ザ・グレート・展開予測ショー

二人の横島(外伝@:横島の過去)


投稿者名:GENDEN-X
投稿日時:(03/ 2/25)

横島は東京に戻るためくらい山道を駆け下りている所だった。しかし、その途中で中腹辺りまで来たとき1人の女性が二人組みの男にからまれていた。
「ちょっと、放してよ。
「ふん、断る。怨むならこんな所を歩いている魔族のお前と、俺たちの上司を怨むんだな。
「!」
それは、たまたまだった。横島がたまたま横を向いたら見えただけだった。だが横島にとってはそれだけで十分だった。なぜなら、男たちの肩に妖怪注文屋の紋章
  [血のような衣をまとった堕天使、アシグループ]
「お・・・い。」
「なんだ、てめえ、」
もう一人の男が
「おい、見られたんだ、殺すぞ。」
「そういうわけだ、せいぜい豚のような悲鳴を上げろ。」
「お前らはアシグループの奴らか。」
二人組の男たちはぎくっとして、
「てめえ、何でそれを知ってやがる!」
「ばか、言うな。」
「かまうことはね、殺っちまうんだから一緒だ。」
片方の男はもう片方の男に、賛成したようだ。二人の男たちは横島を殺そうと同時にナイフをもって迫ってきた。
「やはり、貴様らがそうか。ついに、足をつかんだぞ。」
「あ、何言ってやがる。怖くてションベンちびったか。」
男はなおも横島をなめて掛かってきていた。しかし、横島はまったく気にせず、悪食を抜刀して、片方の男が持っているナイフを切った。
「な、ばかな。な、ナイフを切った!」
「お、おい、に、逃げろ早く!」
ナイフを切られた男は必死にもう片方の男に呼びかける。だが、もう片方の男に聞こえてなかったらしい。
「お、俺は逃げるぞ。」
男は逃げ出した。
「ちぃ」
横島が男を追いかけようとすると片方の男がナイフを逃げた男に投げた。
投げられたナイフは逃げた男の首筋に突き刺さり逃げた男は絶命した。
「ふ、敵前逃亡は死あるのみ。」
「きさま、・・・」
「おぬしのその刀、悪食だな。」
「だとしたらどうする?」
「わしは犬神族の犬飼ポチ、そして、これは妖刀八房。」
犬飼は横島と同じく日本刀を抜刀した。
「名など、不要!!」
横島は犬飼の向かって駆け出した。
「ふ、若造が!くらえ!」
犬飼は、八房をふった。 
「この刀は一振りで八度敵を切りつける。貴様にこれがかわせるか!?」
横島はもろに8発くらった。
「くそ、怒りで戦いに集中できん。」
犬飼は、笑いながら
「いま、楽にしてやる。」
その瞬間、犬飼の背中に霊波騨があたった。
「横島に手を出さないで!」
霊波騨を撃ったのは、犬飼たちに絡まれていた女性だった。
「貴様!よくもわしの毛皮に傷を殺してやる。」
犬飼は完全に頭に血が上ったらしい。後ろで横島が立ち上がったのにきずかなかった。
「そこを動くな、いま殺してやる。」
「お前が死ね!」
犬飼は自分を悔やんだ。狼ともあろうものが獲物にトドメをささずに頬って置いてしまった。しかし、悔やんでももう遅かった。
「くらえ!!」
横島は犬飼のわき腹にむかって悪食をふるった。
「ぐわー。く、これはかしにしといてやる。今度あったときは必ず殺してやる。」
犬飼はそう言い放つとさっていった。
「くそ、ダメージが多す・・・ぎ・・・る・・・・・。」
横島はその場に倒れてしまった。
                          一方犬飼は
「私は女を連れて濃いといったんだよ。」
「申し訳ありません、しかし途中でわれわれのことを知っている男が現れて・・・手傷を負いまして、」
犬飼の喋っている先には女がいた。
「ほお、あんたにそこまでの傷を負わせるとはだれだいいったい。」
「やつは、我々のターゲットの女と知り合いのようで女が横島といっておりました。」
「な、なんだって!いま、横島といったかい!?」
「はい、確かに横島といっておりました。」
「そうかい、まさか探し者が向こうからやって来るとわね。で、あんた傷の完治はどれくらいだい?」
「は、あと数週間は任務につけません。月が満月でなければ戻ってこれませんでした。」
「さらに、悪食を所有しておりました。」
                   一方そのころ
ば、横島が起きたときすぐ近くにからまれていた女性・・・いや、ルシオラがいた。
「横島やっと起きた。どうしたのよさっきは。あんな攻撃をよけもしないで。いつもの横島らしくないよ。」
横島は、ばつが悪そうに
「悪い、少し昔のことを思い出して・・・。」
「昔?ねえ、横島って昔何があったの?」
「・・・・・・話したくない。」
「なんで?」
「そんなに、聞きたい?」
「うん。」
            アシグループ
「あんた、あの子どんな子か気にならない?」
と、犬飼に質問する犬飼の上司。
「気にはなりません。ただ、殺す相手の情報は多いことに越したことはありません。」
上司はわらって
「お前も素直じゃないねー。ま、いいさ。話してあげる。」
        妙神山中腹
「俺は人間であり、、人間ではない。と同時に神族でもあり魔族でもある。」
「どういうこと?」
ルシオラは首をかしげている。無理も無い。
「俺はがきのころいまの親父たちに拾われたんだ。それまでは、さっきの奴らが所属しているアシグループに俺の元両親が捕まってそのとき生まれたのが俺だ。
父親は魔族と人間のハーフ、母は神族と人間にハーフ。つまりそんな二人からできた俺は当然神、魔、人間の三つの特性を持っているということだ。
アシグループは当然棚からぼた餅状態で俺はまともに遊べる位の年から対術、武術、剣術いろいろ習わされた。」
「もう、いいよ、横島。ごめんつらいこと思い出させて。」
「べつにー、気にして無いしー。」
「もう、絶対気にしてるような言い方しないでよ。」
るシオらはちょとおここった。
「ごめん、ごめん。そんなに怒るなよ。でも怒った顔もかわいいぜ。」
「もう、からかわないでよ。」
そのときの時刻は、夕方だった。
「「あ(お)夕日」」
「そういえば、初めてあったときも夕日だったよな。」
「うん。」


「「昼と夜の一瞬の隙間・・・短時間しか見れないからよけい美しい・・・」」
後日横島は妙神山を降りた。隣にはルシオラが
「そういえば、お前なんで妙神山にいたんだ。」
「それは、横島が妙神山にいった、て言ううわさが流れたからいってみたの。」
「さいきん会ってなかったしね。」
「そっか、じゃルシオラも俺ん家来るか。」
「いいの?」
「おお。最近自給2千円って、バイトしてるから、食うには困ってないしな。」
「じゃ、いく。」

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