ザ・グレート・展開予測ショー

I・KU・SA(4)


投稿者名:タモ
投稿日時:(03/ 2/20)

鬼ヶ島に着くまでなんの問題もなかった。
しかし美神一行は鬼ヶ島上陸と同時に言葉を失った。
そこにはいくつも鬼の死体が倒れていたからだ。
「同業者に先をこされたわけじゃなさそうね」
最初に口を開いたのは美神だった。
「・・・お・・・おい・・・横島・・・」
「あ・・・ああ・・・すごく強力な霊圧を感じる・・・」
雪之丞や横島もなんとか口を開こうとする。
おキヌやシロ、タマモは強力な霊圧を感じたためにふるえが止まらないでいた。
「みんな気をつけて!近づいてくる!!」
『ウガアアアアア!!』
現れた鬼は赤い色をした鬼でライオンのようなたてがみをしていた。
大きさは2メートルは軽く越えてそうだった。
さらに目は白目でつり上がっている。
「「で・・・でた〜!!」」
「何でこんなやばい霊圧を感じる鬼が生き残ってるのよ!!」
「そんなの俺に聞かんでください!!」
『コイツハイイ、霊力ノ高イ人間ガタクサンイルトハ、
蘇ッタバカリノ俺ツイテル』
「蘇った?じゃああんたは死んでたのに生き返ったっていうの?」
『俺ハ死ンデハイナイ。タダココニ住ンデイル他ノ鬼ドモニ封印サレテイタノダ』
「封印?」
『ダカラ皆殺シニシタ』
「み・・・みなご・・・ってここにいた鬼全部?」
『ソウダ・・・久シブリニ体ヲ動カシテ腹ガ減ッタ・・・
オ前ラノ魂ヲ頂ク!コノ俺覇鬼ノ食事ニナルノダ〜!!』
「食事になるなんて冗談じゃないわ!
横島くん!雪之丞!シロ!行くわよ!タマモはおキヌちゃんをガードしてて!!」
赤鬼覇鬼が襲いかかってきた。

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