ザ・グレート・展開予測ショー

異邦者4


投稿者名:相良
投稿日時:(03/ 2/ 6)

「・・・・・・」
「押し黙ってどうしたの?」

アリスが横島に問いかける。

「なんで、俺あんなに怒ってたんだろうって思ってな…」
「・・・単に嫌いだってだけじゃないの?」
「そんなんじゃない。あいつらの声を聞いてると胸が、締め付けられるように痛いんだ…でも苦痛じゃなかった…多分そんな矛盾に腹が立ったんだろう…」

横島は、アリスに連れられて、アリスたちの基地に来ていた。
その基地は、太平洋の海深くにある。
横島とアリスが、その基地に入り、ミーティングルームのドアを開けて中に入ったとき新たに二人の人がいた。

「アリス遅いですぅ〜。」
「…お帰り……」

一人は、ピンク色の髪の毛をしていて、クリッとした目をしている。
年は…17〜18ぐらいだろう。
もう一人は…一言で言うなら人形だ。
愛くるしい容姿だが、どこかそっけないし、先程の言葉にも、感情が含まれておらず機械が出した複製音みたいだった。
髪は、流れるようなエメラルドグリーンで瞳は、ルビーのように赤い。
年は、14〜16といった所だろう。

「ごめんねぇーそうそう。この人が、私の彼氏!!」
「えっ俺!?」

俺は、突然話しかけられたので、不覚にも驚いてしまった。

「えう〜っ…いいな〜。」
「・・・・・・・・・・」
「そっそれよりさ。自己紹介をしてよ。俺は、横島忠夫年は18だ。」
「私は、ローレシア=クルスって言います。年は、16で〜っす。後趣味は、お料理です。気軽にロレシーって呼んで下さい。」
「・・・・」

もう一人の子は、話そうとしない。

「ねぇ。君のお名前とか聞かせてくれる?」
「…嫌だ…」
「何で?」
「…めんどくさいから…」
「アルッ!!」

冷ややかな答えを返してくる子は、アルと呼ぶらしい。
アリスが、そのアルって子を怒鳴りつけた。

「おっおいアリス。怒鳴りつけるのは…」
「いいえ!!ここは、はっきりとしておきたいんです。大体貴方は、どうしていつもそうなんですか!!」
「……知らない。私は、普通に話してるだけ…」

少しも、動揺を見せないアルちゃん。

「そこら辺にしとけって!!アリス!!」
「横島…あなた私よりその子の…私の妹の肩をもつって言うのっ!?」
「そう…って妹ぉぉぉぉ!!」
「横島の馬鹿ぁぁぁ!!!」

アリスは、いきなり俺にマシンガンを撃ってきた。
勿論文珠で、ガードしたが、ちょっと驚いた…
彼女は、過激派らしい…

「横島さん私は、料理でも作ってますんで、何かあったら呼んで下さい。」
「ああ分かった。」
「・・・」

アルは、一人で何処かに向かった。

「何処に行くんだ?アルちゃん。」
「自室…」

そっけなく返ってきた。

「やっぱりアリスと仲直りをしたほうが…」
「何時もの事…」

アルは、やはりそっけなく答える。

「だからって…」
「早く何処に行って…」
「いやだから俺の話を…」
「改造するわよ……」(ボソリと囁く)
「改造ってどんな風に…」
「こう…」





彼女は、危険だ…
俺は、彼女に何かされたらしいが、何も覚えていない。


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いや〜文章が、変になってら。
何はともあれ、コメントありがとうございました。
この話と、ディスティニィーは、両方創っていきます。
何時更新するか分からないけど…

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