ザ・グレート・展開予測ショー

二人の横島(4話:現在修行中)


投稿者名:GENDEN-X
投稿日時:(03/ 2/23)

横島が、美神のところにバイトに入ってもう数ヶ月になる。その間美神に、霊力の強化といって鬼の様な特訓をさせられていた。もちろん特訓に入った際彼が二重人格であることも美神は
はかせた。どうやってかはご想像に・・・というより恐ろしくて書けません。
現在彼らは下水道にいる。今回依頼されたのが下水道に出るバットを振り回している悪霊退治である。
「死ねやー。」 
悪霊は突然襲い掛かってきた。
「出たーーーーーーーっ。」
「ざこがずいぶん手こずらせてくれたじゃない。・・・くらえ!。」
美神は悪霊に破魔札を悪霊に投げつけた。当然のごとく悪霊は消滅した。だが美神は気付いていなかった。悪霊の下半身が後ろから迫ってきたのを
「やーれやれ片ずいたわ。早い所こんな場所から
「キシャー!。」
妖怪の下半身は奇声を発すると美神に襲い掛かった・・・はずだった。
「クレイモア、1発1発が、銀の銃弾だ。受けてみろ。」
悪霊は美神を蹴る前に横島のクレイモアによって、見事に跡形も無く消滅した。
       んでもって後日。
「と、いうわけで除霊中に悪霊の片割れにきずかなかったり、最近調子悪いんですよね。」
「・・・そうか、実は近頃私も苦戦が多くてね」
「二人ともスランプって落ちじゃないんですか?」
「・・・いや、そうではないよ!私の考えでは霊が全体的に強くなってきているのでは、と考えているのだが」
「霊が全体的に?そんなことが・・・」
「そういや、なんでお前がここにいるんや?」
「僕は先生の弟子ですから。」
「殺虫剤を使っていると、やがて害虫は抵抗力をもち、効かなくなるという話を知っているね。」
「早く1人前になって、仲間の吸血鬼を支えなきゃいけないんですよ。」
「幽霊や悪霊にも同じようなことがあるんじゃないかな。」
「来日費用は仲間のカンパ?大変やなー。」
「・・・・・・・・・というと?」
「つまり現金収入の乏しい吸血鬼がピート君に貴重なヘソクリを・・・。」
「ちがうでしょ!!あんたたち話の邪魔しないで!」
「除霊が盛んになりたくさんの悪霊がはらわれてきたが一方でより強力な妖怪が生まれているということだよ。我々も修行してさらに力をつける必要があるということだよ。」
「そのことですけど、先生わたし妙神山へいこうと思っているんです。」
「妙神山!」
「!」(横島がなぜか反応した)
「こつこつやるのは私の趣味じゃないわ、どうせなら1発でどーんとLV、UPと行きたいんです。」
「しかし、まだ君には早すぎる。下手をすると命にかかわる。」
「でも、先生も昔あそこへいって強くなったんでしょ?何事もやってみなくちゃわからないわ?」

    そして、そして数日後
「此処がそうなんですか美神さん?」
「ええそうよ。・・ん、横島君どうしたの?なんかいつもと違って暗いわよ。」
「あ、いえ、そのあ、ほらその門、鬼のつらしてるから悪趣味だなー、って思っただけですよ。ハハハ。」
「?ま、いいや。さっさと中に入るわよ。」
「でも美神さん、門のところに何か書いてありますよえ〜と『この門をくぐるとき汝一切の望みを捨てよ。』ってきいてありますよ。」
「ハッタリよ、ハッタリ。」
そういいながら美神は、門をたたいた。
「なにをするか無礼者!われらはこの門を守る鬼『右の鬼門』と『左の鬼門』である。われらはおぬしたちのような未熟者には門を開けぬ!」
ぎいー。   
「あら、お客様?」
「5秒とたたずにあいたわね。」
「おのれー。かくなるうえは、左の、やるぞ。」
「おお」
「あ〜あ、またはじまってしまいました。え〜と、修行者の方は規則上この鬼門を倒してもらうことになっているのでまず彼らを倒してください。」
「こいつらを倒せば修行させてくれるの?」
「ええ。」
「じゃ、1丁軽くいきますか。」
美神はさっさと鬼門に破魔札(特大サイズ)をはって、鬼門を転ばせた。
「8秒、かなり変則的ですが新記録です。」
「こんなバカ鬼や、貴方じゃ話にならないわ。管理人とやらに会わせてよ。」
「ふ、」
バシュッ
「「!」」美神とおキヌはすごい霊圧で吹き飛ばされた。
「貴方は霊能力者のくせに目や頭に頼りすぎですよ、美神さん。」
「ん、あら、貴方は」
「唯一その場にいて、小竜姫が抑えていた霊圧をまともに受けたっていられたのは横島だった。」
「あなたは、よく一緒に吹き飛びませんでしたね。」
「風のうわさには聞いていたからな、妙神山の管理人になったのはあの音に聞こえた神剣の使い手小竜姫と。」
「あ、あなたはいった、なぜ私のことを知っているのですか。」
「おれが、わけありの人間だからだ。」
「まあいいです。とりあえず中へ。」
(ちょっと、あんた私も聞きたいけどなんで此処の管理人の事知ってたの?)
(まだ話したくないんですが、)
(あ、そう。)
「あなたはどういう修行がしたいんですか?」
「そりゃ、決まってるわ、短期間でどーんと強くなれる修行よ。」
「ふふ、威勢が良いですね、良いでしょう貴方は1日で修行を終えて俗界に返してあげましょう。で、あなたはどんな修行がいいのですか。」
「俺は、ただの荷物もちだ。修行するきできたわけではない。」
「あ、そいつも私と同じで良いわよ。」
「しかし、本人は修行する気が無いといっていますが」
「いいのきにしないで。ただの照れ隠しでしょ。」(それはありえないだろ。というより照れる意味が解らん)
こうして、美神たちの修行は始まった。

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