ザ・グレート・展開予測ショー

異邦者3


投稿者名:相良
投稿日時:(03/ 2/ 4)

横島「ちーーーーっす!!!」
美神「随分と嬉しそうね。」
横島「そうっすか?俺は、さっさと仕事に行ってきます!!」

横島は、来たと思ったら、自分がやる仕事リストを引っつかんで、出て行った。

おキヌ「どうしたんですかね横島さん。」
美神「つけるわよ…」
タマモ「私も行っていい?ここに居ても暇だから。」

ちなみに横島は、ここ一ヶ月同じ事をしている。
理由は、ナルこと橘とのデートだ。
勿論美神達はこんな事など知らない。


小三時間が経ち横島は、大手を振って、何処かに行く所だ。

美神「どうやら何処かに行くみたいね…」
おキヌ「美神さんいけませんよこんな事…」
タマモ「なら一人で帰れば?」
おキヌ「そんな〜。」
美神「しっ!!ばれたらどうするの!!」

そしてついていくこと十分…
美神達は、身を凍らせた。

横島「あっいたいた。待った?」
ナル「今来た所。それより今日は、何処に行く?」
横島「まずは、映画でも見に行こうか。」

横島の煩悩は、萎えていた。
横島の煩悩は、自分を快く受け入れる…または、幼児には、殆んど作用しないから

ナル「それもいいけど…ちょっとだけお願いがあるの…聞いてくれる?」
横島「俺に出来る事なら!!」
ナル「ならこれ飲んで。」

ナルが、手渡した物…それは…
透明な液が詰まったガラス瓶。

横島「俺こういうものに…いい思い出ないんだけど…」
ナル「お願いっ!!」

美神達は、ようやく硬直から解放された。
次の瞬間…

美神「横島!!!こいつは、誰!?あんたは、こいつと何やってんの!?」
おキヌ「横島さん…その人彼女ですか…?」
タマモ「まぁこんなことだろうと思ってたけど…」
ナル「早く飲んで!!」
横島「ウグッ!!」

横島は、強制的に飲まされた。

美神「あんた!!うちの丁稚に何飲ませたの!!?」
ナル「刷り込み型暗示薬よ。」
おキヌ「刷り込み型?何です?それ。」
横島「ううっううううぁぁ…」
タマモ「ヨコシマ!!どうしたの!?」

横島に変化が、訪れた。
髪が、脱色されたようになったかと思うと、銀色に光り…
大きく見開いた瞳が、血色の紅に変わった。

ナル「インプリント完了ね…」
美神「あんたは、一体何なの!!?」
ナル「私?私は、ここに生を求める者…」
おキヌ「ええっ!!まさか…まさか侵略者(エイリアン)!?」
ナル「そうなるわ…私の本当の名前は、アリス=フェード…」
タマモ「それは、兎も角ヨコシマに何をしたの!!?」
アリス「百聞は、一見にしかず…ねぇ横島…私強い人が好き…貴方の強い所を見せて…」
アリスは、ねだるような声で、横島に言う

横島「つつつっつつつつよよよつつよよよいいいいいととととっここころろろ?」

少しろれつが回らなくなってるらしい…

アリス「そう…そして、彼女達は、敵…私と貴方の仲を裂く敵よ…だから殺して…」

静かに、そして強く言った。

横島「ああああいいいいいつつつつつつららららわわはははっててててききき…あいつつつらはててきい…あいつらはぁ!!!敵!!」

横島は、大きくそして、力強く目を見開き…霊波をだす。
霊波は、周りの建造物を破壊し…人間の肉を切り裂いた。

美神「なっ…あれは、横島君?あれが…」
おキヌ「横島さん!!正気に戻って!!」
タマモ「そんなの横島らしくないよ!!」
横島「だまれぇぇぇぇぇ!!!」

横島の拳が地面に突き刺さり、アスファルトがめくりあがり、地面がぐしゃぐしゃになった。

横島「俺の何が…何が分かる…(あの頃から*1)、俺は、偽りの仮面を被り続けてきた…そんな俺の心情が貴様らにぃぃぃぃっ!!わかってたまるかぁぁぁっ!!!」

横島は、咆哮した…
そして、馬鹿でかい、霊波球を作り出す。

美神「っく…なんて出力なの!?」
おキヌ「横島さんが…横島さんが…」
タマモ「あんなの横島じゃない…」
横島「俺を不愉快にする奴らめ!!きえろぉぉぉぉっ!!!」

横島の咆哮と供に、投げられる球…
凄い速度で、美神達に迫る。
しかし、何処かで、こんな声が聞こえた…「超加速!!」
その声が聞こえて、少し経った時、彼女らの居た場所は、大きいクレーターになって居た。

アリス「ありがとう…横島…」
横島「はぁはぁはぁ…」

横島の瞳に血がにじむ…

横島「どうして、どうして、涙が流れる!!!不快にさせる奴らを消したのに!!」
アリス「今は、辛いでしょうけど…私が、そばに居て、支えてあげる…」
横島「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!!!!!!」

横島は、彼女の腕の中で、血涙を流し、泣き叫んだ。

*1いつか外伝を書くので、そのときに…

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa