ザ・グレート・展開予測ショー

おキヌの一日


投稿者名:ルーン
投稿日時:(03/ 2/13)

「卵さん.お砂糖.小麦粉.バター.クリーム.イチゴでケーキを作りましょう♪」

私は、鼻歌を歌いながら台所に立っています。
何を作っているのかと言うと、鼻歌の通りケーキです。
本来の大きさの十分の一…
何でかって言うと…(///)
うふふふふっ横島さんにだけに食べてもらうんだー
なんたって、今日はバレンタインだもん。

「混ぜて、こねて、オーブンで焼いて、仕上げに一滴愛のエッセンス〜♪」

私は、横島さんの過去をよく知ってる。
タマモちゃんやシロちゃんよりは…
美神さんよりは、知らないけれど美神さんなら大丈夫だよね。
そう言えば…横島さんとの出会いは、変だったなぁー。
私は地縛霊で、横島さんに肩代わりしてもらおうとして…
殺そうとしたんだったよね。

「横島さんど〜です。お味はいかが?お気楽.極楽.クッキング〜。」

それから、人間に戻るまでに、いろいろあったし…
そういえば、人間になってから、一度だけ…
一度だけだけど…
私横島さんに告白したんだよね…
その後何だかんだあって、無い事になっちゃったけど…
少し…
少し残念だったなぁ〜。

「後は、待つだけかな?」

私は、ケーキの生地をオーブンで、焼きにかかる。

「後は、オーブンに任せておけばいいので、私はトッピングする物作っておこう。」

横島さんは、気づいて、くれてるのかなぁ…
私の気持ちに…
でも…それは、気長にやっていけばいいわね。
それにしても、何で弓さん達横島さん嫌うんだろ…
確かにスケベな所は、有るけど、決して悪い人じゃないし…
それに、大切な物は、命に代えても守る人なのに…
でも…
横島さんは、心の底から守りたかった女を助けられなかったんだよね…
今も横島さんの心に…
魂に残ってるルシオラさん…
横島さんにそんなにまで、思われてるなんて…
妬いちゃうな…

チーンッ

「あっ出来た…じゃあ早速クリームを塗って、チョコを…」

私が、ケーキに悪戦苦闘していると二十分経った…

「うんっ。いい出来!!横島さ〜ん。」

私は、横島さんの所へ駆けて行く。
早く横島さんに食べてもらいたいから…
美味しいって…



言ってもらいたいから。

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どうもールーンです。
今回も前のと同じくらいになってしまいました…
今回の作品は、明日がバレンタインなんで、書いてみました…
なんとなくバレンタインになる前に書き上げてしまったので、投稿しました…
楽しんでいただけるのなら幸いです。

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