ザ・グレート・展開予測ショー

冷しきつねはじめました


投稿者名:ぱらどくす
投稿日時:(99/ 7/26)

タマモが台所にやってくると、おキヌが何か作っています。
タマモ 「おキヌちゃん、これなに? きつねうどん?」
おキヌ 「あら、タマモちゃん。 ちょうどよかった。 ちょっとお味見してみて。」
タマモ 「なにこれ! 冷たい。」
おキヌ 「冷しきつねって言うのよ。 実は、今度引き受けたお仕事に使うの。」
タマモ 「仕事?」
おキヌ 「ええ、最近おうどん屋さんに現れて、お料理の勝負を挑んでくる妖怪がいるんですって。 勝負しなかったり、
負けちゃったりするとお店に通じている地脈の気を枯らしてしまうらしいわ。」
タマモ 「気を枯らす?」
おキヌ 「ええ、『気枯れ』は『汚れ』(ケガレ)に通じるから、飲食業には致命的なんだって。 枯れちゃった気を甦らせ
るためには、霊力をこめたお料理で勝負に勝たなきゃいけないって、美神さんが。」
タマモ 「そのためのメニューが、冷しきつねってわけね。」
おキヌ 「うん。 次に妖怪が現れそうな場所にお店を開いて、妖怪を待ち受けるのよ。」
タマモ 「え! おうどん屋さん開くの。 おもしろそう! 私もやるっ!!」
おキヌ 「ええ、じゃあ、いっしょにやりましょうか。 」

ここで魔鈴登場。

魔鈴 「あら、そんな楽しそうなこと、2人だけでなんてずるいわよ。 私もお店があるからずっとは無理だけど、開店
まではお手伝いするわ。」

一時間後

タマモ 「やっぱり、油揚げはこのお店のが…」
おキヌ 「そうすると、麺は細麺でないとだめですね。」
魔鈴 「でも、調味料はこっちの方が…」
突然
美神 「このマンガは『美○しんぼ』かーっ! あんたたち、採算ってもの考えてよねっ!!」

というわけで、おキヌちゃんとタマモちゃんがうどん屋を開く話です。 制服は民芸調が良い。
オチは負けた妖怪が食い逃げして、おキヌ&タマモが追いかける。 そして、「というわけで、このうどん屋は君の街に
も現れるかもしれないぞ。」というナレーションが入るやつがいーな。
しかし、問題は店の名前をどうするかだな。 ちょうちんに『おキヌちゃん』もいいが、のれんに『うどん処 玉藻』も捨
て難い。
前者は良心的な味と値段を約束してくれそうだし、後者は素材を厳選した、こだわりの逸品がうまそうだ。
悩む! 悩むぞー!!



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