ザ・グレート・展開予測ショー

父の魂。


投稿者名:中村 守博
投稿日時:(99/ 8/ 8)


 デジャブーランドで、「ボーイ・ミーツ・ガール」の、淡い初恋を
経験したタマモは、意を決して、父親(居るのか?)に、相談してみる。


 タマモ「あのー、お父さん相談したいことがあるんだけど。」
  父親「なんだい、あらたまって?そういえば、頬が紅いぞ、熱でもあるのか?」
 タマモ「実は、お父さん、今日美神さんの仕事で遊園地にいったんだけどー。」
  父親「ああ、知ってるよ。美神さんから宜しくって電話があったよ。」
 タマモ「それで・・・ね・・・お父さん。」
  父親「なんだい?タマモちゃんらしくもない。」←タバコに火を付ける。
 タマモ「私・・・初めて男の子好きになったの・・・。」
  父親「ごほほほ(むせる)なんだって?」
 タマモ「で、その男の子、真友クンって言うの。」
  父親「ふーん・・・。」←震える手で、タバコを消す。
 タマモ「で、真友クンとお付き合いしたいの・・・。」 
  父親「お父さんは許しません、そこに座りなさい、だいたい、タマモちゃんは・・・     くどくどくど(以下1時間経過) 分かりましたか?」 
 タマモ「わかんっないわよっ! クソオヤジっーー!狐火っ!ぼーーー。」 
  父親「親に手を挙げるとはっ!タマモっ!おとーさんは、そんな娘に育てた覚えはあ     りません!」 
 タマモ「うるさいわねーあんたなんか、おとうさんじゃないじゃないっ! いっつも仕     事仕事で、かまってくれないんだものっ!」 
  父親「ぷすぷす(燻るオヤジ(灰))とにかく、話し合いましょうね、タマモっ!      めっ!」
 タマモ「なにょー良いときだけオヤジ面しないでよっ!おとーさんなんかぁ〜。
     わ〜〜ん。(泣く)」 
  父親「よしよし、やっぱり、タマモは私の可愛い娘だ。スリスリ」(頭を撫で撫で)
 タマモ「ぐすん・・・じゃあ、真友くんとつき合ってもいい?」(涙目で見上げる) 
  父親「タマモちゃん?それは、大事な経験だよ、おとーさんは、影から見守っていて     あげる。」 
 タマモ「うんっ。おとーさん大好きっ!」(抱きつき)

     こうして、タマモちゃんは、人間とはじめてのお付き合いを初めたそうな。
     
     めでたし、めでたし、(しかし、真友クンはタマモちゃんと釣り合うのか?)
   
    


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