ザ・グレート・展開予測ショー

伝説の男「ヨコシマン」参上!!!!(ファイナル)


投稿者名:えび団子
投稿日時:(03/ 1/30)

「あああ・・・俺いつもこんなんばっかしやがなーっ!!」

――――――バキッボキッ!!!―――――――

(しばらくお待ちください・・・・・・)

「ふぅ〜、もう出す気になった!?」

「ううう・・・だから本当に出せないんですよ・・・」

「まだ効いてないわねっ!なら、P―――――をこうしてさらにP―――――して
おまけに×××で最後には原型が○○○にしちゃうわよ!!」

―――――いやああああ!そんな、そんなことってないっすよお〜!

絶対絶命の横島に一隻の助け舟が電波を通してやって来た

〜〜〜〜〜プルルルルゥルルゥ〜〜〜〜〜〜〜

「!?」

手が止まる美神

「あ、電話ですね。私がでますよ!」

―――――た、助かった〜!―――――

「はい、美神除霊事務所ですが―――― 」

「もしもし、おキヌちゃん?令子ちゃんはいるかい!?」

電話の相手はオカルトGメンの副総司令官西条だった!誤解のないようここで説明をしておくが何故西条が・副・なのか?理由は美神の母「美智恵」がアシュタロス戦の時急遽、特捜部新隊長に任命された為に西条が副に降格してしまったのである。西条ファンの方には申し訳ないが・・・

「もしもし、西条さん。どうしたの?」

「令子ちゃんか、大変だっ!首都上空で霊による大爆発があったんだ!!詳しいことはまだ分からないけど何でも韋駄天による事件らしいんだが・・・」

「韋駄天ですって!!?」

―――――ドクンッ!!―――――

―――――まさか、家に堕ちて来て横島くんにとり憑いた奴と関係あり!?

「ともかく急いでるんだ!人手が欲しいんだが皆にはもう伝えておいた、後は君だけなんだが・・」

――――――う〜ん、どうしようかな〜!?行ったてどうせ金になんないだろうし

「あ、あの西条さん・・・実は私・・・」

「一億だす!!」

この提案は美神(令子)の行動を踏まえて美智恵が西条に入れ知恵しておいた
そうな・・・

――――チーン¥

「行くわっ♪場所は―――――」


さすがは母

〜〜〜〜〜ガチャンッ!〜〜〜〜〜〜

素早く受話器を置く美神、そして・・・

「横島くん!おキヌちゃん!シロ!タマモ!」

威勢のいい声で点呼する美神と答える仲間たち

「は、はい・・・!」

「承知・・・でござる!」

「・・・・・・分かったわ」

あれ?もう一人いたような!?

「ん!?・・・横島は!?」

ついさっきまで半死状態だった横島の姿が忽然といなくなっていたのだ!

「あ、あれ?横島さんがいない・・・」

「先生ーーー!先生ーーーー!?」

「うるさい!バカ犬っ!!」

――――けど、何処行ったんだろう!?私の超感覚でも気づかなかった・・・

「ったくあンの馬鹿っ!また仕事さぼっ・・・・!?」

「どうかしましたか?美神さん!?」

―――――まさか!!

「美神殿、先生の居場所が分かったんでござるか!?」

「・・・・・・・」

「あいつ〜韋駄天使って一儲け企てたなー!!許さないわ!!この私を出し抜こうなんて100000000年早いわ!」

あああ、ここまで来たら美神さんは誰も止められません〜(泣)今夜の晩御飯何にしようかなっ?って晩御飯食べられるのかな・・・?心配ですぅ〜!頼みますからどうぞ皆が息災でありますように!!



〜〜〜〜〜〜〜首都上空〜〜〜〜〜〜〜〜

―――――ゴゴゴゴゴ!!

「九兵衛め・・・んっ!?」

『うう、ここは一体・・・俺は何を・・・』

「ぬっ、目覚めてしまったか・・・」

『お、お前・・・何勝手に人の体使ってんだよっ!って空飛んでるぅ〜!!」

「精神をかき乱すな横島くん!今きみの体には二つの魂が存在しているのだ。よって精神共有体であり私の能力も君の能力も使用可能なのだ!」

『ううう、やっぱりこんなこったろーと思ったよ・・・』

「しかし、以前の君とは大違いだな、霊力もトップクラスに到達していて・・・ここまでくるのにさぞ苦しく苛酷な日々だったろうに・・」

『いや〜それ程でもあるけどな!ははは・・・ところでお前・・八兵衛だっけ?何でこっち(人間界)に来てんだ!?』

「それがしは・・・それがしは・・」

渋々と口にする八兵衛

「九兵衛の奴が又も・・・」







『なるほどな、それでこっちに来てんのか!』

「かたじけない・・・むっ!来たぞ!!」

青い空、雲ひとつないその空にマントを付け8Tシャツを身に纏い・・・この時期とはおもえぬ短パンで空を舞っていたヨコシマンに対して牙を剥いたのは・・・

「横島あぁーーーー!私を出し抜こうったってそうはいかないわよ!!」

オカルトGメン特殊ヘリから身を乗り出して言っているのは美神令子である!

『み、美神さんっ!!?どうして・・・」

「シロとタマモの超感覚のお陰よ!どんなに速く移動することができる超加速でも極めて微少な霊波が残るはそれを辿って行けばここに辿り着くって寸法よ!」

オカルトGメンの高性能霊波レーダーでも探知できなかったものを超感覚の持ち主シロとタマモは探知できると言う。

「仕方がなかったんでござるよー先生!!そうしなければ拙者が・・・」

「え・・・とその、まあ頑張ってね!」

『あの裏切り者〜!!』

「臆することはない!私たちは何も悪行を働いてないのだ!!」

『お前、分かってねえ〜!美神さんにそう言う一般論は適応しないんじゃあ〜!!あの女の独断と偏見で気に入らないか気に入るかで人間の生死がきまるんだよ!!」

「そ、そうなのか・・・」

一人で自問自答している横島は周りから見るとかなりヤバイ人に見えるだろう。

『もう終わりじゃ・・・俺の人生こんな訳のわかんねえ奴と心中しておわっちまうのか!?』

そうこうしている内に・・・

「撃ちなさい!!」

美神の一声と共に霊射砲が放たれた。一緒にいる西条、シロ、タマモ、おキヌ、冥子、エミ、カオス、マリア、ピート、タイガー、雪乃丞皆が思った・・・美智恵だ。

『うわあああ!助けてえ〜!!』

「心得た!!」

『えっ!?』

瞬間的に超加速にはいったヨコシマン。霊射砲より速く移動し一気に機体の
下に潜り込む。

「あれっ?いないわ!!」

混乱する美神

『あっぶねえ〜』

「美神殿も過激なことがお好きなようだな。」

『そんな問題じゃないだろーが!』

―――――!!!!!!――――――

ヘリのプロペラがない!!機体は一瞬空に浮いた。

「えっ!?」

――――グラッ!―――――

光よりも速い何かがプロペラを捥ぎ取ったのだ。そして
今機体はバランスを崩し真下に向かって急降下しようとしていた。
ここで忘れてはならないのが機体の下に潜りこんでいるヨコシマンだ。
彼の安否は!?

「きゃあ〜ピートー!エミ怖い〜!!」

「こんな状況で抱きつかないでくださいエミさん!!」

「何なの〜落ちてるみたい〜」

「ま、マリア〜!!!」

「ドクター・カオス・どこに・落ちたい?」

「先生ーーーー!!」

「きゃっー!横島さんーーーー!!」

そう、機体はもの凄い速さで急降下していたのだ。

『なっ、美神さん!!』

「こんな事ができるのは一人しかいまい!!九兵衛!!!!」

「ふっ、まだ死んでいなかったか八兵衛よ!」

『こいつが・・・』

八兵衛の決死の自爆作戦も意味がなかったかのように無傷の九兵衛。

「知っていたか八兵衛!?超加速を超える加速を!」

「ああ、知っておる。韋駄天族裏極意の加速・・・「光速超加速」」

超加速では光の速さには勝てないがこの光速超加速なら同等の速さ
まで到達できる裏極意である。

「俺はあの時お前に負けた瞬間からこの極意を磨き上げてきたのだ!もう貴様には俺の前は走らせん!!」

時間はない

「言いたいことはそれだけか!?」

「何ィ!?」

「貴様はもう私に負けているのだ!!」

「口では何とでも言えるものだ!!」

二人の間に電流が走る―――――――――

「試してやろうか!?九兵衛・・・韋駄天の道に背き鬼と化した者の末路を・・」

『あっ!!』

ほんの・・・ほんの一瞬だった。瞬きするかしないかの間に勝負は決していた。
結果は最初から分かっていたのかもしれない!いや、なりたかったのかもしれない・・・九兵衛は最初から自分が敗者に。

「くっ、見事だ八兵衛・・・やはりおぬしだの・・・」

「すまぬな・・・九兵衛」

「光速超加速を・・・極めた男よ・・・」

逝った――――――――

『・・・・・・・』

「勘違いしおって、私はまだ極めていない・・・」

悲しき韋駄天八兵衛・・・

そして


九兵衛・・・・


『そうだ!美神さん!!』

「今からじゃ間に合わん!!」

『諦めんな!!』

―――俺が言ったらおかしいかな?

「しかし・・・」

『結果なんて考えんな!』

「・・・・・・そうだな!私は韋駄天、足の速さでは誰にも負けないはずであった!」

自分に言い聞かす。

「よしっ、行くぞ横島くん!」

『え、行くのか!?』

「当たり前だ!!超加速!!!!!!!」

『うわあああああ!まだ死にたくなあああい!!!!!!』

それでもやはり追いつかない!

「くそっ!やはり・・・」

――――!!?――――

「横島くん!文珠を出すのだ!!」

『何でお前・・・それを知って?』

「君に憑依した時君の深層意識にいたからな!何でも知ってる、私の傷も君の文珠で癒したのだ!」

『てめ〜、ストーカーか!?』

「ともかく時間がない!早く!!」

『ったく!久々に出すぜ!!二文字文珠!!』

―――光速―――超―――加速―――

「こ・・・れは!」

『これで出来るはずだろ!?』

戸惑う八兵衛・・・どうやら邪道と思っているようだ。

「しかし・・・これでは!」

『何格好つけてんだ!やるしかねーだろ!』

「・・・・・・・」

考えこんでいる

『あああ、もうほら使え!!』

「な、何をするのだ!神をも恐れぬ行為だぞ!!」

『こんな時に何ゆーとんじゃ!』

文珠の作用で光速超加速に入るヨコシマン!

「『うおおおおお!間に合え〜」』

そして・・・・

「と、止まった・・・」

驚きの八兵衛。と言うより驚きなのは素手でヘリを持ち上げて
いる所である。さすがは神

『・・・・・・・・』

「ありがとう、横島くん」

『ノッピョッピョ〜ン』

壊れたか・・・

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa