ザ・グレート・展開予測ショー

善玉メドーサ編 さらに追加


投稿者名:GR2
投稿日時:(97/10/28)

 チョーシこいて、善玉メドーサ編、見たいシーン、また追加します(い
つか怒られるな・・)

 だんだんと、互いに信頼感がうまれてきた美神とメドーサが、酒をの
みながら二人で話している。
美神「ねえ、あんた心配じゃないの? 旦那のこと・・」
メドーサ「心配? してないね、あんまり。理由その1 あたしがオロオロ
 したってどうなるもんじゃない。理由その2 知ってのとおり、あのバカ
 の生命力はゴキブリ並で、TNT火薬背負って火事場に飛び込んだと
 しても、死ぬようなやつじゃない」
美神「たしかに・・・」
メドーサ「理由その3 もしあいつになにかあったとしても・・・また待てば
 いいだけの話さ。千年や二千年、あいつのためだったらなんでもない
 よ」
 美神、メドーサのこの言葉に、一瞬言葉がつまり、話題をかえる。
美神「・・ねえ、あんたの旦那って、どうなの? その・・こっちのと比べて
 ・・・」
メドーサ「え? 少なくとも外見はいい男だと思うけど・・バカさ加減はど
 っこいどっこいだねえ。・・・何? あんたそんなことに興味あるの?」
 美神、真っ赤になり、うろたえる。
美神「ち、違う。あたしはただ、経営者として、従業員の動向はたとえ別
 の世界とはいっても・・・」
 支離滅裂な話をする美神を見て、メドーサは声をたてて笑う。が、ふと
悲しげな表情になる。
メドーサ「考えてみりゃ、かわいそうだよね、メフィストの奴も・・・あんた
 になることだってできたのに・・・」
美神「え? でもそうなったら・・・」
 メドーサ、美神の言葉の意味に気づく。
メドーサ「そうだね。メフィストの奴があんたになるってことは、あたしの
 方は・・・」
 メドーサ、美神を見つめ微笑みかける。
メドーサ「よかったよ。あんたと別の世界に生まれてさ」
 美神、何と言ってよいかわからなくなり、沈黙する。

 さて、クライマックスは悪玉メフィストと美神の直接対決になりますが
・・・メフィストにとっての美神は、是が非でもつぶさねばならない相手で
しょうし(もしその存在を認めたら、愛情を知らずにそだった自分の人生
を全部否定しなけりゃならなくなる)、美神にとっても、「自分のネガティ
ブな部分が、もっとも醜い形で固まった」メフィストという存在は、同情
しつつも、絶対倒さなければならない存在でしょう。ふたりの間でどんな
会話がかわされ、どんな戦いになるのか・・・。パターンとしては
1.正々堂々とした一騎打ちで、美神が勝つ。
2.土壇場でアシュタロスに見捨てられたメフィストが、自ら命を絶つ。
3.「あっち」と「こっち」のW横島の助けを借りて、メフィストを倒す。
等が考えられます。でも、このシーン、わたしの筆力じゃ到底描写しき
れません。だれか筆力のある方、書いてくれませんかね? どう転んで
も、おもしろいと思うんですけど・・・。
 で、ラストシーン。

 事件解決から約一年後、美神とおキヌが、事務所で年賀状の整理を
している。
キヌ「美神さん、やっぱり年賀状は、来た直後に読んだほうが・・・」
美神「何をいうの、おキヌちゃん。年賀状なんてものは、定型的な文章
 につまらない家族写真。意味のあるのは、お年玉クジだけなのよ!」
 こぶしを握っていいきる美神。
キヌ(なんだかなぁ〜・・・・)
 そのうち、年賀状を見ていたおキヌの手が止まる。
キヌ「あれ・・・美神さん、これ・・・」
美神「え? 一等でも当たったの?」
キヌ「違いますよ」
 おキヌ、美神に年賀状を手渡す。それは、元の世界に無事帰還したメ
ドーサからのものだった。
文面「元気かい? あたしは元気。あれから子供がうまれた。女の子な
 んだけど、ありがたいことにあたし似だ。子持ちになったってのに、あ
 のバカは相変わらず女のシリばかり追っかけてる。いつか殺しちゃう
 かもしれない・・・」
美神(うわ〜・・・)
 文面とは裏腹に、心から幸福そうな横島、そして子供を抱いているメ
ドーサの写真。
文面「追伸 やっぱりあたしの亭主の方が、数倍イイ男だと思う。勝負し
 たとしても、ワンサイドゲームであたしの勝ちだね」
美神(あ〜あ。惚れた女の欲目ってのは、こわいわね。この程度なら、
 こっちの横島クンの方が、よっぽど・・・)
 自分の考えていることに気が付き、うろたえる美神。
美神(な、なにを考えているんだ、あたしは!?)
 そこへ脳天気に横島がはいってくる。
横島「おはようごさいま〜す・・・あれ、年賀状の整理ですか。オレにも見
 せてくださいよ」
 近づいてくる横島を、有無をいわせず殴り倒す美神。
横島「・・ちょっ・・いきなり何するんですか!?」
 何かインネンをつけようとする美神。しかし、口から出たのは次の言葉
である。
美神「いい? メドーサのになんか負けたら、承知しないからね!」
横島「・・・負けるなって・・・何のことです?」
 そのとき美神の脳裏に浮かぶ、さっきの家族写真。が、子供を抱いた
幸せそうなメドーサの表情が、いつのまにか美神自身の笑顔に変わっ
ている。
美神「そんなこと、あんたは知らなくていい!!」
 いつもどおりタコ殴りにされる横島。そして悲鳴。・・・・そしてエンドマー


 


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