蛍の光を求めて〜プロローグ〜
投稿者名:シン
投稿日時:(03/ 2/24)
横島忠夫は強さを求めていた。
大切な人を守れるだけの強さを求めていた。
ルシオラを失ってから1年もの間、毎晩そのときの夢を見ながら《自分》を演じながら過去に戻る方法をそして、過去を変える《力》を求め続けていた。
そして、ついに≪それ≫を見つけた≪それ≫は今の魂を過去の自分に上書きするという方法を使い修正力が働かないようにした。
しかし、≪それ≫を使うにはとてつもない精神力と霊力が必要となる。半人半魔の【人魔】として目覚めていたため霊力のほうは問題なかったが問題はそれを制御するための精神力だった。
精神力を鍛えるために、その日に使わなかった霊力をありったけ使い文殊を作成し、自分の使えた数より一文字多い数を制御しようとすることで、瞑想などよりも効率よく精神力を上げて言った。
「やっと、やっとこの時がきた…長かった≪あれ≫を見つけてから3年もたっただがこれでようやく過去に戻れる。」
横島が≪それ≫に霊力を込めた瞬間≪それ≫から赤い光りを発しその光が収まったころには横島の姿はどこにもなかった。
〜あとがき〜
始めましてシンといいます。
はじめてSSを書きました。この話はご都合主義の塊になると思いますのがよろしくお願いします。
今までの
コメント:
- シンさん、初めまして♪ こちらはkitchensink(キッチンシンク)と申します。以後よろしくお願いします! 死んでしかも恐らくあの当時蘇生が不可能なルシオラを過去に戻ったとて助けることが出来るかどうか少々疑問に残りますが、彼が過去に戻ろうとする点に関しては有り得ない展開ではないので中立です。あと、過去の自分の人格に乗り移ると言う、一種の過去の改竄(かいざん)行為が行なわれていることにいくらなんでも神・魔界が気づかないのが少し不自然な気もしました。いずれにせよ、過去に戻った横島クンの今後の活躍を期待しております。次に移ります♪ (kitchensink)
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