ザ・グレート・展開予測ショー

楽しいすごろく?(4)


投稿者名:3A
投稿日時:(03/ 1/ 3)

「ここは…」
横島は辺りを見回したがなにもない。
「あ〜ピチピチコースやウハウハコースが良かったのに…」
なにも起こらないということは少なくとも恐怖ゾーンよりはマシである。
「ああ…待っていろよ!!ウハウハコース&ピチピチコース!!」
横島の叫びが終わった直後になにか重たいものが直撃した。
「ぐえっ…!!?」
横島は倒れ込んだ。
「あ…横島さん…」
重たいものの正体は小竜姫であった。

「いや〜良かったですねタマモさん。あなた本当にラッキーですよ。」
サンは11個目のおせんべいの袋を破りながら言った。
「ハッピーコースが二回も続くなんて…しかも次のコースは温泉があって疲れがとれますよ。」
「温泉!?」
「ええ…」
サンはおせんべいを食べながら言った。
「………(ゴックン)…ふう〜うまい…ではいってらっしゃい!」
「え…ちょ…ちょ…」
いきなりサンはタマモを次のコースへ移動させた。
「………やっぱり…」
サンは空を見上げてため息をついた。
「もう一個食べよう…」
サンはおせんべいの袋を破った。

「………」
小竜姫はさっきから黙っている。
「あ…あの小竜姫さま…」
「………」
返事は無かった。
どんな恐怖だったかは分からないが少なくともすごいということが横島には予想できた。
「………!?」
その時横島は気付いた。考えてみれば小竜姫と二人っきりなのだ。そしていつもの行動パターンが…
「小竜姫さ……ぐえっ!!?」
横島は地面とキスをした。
「な…なにを考えているんですか!!?」
小竜姫はなぜか顔が赤くなっていた。そして元気(?)になった。

「な…なぜ…拙者が…」
シロは息をきらしながら言った。
「た…たしかに恐怖コースでござる…!」
目が少し潤んでいた。
「…っげ!?み…見つかったでござる!?」
シロは凄いスピードで走り出した。しかし敵も速い。
「……いやでござる〜〜〜!?」
叫んでもこのピンチから逃れられない。敵はもうシロのすぐ後ろにいる。
「先生―――!?助けてほしいでござる〜〜〜!?」

「よし!こんどこそピチピチギャルたちがいる所へ…!」
横島はサイコロを強く握った。
「よ…横島さん…ピチピチギャルがどうかしたんですか?(怒)」
小竜姫から凄まじい怒りが…そして刀を抜こうとしていた。
「え!?い…いえ…なんでもありません!!」
そう言うと横島は素早くサイコロを投げた。(逃げるため)
そして横島は消えた。

「ここは…」
横島は目を覚ました。
「なんか涼しいような…」
そして三秒経って横島は気付いた。
「………なんで落ちてるんだ――――!?」
下を見ると湖や草原が見えたが小さくみえる。間違いなく自分は空から落ちている。
「そ…そうだ!文殊を…」
横島はポケットに入れていた文殊を取り出し飛ぼうとしたが…なぜか文字がでなかった。
「………うっそおおおおお…なんでだあああああ…」

「はあ〜気持ちいい…」
タマモは広い広い温泉の中でニコニコしていた。(一応タオル巻いてます)
現実の世界ではこれほど気持ちいい温泉など入れないだろうと思った。
「はあ〜気持ちいいな〜………うん?なんか上からヒュ―って音が聞こえ………」
言い終わる前にタマモの目の前でなにか落ちて凄い音と水しぶきがした。
「うわああ…ここは!?どこなんだ!?俺は生きてるのか!?」
横島が怪獣の見たいにお湯からでてきた。
「ここは…天国か!?あ!?天使のお姉さんが…」
「え!?え!?ちょ…」
天使に横島は飛び掛る。
「ここは…?」
小竜姫も横島と同じ数字がでて温泉コースへ一瞬で移動した。
しかし、現われた場所は空中ではなく目の前に温泉がある。
「はあ〜どうやら安全な…とこ………」
小竜姫は一瞬固まった。
「………」
その後横島がどうなったかは分からない…(多分血の雨が…)

「ほ…本当に恐怖でござる…」
シロはもうへとへとであった。どれぐらい走ったかわからない。
「げ…!?ま…また来たでござる!?」
しかし気付くのが遅かった。敵は複数いてシロを囲んだ。
「あ…ああ…」
もう逃げ道はない。シロはこれが夢なら覚めてほしいと心から願った。
「注射はいやでござる―――!?」
敵は宙を浮いている注射器だった。しかも大きくて針も太い。
シロじゃなくても嫌だろう。
「嫌でござる――――!!?」
しかし敵は容赦しなかった………

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