ザ・グレート・展開予測ショー

伝説の男「ヨコシマン」参上!!!!


投稿者名:えび団子
投稿日時:(03/ 1/26)

のどかな日常、平和な日々。しかし、この状況に不満足な一人の女が
いたのであった!そう彼女の名前は美神令子、このGSの世界では
トップクラスの実力の持ち主だ。

「あ〜、暇ねえぇ〜。仕事も来ないし事件も起こんないし・・・」

「いいじゃないっすか!やっぱ日本は平和主義だし♪ってこら離せってシロ!・・・って噛むなあー!!」

相変わらずシロが散歩に連れて行けと五月蠅くらしく必死に葛藤する
横島。それに見飽きたのかタマモが仲裁に入る。

「あんた、毎日毎日バカじゃないの!?」

ここでまたシロが反撃する。

「ふんっ、拙者はトレーニングを兼ねて散歩をしているんでござるよ!毎日毎日ぼーっとしてる狐とは意気込みが違うでござるよ!!」

「・・・ケンカ売ってるのね!?」

何やら非常に険悪な雰囲気に傍から見ればそう見えるだろうがこんな
ことはこの頃日常茶飯事になっている様で横島達もいたって落ち着いてる
様子である。

「買いたいなら売ってやるでござるよっ!ここで本当はどっちが上か白黒つけてやるでござる!!」

霊波刀を放出するシロ、それと同時にタマモも戦闘体勢に入り幻術を
使い横島に変化する。

「はっ?バレてるんでござるよ!」

勢いよく霊波刀は目標目掛けて真っ直ぐに斬りおとされた。その霊波刀は
以前に比べて遥かに威力を増していた。

「うわあああ!!やめろおおーーーシローーーーー!!!」

「命乞いは通用せんでござるよ!!」

       ズゴオオオォオオン!!!!!!!!

「くっ、やったでござるか!?なっ、先生!?」

間一髪の所で文珠で防いだ横島。さすがはシロの師匠だけはあるようだ。

「し、シロ・・・」

________危っぶねえ〜!!もうすこし遅かったら今頃_________

「のっぴょっぴょーん!!」

「あああ、先生・・・拙者は・・・」

「ふっ、バカね・・・・・・」

騙されて背を向けているシロに対して投げつけるように挑発的な
言葉を放つタマモ。

「くっ!小細工なんて使わないで正々堂々と戦えでござる!!」

お互いに睨みあってる二人におキヌちゃんがなだめにくる。

「まあまあ、二人とも仲良くしてね?ねっ?」

おキヌちゃんの一言でやっと冷静さを取り戻したのか床に座るシロ。
タマモも少し離れた所の椅子に腰掛けている。おキヌちゃんはとりあえず
安心した様でお茶でも汲んで来ますねと言ってキッチンの方に歩いて行った。
美神さんも一人物思いにふけっている。

________!!?____________

「来るわ!とうとう来たわね!?」

その言葉に床で寝そべっているシロにも、椅子にもたれいるタマモにも、
お茶を汲んできたおキヌちゃんにも、そして俺にもその言葉は届いた。

「来るって何が来るんスか!?美神さん!」

「この頃、妙に霊達がおとなしいと思ってたけど・・・おそらく私の霊感だけどとてつもなく強大な力がこの街を支配してたんだわ!多分、小竜姫クラスの神族が来てる可能性が高いわね!!」

「私もそう思ってたわ、この以上な霊圧・・・ただ者じゃないわね!」

タマモが美神さんに続きそう付け加える。いつもは冷静沈着なタマモが
少し挙動がおかしい。

「まさに、嵐の前の静けさでござるな・・・」

シロが拳に霊力を込めていった、表情から闘争心がひしひしと
感じられた。

「何なんですか一体!?」

慌てているおキヌちゃん、相も変わらず俺とおキヌちゃんはワンテンポ
気おくれしてしまう。しかし、一体何なんだ!?全く分からん____
こういう事態が一番怖いんや〜〜〜____

ゴオオオォォオオ!!!事務所の外から聞こえてくる音・・・何かが
こっちに突進している。俺の霊感でも分かるくらいの距離まで来ている
らしく何やら嫌な予感・・・いっつも俺が貧乏くじ引かされるからな〜。

「さあ、お出ましよ!!みんな準備はいい!?」

「いつでもいいわよ!!」

「拙者だって!!」

「あああ、・・・」

「嫌じゃ〜!!何かとってもやばい事になりそうな気がするぅ〜!!」






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