雄)
- >「その証拠に、神族の首を・・・」
>]は自らをアシュ自身だと思いこむ・・・
きたっきたっきたっきたっきたぁ〜〜〜〜〜っ!!!
いいっスよ、これっ! ていうか、もうこれしか無いっ!
魔族]、ぜひ本編登場希望っ! (ヤバい気もするが・・・)
>パピリオ暴走?
感情の起伏が激しいのが彼女の魅力、 思いっきり暴走すれ!
(セ−ラ−ム−ンネタが解らず、ちょっと口惜しい猫太郎)
(猫太郎)
- んっ、暴走って、本人の意志とは無関係なヤツでしたっけ?
まあどっちでもいいや、とにかく房総・・・じゃなくて暴走してっ!
(猫太郎)
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