ザ・グレート・展開予測ショー

異邦者(外伝)


投稿者名:相良
投稿日時:(03/ 2/ 7)

俺は、横島忠夫…
今年で、十八歳だ。

俺は、幼少の頃から孤独で、俺が、育ったのは孤児院だった。
そんな時、今の俺の両親が、俺を迎えに着た。
俺は、本当に凄く嬉しかった。
勿論俺を引き取ってくれた理由などどうでも良かった。
まぁ俺が大きくなってから理由は、話してくれた。
一度妊娠したが、流産になり、そしてもう子供を産めない体になったらしい。
俺は、引き取ってもらった日から。
周りに、俺が本当の子供でないことを察知されない為に。
父の仮面を被った。
俺は、それからずっと、家族以外の所で、自分を偽り続けた。
だけど…
そんな俺にも心を開ける心友が出来た。
知っての通り銀ちゃんと夏子だ。
勿論最初は、嫌われるのが嫌で、仮面を被ったまま交流をしていた。
けれど、銀ちゃんは。
「なぁ、よこっち。俺に何か隠し事してへんか?」
こう聞いてきた。
銀ちゃんは、俺の本質を見抜いてくれた最初の人だ。
その後は、仮面を脱ぎ捨て、夏子とも交流を深めた。
けれど…幸せは、長く続かなかった。
銀ちゃんは、転校し…
卒業してからは、夏子との交流も切れた。
俺は、それから両親の仕事の都合で、東京に移った。
俺が、高校に入ったとき…
両親の転勤が決まった。
ナルニアに俺を連れて行こうとしたが。
俺は、その話を断った。
もしかしたら俺は、俺がこうしたら日本に残ってくれるかもしれないという淡い機体をしてたのかもしれない。



その後俺は、一人で居る時意外仮面をつけ道化を演じる事にした。
じきに、GS業界に入った。
美神さんは、俺を体のいい丁稚として、こきつかってくれた。
おキヌちゃんは、良く分からなかったが。
銀ちゃんみたいには行かなかったらしく中途半端なところまでもぐりこんでいた。
他に、心を許した…
いや…許しかけている奴は、ピート・雪之丞・タイガーの三人…
そして…
そして、俺が心を許していたのは、今まで生きていた中で、一番愛した女性…
ルシオラ…
今も俺の中で、生き続けている。
俺は、命をかなぐり捨て、俺を救ってくれた女性…
ルシオラに、感嘆した。
俺は、彼女に救われた。
しかし、彼女は、命を落とした。
死…それは、今までは、どうでもいい事そう思っていた。
だけど、今は、誰かが、自分が心を許している誰かが、死ぬのが恐ろしい。
俺は、ルシオラがしんで、さらに道化の仮面が深く沈みこんだ。




けれど…今は、違う俺の身の内を…
心を開いても受け入れてくれる…
新しい家族が、居る…
まぁ一人…一人だけ…
心を開いてくれない人が居るが…
心を閉ざしている所に、共感を覚えた。
これからは、一人じゃない…
人外のものとしてでも…
もう一人は、嫌だ…
絶対に手放さない…
もう、俺の居場所を失いたくなんて無い…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どもっ!!相良っす!!
今回の作品は、ちょっとダークにまとめてみました。
多分こんなの横島じゃない!!
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう方は、どうぞぶちまけてください。
あと、えび団子さんコメントありがとうございました。

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa