ザ・グレート・展開予測ショー

逆萌?


投稿者名:トンプソン
投稿日時:(03/ 2/ 8)

お漏らしなんてかっこ悪すぎるわよね。
しかも、私の事務所の前でだったのよ、
わからなくも無いわ。トイレを探してきたのに、
「わっ!で御座る、センセー」
じゃれたシロも悪いとは言えないけど。
その場にしゃがみ込んじゃって泣いてるのよ。
ちょっと哀れだったしね。お客さんが引いちゃうじゃないの。
それに今は冬よ?風邪だってひいちゃうじゃない。
したからね〜。
『・・・あんた。下品よ。令子』
あらそうかな?ママ。まぁいいじゃない。
しょうがないからね。私がバスタブにお湯を張ってあげたの。
ほら何時まで無いてるの?
「うぅ〜、みかみさん。こ。こ」
もぅ、なにごまかそうとしてるのよ。最初から見てたのよ。
「・・・ホントに?」
ばーか、うるうるしても、否定しても見てたのよ。
アンタこのまま帰るワケにはいかないでしょ?
お湯を張ったから風呂に入っておいで。
「・・すいませんですぅ〜ぐっす」
あっ、ちょっと待て。お漏らししたままのズボンで家に入らないでよ。
バケツを持ってきてるから臭いのを入れて頂戴。
ん?ナニしてるのよ。パンツも一緒にいれなさいよ。
恥ずかしがってる場合?バスタオルがあるから、それでも巻いてなさいよ。
「うぅうー。情け無いよぉ」
とっとと、風呂に行け!
さてと。匂いが取れたら洗濯機に入れるか。
でもなぁ。しょうがない、買いにいってやるか。
『何を買いにいったのよ?令子』
しょうがないでしょ?私の家、乾燥機ないからね。男物の下着。
『や、やるわね〜』
そう?でも神父を悩殺したママにはかなわいわよ。
でも流石に恥ずかしかったからね。ちょこっと飲んで言ったわよ。
ウイスキーだったんだけどぉ。
で、私もお風呂場にいったのよ。
「えぇえっ?どーしてよ?」
アレッ?ママしらない?私の家の洗濯機ってお風呂場にあるのよ。
最初はね。お風呂でもないているのか、静かだったわよ。
入るわよ。横島クン。
「えっ?ちょ、な、なな」
洗濯機が中にあるからしょうがないでしょうが。
そうそう。鍵がかかってないのよ。ウチのお風呂って。
ドアをあけたら急いでバスタブのカーテンを閉める音がしたわよ。
「美神さん・・あのぉ〜」
あら、恥ずかしがらずにカーテン開けたら?
なんてね。冗談よ。何固まってるのよ。
「か、固まってなんかないっすよぉ〜」
あっそ。まぁいいわ。ほらアンタにコレあげるから。
っても給料から天引きね。
泣かなくてもいいじゃないの。それに横島クン?はだきゃ帰るつもりだったの?
「そ、そんな事できないっすぅ〜」
そうに決まってるじゃないの。きゃはは。
ほら、パンツとズボンよ。洗面台においておくからね。
「ありがとうですぅ〜」
どんな顔をしてるのよ。気持ち悪い声だしちゃってさ。
あと、少しで今の洗濯物が終わるから、次にいれてあげる。
「・・はいぃ お願いしますぅ」
あらあら。妙に素直ねぇ、しょうがないかもしれないけどさ。
「あのぉ〜」
なぁに?
「ぱ、ぱんつって男物・・っすよねぇ」
ははん。私が男物が買えて?お・ん・な・物よぉ〜レースフリフリのぉ。
「・・・・・ぐっす」
あー、ウソウソ。泣かないでよ。男物よちゃんとしたね。
トランクスって奴だけど。
なかなか可愛いわよ、熊さん柄なんだけど。
『そうね。令子は小さいときからテディ・ベアが好きだったからね』
あら、そうだったの。ママ。
でも。確かにね。
だから、言ってあげたの。
横島クン知らなかった?あたしって熊って結構好きなのよ。
ってね。
あっ。前の洗濯が終わったわね。アンタのズボン入れるわよ。
「お願いするッス」
でもなぁ・・。コレだけじゃ勿体ないしぃ〜汚い洋服は。
「無いですよねぇ」
ん?あったじゃないの。私ってこれ二日間は着てたかしら。
いっか。一緒に洗濯しよっと。
「な、何をやってるんですかっ!」
何って体ごと洗濯する馬鹿がいると思うの?
「えっぇ!じゃ、じゃあ美神さんは今」
へへへー。あてて御覧なさい?
あははは!カーテンあけてやんおぉ。
「ば、バスローブ姿やんけぇ〜!」
当たり前じゃなーいの。でもあんたは?
「ああっ!」
何股間に手をあててるのよぉ〜もうみちゃったよぉ〜。
『・・で、どうだったの?』
さぁ?高校生ならナミなん・・って私がわかるわけないじゃないの。
ママの助平。
『母親に向かってこの子はぁ』
まぁ・・多分被ってるって奴?いや〜ん。私ったらぁ。
でさ。お風呂場の換気扇するのわすれちゃってね。暑かったのよ。
もういや、いいや暑いわ。
「美神さん!えっ。ええ!」
やだなー。ママあたしは下着まであらってなかったのよ。
白いレースのかかった奴だったからね。もう、横島クンたらお顔真っ赤。
カーテンしめてやんの。
あら?いつもなら隠れてみてるんじゃないの?横島クン?
でも、今回は攻守逆転ね。意地悪くカーテンあけてやったのよ。
「美神さん。美神さん。みかみさ〜〜ん!!」
いいこと?覗きってのは嫌でしょ?されると。もうしちゃ駄目よ。
「み、耳に息がかかってますぅ」
ふ〜ん。興奮してるの?
「・・・ひ〜ん」
うふふふ。もう。可愛いぐらいまでモジモジしちゃって。
まさか、もういっかい催してきちゃったの?
「ちかいますよぉ〜・・美神さんのみましたねぇ」
うん、当たり前じゃないのよ。ねぇ。ママ。
『・・・・・』
でさ。
私もよっぱらってたじゃない。力が上手く入らなかったせいかしら。
手をすべらせちゃったのよ。
「だ、大丈夫っすか?」
あら。元気になっちゃって。もう気持ち悪いわ。しょうがないわん。
「な。何を?」
横島クン?水着ならまだしもお風呂に下着はないでしょ?
でもやっぱよっぱらってたから、よね。私もさ、脱いじゃったの。
『令子・・』
なによぉ、そこから先は進展してないわよぉ。
でね。もうかたまっちゃてさ。横島クンは。
あたしも、もう大胆になっちゃってね。横島クンの横に寝そべるようにしてね。
こういったの。
いいこと?今日のコトをみんなに知られたくなかったらおとなしくするのよ。特に女関係は。
『え、えぐいことを言うわね』
言葉だけじゃないわよ。ママ。
たしか、右腕で横島くんの顔を挟んでね。最後には。
「お・も・ら・し・クン」
そしたら、もうやらしいやら、恥ずかしいやらの顔しちゃって、
のぼせちゃったのね。
そして。気を失っちゃったの。
『・・・それから?』
でね。横島クンが目を覚ましたのは私のベット。
「・・美神さんが運んで?」
えぇ、そうよ横島クン。ついでに服も越せてあげたの。
でもさ。男物ってのは初めてだったから、ちょっと失敗しちゃったの。
「・・・前後ろ反対っすぅ〜」
だってさ。
その後はママの知っての通りよ。妙に可愛くなっちゃって。
でもね。一度だけ、依頼人に美人が見えてね。浮気の虫?かな騒いだみたいだから。
「なにを喜んでるの?お・も・ら・し・クン」
って囁いたらさ。おとなしくなちゃって。
可愛いものよね。男の子ってさ。
『あんたも悪い女ね〜』
だって、ママの娘だもん。あっ。そろそろ横島クンが来る頃だから帰るわね。
そうそう、このことは秘密よ。
じゃあね。

『やっぱり美神家の娘なのね、はぁ』
と、美智恵はため息をついたようだ。

FIN

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