ザ・グレート・展開予測ショー

前途洋々?文化祭 その4


投稿者名:弥三郎
投稿日時:(03/ 1/29)


彼らの仕事が忙しくなってきました。
さて、今回はどうなるのでしょうか?

今回は順番変えて、ルシオラから。

ールシオラの場合ー

「ねぇ、ルシオラさん、この人呼ぶのはどうかしら」
「帝都歯科大学の柳澤教授?ああ、キシリトールの。」
「とっぴんぱらりんぺーけぺけー!!」
「そう、なぜだかしらないけど、うちの高校って虫歯持ってる人多いのよね。」
「で、虫歯予防の講習にと?」
「そ。この案って良くない?」
「ざっぴんばらりんほんにょこにょーん!!」
「‥‥‥‥いいと思うけど、こいつどうする?」
さっきから奇声を上げて踊っているのはルシオラと講演会委員の女の子に止めを刺された川村君。
精神崩壊を起こして今、発狂中である。
「そうね、さらに止めをさす?」
そういって女の子が出してきたのはナチスドイツが使用していた軽機関銃。
「ちょ、ちょっと、そんなもんを乱射したら‥‥」
すでに遅し。女の子は引き金を引いてしまった。
スパパパパパパパパ!!
全弾、川村君に命中。強制終了させられた川村君はゆっくりと地面に崩れ落ちた。
「わああああ!!あなた、取り返しのつかないこと‥‥」
「大丈夫。12,7mmのBB弾、CO2使用で初速170m毎秒。病院送りは間違いないけど死にはしないわ。」
ルシオラは人間界にワルキューレ以上の恐ろしい奴がさらにいたのかと恐れおののいた。(美神さんはすでに認定済み)
「さて、仕事に戻りましょ。で、芸能人だけど新木場ブラザーズでどうかしら?」
「‥‥‥ええ、いいんじゃない?」
その女の子は名前を辻本香織。とある婦警さんの妹らしいが‥‥。

ーピートの場合ー

ピーとは困り果てていた。
女子高生軍団に追い掛け回され、一度は捕捉され、もみくちゃにされたものの離脱。
その後、女子高生軍団を巻いたが、
「ここどこだろう?」
いつの間にか自分が知らない町に入り込んでしまったのだ。電信柱にある住所を見ると一応高校の近くらしい。
「ま、仕事しますか。」
ちょっとよれよれになったポスターを貼ろうとしたときだった。
「あ、ピート様よ!!」
「逃げないうちに捕まえなさい!!」
「ピート様は、私のもの〜〜!!」
丁度交差点のところだ。四方から女子高生軍団がやってくる。
逃げるなら空だ!!
と思ったとき、
バシュウ!!
何かが炸裂した。
「う、体が痺れる‥‥」
「ほーほほほ!私が特別に調合した麻酔ガスですわ!みなさん!捕獲ですわ!!」
とうとうピートは捕獲されてしまった。
「さて、どうしましょう。」
女子高生軍団はみんないっせいに妄想モードへトリップした。
「ピートさまぁ。」
道端を行く人はその異様な集団を見るや、絶句したそうな。

ータイガーの場合ー

「はぁ、はぁ、はぁ」
「あら、お疲れさーん。今度はこれをお願い。」
タイガーは祖母井にこき使われていた。
心の中では
(こんのぉ〜〜あーぱーぶりっこめがぁ!!)
に近いような感情を持っていたのだが、表面に出してそんなことも言えるはずもなく、
「はい、了解ですノー」
などと答えるしかないのであった。
しかし、タイガーの力があってこそ、舞台を早く作れたのも事実であった。
「祖母井さん、あなたは仕事しないのですか?」
「あら、私がこんな汚い仕事やりたくもありませんわ。私はただ、デザインするだけですもの。」
「そんなこと言ってると周りの方から顰蹙を買いますわ。」
「そんなこと知った事ではなくて。」
なぜか上流階級のような会話をしている中で爆弾発言が次々と飛び出してくる。
聞いていたタイガー暴走寸前であった。

ー横島の場合ー

横島は今まで使っていなかった脳味噌も総動員して企画を考えていた。
部門長から
「ルシオラさんを喜ばせてあげられるようなもの作ってみたら?」
といわれたのだ。
(ならば、こんなのはどうだ?いや、こういうのがいいかも!!)
色々考えているようだったが、
「ごほっ、ごほごほっ!!」
(う〜ん、少し寒気がするなぁ。)
横島、どうやら風邪を引いてしまったようだ。
(もう少しでできるんだ!がんばらねば!!)
後にこの無理が大変なことになろうとは誰も思ってなかった。

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