ザ・グレート・展開予測ショー

モンスタースイーパー (その15):決着編


投稿者名:TAITAN
投稿日時:(03/ 2/27)

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モンスタースイーパー (その15):決着編



「よくも・・・・、よくも・・・・・、よくも私の横島をーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
私は、怒声を発した。
『そ、そんな変化したぐらいで!!』
メフィストは、私に巨大な火球を投げつける。
ゴォォォォォーーーーーー!!
「このぉ!!」
ズバァッ!!
『なっ!?』
メフィストは驚愕した。
メフィストの目の前で、私が火球を真っ二つに斬ったからだ。
「許さない・・・・!アンタだけは許さない!!」
私は長剣を力いっぱい振り下ろす。
「真空の刃(ソニック・ブーム)!!」
私の長剣から、真空波が発せられる。
『フッ!そんな真空波など!!』
メフィストは、自分の周りにバリアを出す。
パリーーーン!!
『なっ!?』
メフィストのバリアが、私の出した真空波によって割れた。
パリーンと割れた。
・・・・・・・・・。
シラーーーー・・・・・・・・
・・・・何でシラケるのよ。
え?ネタが古いって?
今どきそんな古いアニメネタ、知ってる人少ないって?
・・・・・・・アンタ、死にたい?
ブンブンッ!!
よし、物分りのいい人は長生きするものよ。



ズバシャッ!!
『ギャーーーーーーー!!』
悲鳴を上げるメフィスト。
胸の辺りに、巨大な切り傷が出来ていた。
普通のモンスターだったら、さっきので死んでいるものだが、
さすが魔王、すぐに完治した。
しかし、メフィストの顔は驚きに満ちていた。
『ば、馬鹿な・・・。あのようなメス豚に、私のバリアが破られるなんて・・・。』
驚きの顔が、徐々に焦りに変わる。
『そんなワケ・・・・、あるかーーーーーーーーー!!!!』
メフィストは、再び火球を投げつける。
1発、2発、3発・・・・。
何発も火球を発射した。
チュドドドドド!!
巨大な爆発が起きる。
そして、爆風が収まる・・・・。
『!! い、いない!?』
メフィストは驚愕した。
メフィストの視界には、私の姿が映ってなかった。
それはそうだろう・・・・・。
「こっちよ。」
『!!』
メフィストは、後ろに振り向こうとする。
しかし、遅い。
ズバァッ!!
『ギャーーーーーーーー!!』
私は、メフィストの背後から斬りつけた。
「これは、バベロスの分よ。」
『キサマーーーーーーーー!!!』
メフィストは、後ろを振り向き、氷の玉を放つ。
私は、それを軽く回避する。
「これは・・・・、ゴーゴンの分!!」
私は、巨大な氷の塊を、メフィストに投げつけた。
グワシャッ!!
『グギャーーーーーーーーーー!!』
私の放った氷の塊は、メフィストの放った氷の玉を破壊し、そのままメフィストに命中した。
「これは、タマモの分!!」
今度は、メフィストに強力なライトニング・ボルトを浴びせる。
ババババババッ!!
『ギェーーーーーーーーーー!!!』
「これは、シロの分!!」
私は、剣を何度も振り下ろし、巨大な真空波を、幾つも放つ。
ザザザザザシュッ!!
『グギェーーーーーーーーー!!!』
「これは、おキヌちゃんの分!!」
私は、巨大な火球を何発も放つ。
その全てが、メフィストに命中する。
『グギャーーーーーーーーーーーーーー!!!』
大きな悲鳴を上げるメフィスト。
その姿はもはや、ただの醜き者だった。
『この私が、この私が・・・・・・、貴様みたいな小娘などにーーーーーーーーー!!!!』
メフィストは、自分の両手の間に、光球を作り上げる。
『美醜爆(ビューティ・フレア)ーーーーーーーーーーーー!!!!』
それと同時に、メフィストは光球を放つ。
私は両手を上に上げ、呪文の詠唱を始める。

海の人魚より美しきもの
天の女神より可憐なもの
すべての男を魅了せし
素晴しき貴女に 私は願う

その美と魔の力に刃向かいし
すべての醜きものに
貴女と私の力により
美を汚すものを今消し去らん!

ギュオォーーーーーーーーーーーーー!!!
私の両手の平の上に、巨大な光球が出た。
私はそのまま、両手を前に下ろす。
「これが、横島クンの分・・・・。そしてそして・・・・。」
キッ!
私はメフィストを睨む。
「そして!!アンタによって大切な人を失った、この私の怒りよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
美醜爆(ビューティ・フレア)!!!!!」
ギュオーーーーーーン!!
私の放った巨大な光球は、メフィストの光球を吸収し、メフィストに接近する。
『な、何故!?この美しきこの私が、こんなメス豚などにぃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』
ドッゴォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
『ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!』

爆煙が消え、辺りが見えるようになる。
メフィストがいた場所には、巨大なクレーターが出来ていた。
・・・・・・・・終わった。
・・・・戦いは終わったのだ・・・・・・。
・・・・・・・・・・横島クン。

・・・・続く。
次回、エピローグ。

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