ザ・グレート・展開予測ショー

新たなる敵…3


投稿者名:ノリタケ
投稿日時:(03/ 1/ 3)

横島「お前を絶対に!!ゆるさねぇーー!!」


横島の理性が吹き飛んだ時…横島の体に、変調が起きた。
ここは、魔界ゲートの近く…魔界の干渉を少しは、受けている場所。
横島は、ルシオラの…魔族の闘争本能に突き動かされた。
その状態は、暴走…そう言っていいだろう。

横島「くらえーーーーっ!!!!」

横島は霊刀に魔力を注ぎ込んで、黒く巨大な刀になった。
それを、振りかぶり、魔物をなぎ払った。

魔物「ぐぎゃーーーー!!」

魔物の体は、真っ二つに割れた。
横島は、とどめの一撃を繰り出した。
しかし、それは、何者かによって、防がれた。

???「へ〜やっぱ死人じゃ、歯が立たないか流石に。」

横島は前に現れた男によって、美神達の元へ弾き飛ばされた。

美神「横島君!!大丈夫!!?」
横島「ふっーーーふうぅぅぅぅぅ!!!」

横島は、再度攻撃を仕掛けようと、再び立ち上がった。
今度は、強力な魔力を、凝縮した、魔力光弾を放った。
それは、男の結界に当たり、弾け周りを吹き飛ばした…が、

???「でも、アシュタロス兄さんを倒したからって、てんでたいした事無いね。」

男の周りは、全くの無傷であった。

横島「まだまだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

横島は再度魔力刀による攻撃を仕掛けようとしたが。
後ろから、美神に抱きつかれて動きを封じられた。

横島「はなせぇぇぇぇぇ!!!!」
美神「横島!!!正気に戻りなさい!!」
横島「うるせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!はなせぇぇぇぇ!!」

横島は、美神の静止を、振り切ろうと暴れる。

美神「落ち着きなさい!!この馬鹿!!」

美神は、神痛恨で横島をプルパワーで、叩き飛ばす。

横島「うっうううっうっく…」

横島の理性は、そこでやっとまた繋がった。

???「あらららら戻っちゃったね。まあいいや。もう飽きたし、死んでくれよ。」

男は、魔界ゲートを囲むように結界を張り、去っていった。
そして、倒したはずの魔物が、起き上がった。

横島「なっなんだ?なんだ?」
美神「また、来るの!?」

そこに一枚の紙切れが落ちてきた。
その内容はこうである。
「そこに居る奴に、時空破壊弾(1)を埋め込んどいた。後一分で、どがんだ!!
 また、結界を張っているからゲートに干渉は無いが、南極全土は干渉範囲だ。
 では、生き残れたら、また会おう。」

美神「っく…なんて悪知恵の働く奴…」

美神は、苦虫を噛み潰したような顔をしている。
横島は、なにか、決意をしたような顔をしている。

横島「美神さん…皆によろしくお願いいたします!!!」
美神「横島君!?一体何を!!?」

横島は、いきなり走り出した。





爆発まで後10秒
横島は、文珠を二つ握り締めて、化け物に向かって走る。

-5-
横島が、化け物の所につき、美神を振り返りこういった。
横島「美神さん!!今まで…今まで、ありがとうございました!!」
美神は、横島のやる事に気がついて、横島に向かって走りだす。

-4-
美神「ちょっと待ちなさいよ!!あんたは、まだうちでこき使ってやるんだから!!」
横島は、美神の言葉に少し微笑んで、文珠に「転」「移」を書き込む。

-3-
横島は、文珠を発動させた。
美神は、そうはさせまいと、走り続ける。

-2-
横島の姿が、霞み始め…
追いついた、美神の手が空を切った。

-1-
横島は、結界の中に現れた。化け物と一緒に…
そして微笑んだ…
美神「なんで…」










-0-
美神が何か、言いかけたとき…
爆発は起こった。







美神「なんで、私達を残して逝っちゃうのよぉーーー!!!」







普段の美神からは、考えられないセリフ…
彼女も、薄々彼に…横島に、懐いている感情に気づいていたのだ。

こうして、彼女らの仕事は、完了した。
横島という…尊い犠牲を払って。



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ノリタケ「どーもーー今回で新たなる敵から、次のお話へ移ります。その話が終わってからまた新たなる敵に代わりますのでよろしくお願いいたします。」

(1)時空破壊弾・・・爆発した場所から、超小型ブラックホールが発生し、十分間周りのものを吸い込み、別の次元に吹き飛ばす物だ。

追伸…御粗末なものを創ってすいません。

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