ザ・グレート・展開予測ショー

GSアフター一章…終幕(心閉ざしし者)


投稿者名:ルーン
投稿日時:(03/ 2/18)

「あててててっ。まだからだがいてえなぁ…」
「ZZZ…ZZZ…ZZZ」

横島は、あの後息を吹き返し、一命を取り留めた…
そして、今日はそれから五日後…
今日やっと目覚めたのだ。

「ん…君は…」

横島は、自分の胸の上に手をかけて、寝ている少女の姿を見る。

「横島君…目が覚めたのかい?」
「西条じゃねぇか。どうした?」
「まぁそのこに礼を言うんだね。五日間つかず離れずで、看病してくれて居たんだからね。」

そうなのである…ジュリアは、体を洗う時意外ずっと横島の傍にいたのだ。

「そうだったのか…」

横島は、優しい顔で、頭をなでながら呟く…

「くっくっくっ…今の顔は、昔の君には、似合わなかっただろうね。」
「うるせえ!!ほっといてくれ。」

横島は、いました事の気恥ずかしさと馬鹿にされたような気がしたので、赤面した

「まぁ怒らないでくれたまえ。その顔が似合うだけ君が成長したって言っているんだ。」

西条は、やっぱりからかうような口調で、言う。

「けっ。お前に成長したなんて、いわれるたぁな。」
「くっくっくっ…全く自分でも似合わないな。」

横島と西条が、笑っていると、彼女が起きた…

「・・・あっ・・・」
「ああ悪い起こしちまったな。」
「傷の方は?」
「大丈夫だよ。」
(やれやれ。まぁ僕は、ここいらで、おいとまさせていただくとしよう。)

西条は、静かに部屋を出て行く。

「所で、君名前は?」
「名前?私は…AMM…」
「それは、違う。」
「えっ。ナンバーは、名前では、無いの?」
「そうだ。君に両親は居ないのかい?」

横島は、子供をあやすかのように問う。

「居ない…私は、研究所で、創られたから…」
「ごめん…嫌な事思いださせっちまったな…」
「でも、私に優しくしてくれた人ならいる…心の底から…」
「どんな人だったんだい?」
「とっても優しい人…私にいろいろ教えてくれた。」
「・・・」
「でも…今は、死んじゃったの…私をかばった…所為……で…ウックッ…ヒック…」

横島は、涙を流し、すすり泣く彼女を優しく腕で、包む。
痛い体に鞭を打って…そして、ゆっくりと頭をなでる。

「そうか…その人の名前は、分かる?」
「…エリス…F………クローズ…」

やっとの事で、声を出す…

「そうか…じゃ俺が、君の名前をつけてあげよう。」
「…ほんと?…」
「ああ…君の目は、緑…樹木のように優しく穏やかになるためにジュを…それから、君の髪の毛は、瑠璃がかかった蒼銀…だからリを…そして、自分が受けたことを憎まずに皆に愛を…だから…ア。繋げて…」
「ジュリア…」

涙ぐんだ瞳で、横島を見上げながらジュリアは、そう呟く。

「そう…それからエリスさんの苗字をつけて、ジュリア=クローズ…」
「私の…私だけの名前?」
「そうだよ。君のためにつけられた名前だ。」
「ありがとう…」

横島は、抱きつかれた時の感覚により…
プッという音と共に血を鼻から少量出す。
横島は、鼻を片手で、押さえながらなすがままの状態である。
そして、修羅場は、訪れる…

ガチャリ…
ナインテールの少女…
そして、横島の上司…
そして、一人の修羅と一匹の獣…




「横島のバカーーー!!!!」
「ちょっとましになったと思ったら!!」
「!!!!」
「かんべんやーーー!!!」





このあとどうなったのかは、あえて言うまい…
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はぁーやっと終わったぁーー。
この頃、少しコメントくれる人が居なくなって、寂しいです。
まぁ、まだくれる人が居るので、問題は無いんですけどね…
次回は、短編かなんか書こうかなぁ〜。

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