ザ・グレート・展開予測ショー

Wラッキー3


投稿者名:えび団子
投稿日時:(03/ 1/20)

「フオオォォオオオオオオ!」

この世のものとは思えない雄叫びをあげながら猛然と
ガルーダは横島の方に突っ込んで来る、標的以外アウト・オブ・眼中とゆう感じだ!!

「・・・・・・来た・・な!」

「ち・・力が暴発し・・・てます、よ・・・避けて」(ガルーダ語えび団子訳)

徐々にスピードは上がって来ている、常人では見切れない速さだ。

「・・・・・・」

真っすぐに相手を見つめる横島、彼には恐怖はないのか!?
そう周りに思わせるほど彼の周りの気は静まりかえっていた!おそらく
意識のある女生徒達の横島に対する好感度が一気にUPしただろう!

「横島君・・・あなた、頼りないと思ってたけどもうこんなに・・強く!」

言葉に・・・嘘はない

「けど、このままでは直撃をくらうわ!危険よ、横島く・・・んっ〜!?」

「あははは・・・これはきっと夢さ夢なんだ!きっと目を覚ませばあったかいおふとんの中で僕は寝ているんだ・・・」

「現実逃避すんな〜〜〜〜!!!!」(美神、女生徒達)

さっき大ダメージを受けたとは信じがたいスピードで横島に喝をいれる美神と女生徒達!

「考えられない・・・常人のスピードじゃない!ぐふっ!!」

戦う前に美神以上のダメージを受けた横島・・・しかし彼は
こんな戦いを勝ち抜いてきたのである。流血しなかった戦いなど
彼にはないのだ!

「ふふふ・・・傷跡は男の勲章よ!見よ今まで俺が美神さんにつけられた傷をおおぉお!!あ、あれ!?全くない!どうして?」

「一コマ進めばそういう傷はなくなるでしょうが!!」

「け、けど美神さん!これは漫画じゃないし・・・」

       たしかに!!

「別にいいのよ、そんな事言わなきゃ誰も気づかないのよ!って横島君、前!!」

もはや交わせる間合いも、とうに過ぎてしまっていた。ガルーダの
襲撃になすすべなしであった。

「みみみ、美神さーん!助けてええ〜〜〜!!」

    叫ぶまえに何かしろよな・・・(えび団子)

「横島君、あなたのことは永遠に皆の心に残るわ!勇敢に戦ったと後世に伝えてあげるから・・・南無」

「そ、そんなあ〜!俺が死んだあと名前が残ってもちっともうれいかないわー!!絶対生き延びちゃる!!」

「横島さん・・・ごめん・・なさい」

    ガルーダ・・・お前!

ってゆうか言葉分かるのか!?横島君・・・これは読者用だぞ!?

そう言うとガルーダの拳は横島に見事直撃した。その瞬間、床が砕け
周りは塵埃のような煙になって見えなくなってしまった!

「横島くーーーーーーん!!!」

美神の声も爆音に飲み込まれて届かない、死んだのか?
一同にそんな不安がよぎった・・・まさかあのゴキブリ並の
生命力をもつ横島がか!?と言うよりGSでこれ以上キャラが
死んでもいいのか?いや、よくないだろう!しかしな・・・

グオオオォォン・・・煙が晴れていく。横島は無事なのか!?
そして・・・

「フオオオォオォォォオ!!!!」

ガルーダだ・・・

「あああ、死ぬ所だった・・・!」

なんと、ガルーダの拳は横島の10センチ横にずれていたのであった!

「なんで、なんでガルーダの攻撃が!?」

安堵と驚きを隠せない様子の美神にさらに驚かせる
ことがガルーダの10メートル後ろに用意されていた!!

「お、おキヌちゃん!!!」

「えっ、おキヌちゃん!?」(横島)

そこには普段は絶対見られないおキヌちゃんの体操着姿があった。
体操着の想像はみなさんにおまかせします!

「美神さん!それに横島さんも!!大丈夫ですかっ!?」

そう、このガルーダの拳の軌道を変えたのは
ほかならぬ彼女であった。ネクロマンサーの力で霊体を
操作したのであった!霊体と肉体はシンクロしているから
幽体離脱のように意識して肉体と霊体を操作しなければ霊体
を動かすだけで軌道は変わってしまうのだ!しかも、おキヌちゃんは
誰よりも霊体の仕組み、流れを知っているのでやろうとおもえば簡単なのだ!
しかも、ヒャクメからもらった目もありますし。

「お、おキヌちゃ〜ん!ありがと〜・・・ブッ!!」

「あんた、この後に及んでセクハラする気なの!?」

「いや、俺はただ感謝の気持ちを体で表そうと・・・ゴホッオォ!!」

       懲りない横島であった・・・

「んっ!?まてよ、この状況なら・・・」

「どうしたの?何か思いついたの!?」

    グフフフフ・・・俺ってば俺ってばいいこと思いつくぜ!!

「フオオオォオオオオォォ!!!!」

次がくるようだ・・・おキヌのネクロマンサーももう効き
そうにない!とゆうよりもう使えない言う方が適切だろう・・・
ガルーダ相手に一度でも通用したことがほとんど奇跡なのだ。

「まっかせてください!美神さん!!」

「ふんっ、あてにはしてないわよ!!」

「がんばってください!!横島さん・・・」

そうすると横島は今自分に作れるだけの文珠をだした!

「ひい、ふう、みい、・・・6個か!」

なにやら嫌な予感・・・。

「今意識があるのは、ざっと15人か」

「何を始めるんでしょうね、美神さん?」

「・・・・・・・」(美神)

「いっくぞおおお!!!!」

力を込め始めた一体、文珠にこめた力、キーワードは!?

「・脱・!!!!」

「やっぱり、あんのバカ!おキヌちゃん、伏せて!!」

「は、はい!」

横島の文珠が発動するよりわずかに早く美神達は結界を張った!!

「キャアアア〜〜〜!」

眩い光とともに文珠が発動した!そして・・・

「あは、あはあは!女子高生のパンチラ劇は男にとって生唾ゴックンものって言うからな〜!!」

     この男は・・・・

「ったく!!あのバカ!!!」

「横島さんの馬鹿っ!」

二人のことなど見向きもせずセクハラ行為に走る横島だが・・・
そう甘くはなかった。

「ヴオオオォォ!!」

そう言うとガルーダは空に舞い、鋭い蹴りをかましながら美神達に急降下
してくる!!

「み、美神さん!!」

「横島君!来ちゃダメ!!」

その時横島の脳裏によぎったのは、・・・この二人が死ねば俺は
何の為にいるのか分からない!プライドを捨ててまで丁稚奉公して
きたんだぞ、あのボディには傷一つあってはならん!それとおキヌ
ちゃんは優しいし、綺麗だし、なにより世話になりっぱなしだ!

「うおおおおぉおぉぉ!!」

勝負は最初から見えていた煩悩の100%を満たした横島にかなう者
などいないのだ!なぜならアシュタロスに勝った男なのだから!

「翔!!」

これにより超加速並のスピードでガルーダを追い抜き、さらに

「舞!!」

するとガルーダはトランポリンに弾かれたようにもう一度
空中に舞い上がった!

「よし今だ!翔!!」

横島もガルーダの方向に飛んでいった!!

「これで、決める!!」

手の文珠に霊力を込める、しかしながらガルーダの身体能力はケタはずれで
どんなに体勢が崩れようとも射程圏内に入った者を攻撃することができるのだ!!

「横島君、危ない!!」

「逃げてー!横島さん!!」

そして、ガルーダの攻撃は容赦なく横島に振りかかった。

「いやあああ、横島さん!!!」

目をそむけるおキヌ・・・

「・・・・・くっ!」

さすがの美神も手をだせない・・・

「うっうっううう・・・」

女生徒までもが・・・

見ている者を味方にする力・・・期待に応えないはずはない!!

「影!!」

なんとガルーダに貫かれようとしていたのは横島の影だったのだ!

「・・・これで、これで六道女学院の生徒は皆俺の虜じゃあああ!!」

攻撃をからぶって大きく体勢を崩した一瞬のスキをつき

「くらえ!急所ははずしてやる、爆!!」

ボガアアアァァアアン

大きな爆発音と共にガルーダと落ちていった・・・

〜〜〜〜〜〜〜数時間後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「うっ・・・ここは!?」

「保健室よ」

「み、美神さん!それにおキヌちゃんも・・・」

「あれからガルーダは無事吸引したわ、もう一度教育し直しね!!」

「ま、まだやるんスか!?」

「そうよ!私は美神令子よ!!このくらいで諦めるもんですか!」

「ははは・・・」(横島とおキヌ)

「けど、なんで俺助かったんスか!?あんな高いところから落ちたのに・・・」

「ガルーダがあんたをかばって落ちたからよ!」

人造魔族でも使う人間でこんなにも心の優しい魔族も生まれることを
・・・知っておかねばなるまい。

「ガルーダ・・・」

少し心が痛んだ・・・

「シャキッとしなさい!明日から仕事よ!!」

「マジっスかぁ〜!?」

これが美神さんだ・・・少しほっとした

「あ、あの〜、今回のことで俺の給料とか上がったりしませんかね!?」

       ギロッ!

「い、いや!何でもないです〜」

ふぅ〜、と美神さんは息をつき少し顔を赤らめた、そして

「これっきりよ!おキヌちゃん!」

「は、はいぃ!!」

おキヌちゃんも赤くなった。

「!?」

美神さんには右頬に!

おキヌちゃんには左頬に!

「えっ、えええ!」

チュッ♪

      〜〜〜〜〜おしまい!チャンチャン!!〜〜〜〜〜        



































































































































































































































































































































































































































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