ザ・グレート・展開予測ショー

I・KU・SA(1)


投稿者名:タモ
投稿日時:(03/ 2/17)

「あ〜あ〜、マイクテスト、マイクテスト」
「ばかなことやってないで早く報告しなさい横島くん!!」
「低級妖怪の群れは美神さんのところに言ってますどうぞ〜。」
「ザコ妖怪で物足りないけど、久々にGS美神令子があんたらを・・・」
とある公園の一本道に妖怪の群れが入ろうとする瞬間美神が姿を現した。
「極楽ヘ行かせてあげるわ!!」
美神は吸引の札を妖怪の群れに向かって構える。
「吸引!!」
『ギシャ〜!!』
「やっぱザコ妖怪だと手応えないわね。」
「はあ〜はあ〜はあ〜、例えサコ妖怪といっても俺がここに追いつめた努力を忘れないでくださいよ。」
横島は妖怪の群れを一本道に追い込むためにずっと走り回っていたのだった。
霊力というより体力のほうで疲れているようだった。
「横島さん、自販機でジュース買ってきますけど何にします?」
「サンキュー、おキヌちゃん、じゃあ『ダカ〜ラ』で・・・」
「拙者もほしいでござる!『やっほ〜お茶』で」
「私『午前の紅茶』にして」
「タマモちゃんは何にする?」
「う〜ん、っていうか私何もしてないよ」
「私も何もしてないし、別にいいよ」
「じゃ『グー』のオレンジで・・・」
見事にみんなバラバラだった。
「じゃあ買ってきますね」
「おキヌ殿も行くでござる」
「はあ〜はあ〜はあ〜、何でシロの奴はあんな元気なんだ」
シロも妖怪の群れを一か所に集めていたのだった。
「まあ〜シロは一応狼だからね、あれくらいじゃ疲れないんでしょう」
「ところで美神さんこんなザコ妖怪の群れの除霊いくらで引き受けたんスか?」
「ボソボソ」
「イ・・・イッセ・・・マ・・・マジでですか〜!!」
「本当よ。」
「けどっスよ・・・」
「私は美神令子よ、それくらい払って当然でしょ」
「う〜ん・・・納得できるような、できないような・・・」

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