あなたのおみくじは？
投稿者名：三遊亭楽栄
投稿日時：(03/ 1/ 6)
今回は、神社にきておりました。
少しばかり遅れたお参りです。
何故なら……
事務所でこんな事が合ったからです。
「ほら、新年は真っ先に私を拝みなさい！」
「なんでです？」
「一応、これでも神の端くれなのよ！」
「…あーたなんか拝んだら、余計に捻くれて荒っぽい性格になりそうな気がするんですけど……」
どがぐわげん！
美神は、横島をノックアウトさせたのです。
そしてそのまま三日間は気絶したまま為、一緒に出られることが無かったそうなのです。
『あーカワイソカワイソ、ナンデナンデコノ世ニ生マレタノ!?』
ぶううーーー！
そしてジンジャエールを飲みながら参拝に向かう一行。
毎年初め、神社で参拝してくじを引くところなのですが……
「うおおおおーーーーーー！
巫女さんの衣装を見ると、つい悶えて襲いたくなるんだあーーー！」
凡能君と横島が衣装姿の巫女に手を出している姿がありました。
はっきり言って、新年早々何をかんがえているのでしょーか？
そして……
ぱぱーーん！
おキヌちゃんの平手打ちが参拝の合図代わりになったところで、
「今年こそ、横島さんのスケベが治りますよーに…」
「同様に、あまりシャワーをのぞかれませんように…」
と祈りを捧げられていました。
今年の2003年は大丈夫なんでしょうかねえ？
『ドッッチラケッ！』
参拝も終えたところで、おみくじを引く一行。
「やった！大吉です！」
と喜ぶおキヌちゃんでした。
横では、三度もくじを引く美神さんの姿が……
「あの、美神さん、そうやって何度も引くなんて非常識じゃないですか？」
「だよなーー、この女が。
ちょっち、今まで引いたのを見せてください。」
気になって仕方ない横島は、美神さんの手から奪い取ろうとしました。
当然、美神さんは渡してなるもんかとガードしました。
「…まさに、これが本当のガードロワイヤル…」
びょごごごっごお！
おキヌちゃんが、駄洒落の嵐を呼んで美神さんを凍らせました。
「さ、寒い…」
凍り付いた今だとばかりに、奪い取った横島は大爆笑。
書いてあったがおみくじの内容が、よっぽど面白かったのです。
「ぷっ！
『卑凶』に『露出凶』!?
美神さんらしいおみくじじゃないッスか！」
「ほっといて！今度こそは…」
ぴらりと巫女さんから頂いたところを覗き見ると、これまた大爆笑！
「『自己酔凶』!?
…なんなんだ、美神さんにお似合いのおみくじ……がっ!?」
ばげぐわどっじゃ！
笑いすぎた挙句、地面に叩きのめされた横島。
美神さんはそこで言い捨てました。
「だったら、アンタ引いてみなさいよ！」
横島は、言葉通りにしぶしぶとおみくじを引きました。
今年も早々と金欠病で、手元に225円しかなかったからです。
「…こんな事で、金使いたくなかったのに…」
ぶつぶつと呟きながら、おみくじを引いて引き換えてもらいました。
すると、横から美神さんが奪い取ったのです。
「ぷっ、あんたも酷い凶じゃないの！
『最凶』なんて出るわけ無いじゃない！
女運…叩かれっぱなし、平手打ちっぱなしの惨い一年になります。
ただし、異性に限らず同性から愛される可能性あり。
金運…大量に貢ぐ事になります。交友関係要注意。
借金取りに追いかけられる一年になりそうです。
さらに、貸していた人には逃げられる可能性が大いにあり。
仕事運…はっきりいって望み薄。
気に入られていた上司に見捨てられる可能性は（椎名）高し。」
……
横島の顔は青ざめるところか紫色になりかけました。
しかし、誰も気がついていませんでした。
神社入口の門の名前のところに、「アルバイト主・ドクターカオス」の名前が張ってあったのですが、
強風で煽られ接がれていたことに。
さて、みなさんの今年のおみくじはどうでしたか？
（横島クンみたいな『最凶』が出ることは無いと思いますが…）
今までの
コメント：
- ＞『卑凶』、『露出凶』、『自己酔凶』
美神にはぴったりの凶やな、これ（爆） (ブラックズキャット)
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