ザ・グレート・展開予測ショー

I・KU・SA(2)


投稿者名:タモ
投稿日時:(03/ 2/17)

公園での除霊を終えて美神一行は事務所に戻っていた。
そして、事務所にはいつもいるはずのない人物がいた。
「おっ!美神に横島達遅かったな」
そこにいるのは香港編の時の格好をしている雪之丞だった。
「なんで雪之丞がここにいるんだ?」
「別にいいじゃねーか横島そんなこと」
「ん?」
「何だ?どうした?」
美神や横島達は客専用のテーブルに注目している。
そこには食べ物の包みやビニール袋が積んであった。
「ああ、これか?悪い悪い、腹が減っててよ〜つい」
「まさかあんたこれ・・・」
「この事務所にある食い物全部食ったんじゃね〜だろうな」
「ん?いや別に、かごに積んであったやつと冷蔵庫に入ってたやつだけだけどな」
「「それが全部なんだっていうの!!」」
美神一行の声がそろった。
「私のとこのタダで食べるなんていい度胸してるじゃないの!!」
「ま・・・まあ、落ち着けよ美神、その代わりいい仕事の依頼紹介するからよ」
「依頼料の8割くれたらこのこと水に流してあげる」
「別にいいぜ、そのくらい」
「で、依頼料はいくらなの?」
「100万円・・・」
しばらく沈黙が流れた。
「え〜っと・・・100万円の8割だから・・・」
「いくらでござる先生?」
「ん〜と・・・」
「そんなので悩むな!!」
「え〜と、うーんと・・・」
二度目の沈黙が流れた。
「ああ!!わかった800ま・・・」
「考えたあげく間違えるな〜!!」
横島に対して美神の激しいつっこみが入った。
「だいたい雪之丞!そんなしけた金でこの私が許すと思ってるの!?」
「思ってね〜よ」
「じゃあ何?あんたもどつかれたいの!?」
「まあ、話を最後まで聞けって」
また沈黙が流れた。
「鬼ヶ島で鬼退治これが俺に頼まれた依頼だ」


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