彼の大きさ(6.5)
投稿者名:ANDY
投稿日時:(03/ 1/31)
どこだかわからない空間にいくつかの影が存在していた。
「隊長」
「どうした」
「は。どうやら奴らはえさに食いついたようです」
「ふ。未熟者どもめが。わざわざ己から死のふちへと赴くとはな」
「お〜っと。聞き捨てならないなあ、○○さ〜ん。彼らは僕達の明るいミ・ラ・イへの協力者なんですよ〜。もう少し優しい言い方があるでしょう?」
「・・・考えておこう」
「頼みますよ〜♪あ、キミキミ。お客さんをお迎えする用意をねえ。丁重に頼むよ〜。丁重にねえ♪」
「「「「「「ハ!」」」」」」
そんな会話をして、六つの影は散開し、二つの影だけが残った。
「いや〜。それにしても楽しみだねえ♪」
「ご機嫌だな」
「そりゃあそうですよ〜。なんたって、そうそうお目にかかれないようなモル・・・じゃなくって、お客さんが来るんですからねえ。嬉しくって踊りだしちゃいますよ。ほら!」
そういうと、影のうちの一つが奇妙な動きを見せた。
「・・・わかったから、やめろ」
「あれ?もういいんですか?」
もう一つの影が、げんなりとした声で踊りを止めた。
「で、首尾の方は?」
「まかせてくださいよ〜。ほら、ご覧くださいな。あ、ポチッとな」
どこからか取り出したボタンを押すと、空間からある大きな物体が出てきた。
その姿は・・・
「出来は?」
「能力とかはまだ入ってないけど、単体としてなら百パーセントですよ〜。どうです!○○さん。かっこいいでしょ〜」
「うむ。見事だ。して、名はなんと?」
「あ〜、まだ決めてないんですよ〜。○○さん、決めてもらえます〜?」
「うむ。わかった。そうよの〜、ではこんなのはどうだ?こやつの名は―」
時は、GSチームが作戦を決行する十分前。
今、それぞれの思惑を乗せて幕は上がる。
果たして、主役はどちらなのだろうか?
今までの
コメント:
- はい。なんかいきなり話が思い浮かんだのでここにお届けいたします。
今回は前回予告したように、変化球です!
ええ、そうですとも。
悪魔側の名前を本編で出してないので、○○さん、って表現しちゃいましたとも!
さて、次回はついにガチンコです!(多分)
では、また!
―追伸―
「ホタルちゃん」レギュラー化計画の反響のすごさに驚いてます。
ホタルちゃん、君って人気があったんだねえ(シミジミ)
さて、皆さんのホタルちゃんに対する熱い思いをこの番号まで!!
待ってます! (ANDY)
- 熱い思いを述べ続けると字数オーバーになりそうなので割愛します(笑)。今回で初めて「能面」の8人組がセリフ付きで登場しましたが、何とも癖のある集団ですね(汗)。アノ横島クン行方不明事件に関与していた人物もこの中に(口調からして)居るようですし、今後GSオールスターズがこの「能面」たち相手にどんな戦いを繰り広げてくれるのかが見ものですね。次回も楽しみにしております♪(蛇足な上に、以前第2話でも少し触れたことで恐縮なのですが、出来れば連載モノの場合は1日に1回程度にまとめて投稿された方がログが余計に流れるのを防ぐと共に、こちらコメントをする側としてもコメントがしやすくなります。なるべくでいいですので、ご協力をお願いします) (kitchensink)
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