ザ・グレート・展開予測ショー

GS美神外伝堕天使降臨?


投稿者名:bannk
投稿日時:(02/12/17)

GS美神外伝堕天使降臨?

プロローグそのU


地上
まくっらな夜空はどこかゆったりとしている雰囲気がある。しかし、そんな雰囲気とは裏腹にこの場所では、同じ竜神族が死闘を繰り広げている。
キン・・・ギン
???「へ、やるねぇ。さすがは噂に名高い小龍姫、だてに神剣の使い手として恐れられてはいないな。」
そう言って小龍姫に斬りかかったのは紫の髪の竜神族。皆さんご存知、ちょっとケバイ感じのおばさ(ギロ!)・・・・・コホン、お姉さんメドーサ(女蝪叉)だ。
小龍姫「それが如何したというのです。殿下に仇なすと言うのなら容赦はしません。」
と言うと同時に二人は距離をとるために後ろにとんだ。
メドーサ「ふん!仇なすんだったら・・・・如何するんだい!」
と言って、また小龍姫に斬りかかって行った。
キン・・・
ギン・・
キン・
何時までも続くと思われた攻防は意外な参入者によって訪れた。
???「チクショオオオーー!!よくもイームをっ・・・!!」
そう言って飛び出して来たのが天竜童子を攫いに来た妖怪コンビの片割れヤームであった。
バチバチッという効果音よく似合うビームが発射された。
小龍姫とメドーサが取っ組み合っている所をピッタリと通過した。
小龍姫とメドーサほぼ同じ瞬間に避けたがメドーサは素早く次の行動に移っていた。
メドーサ「クズが・・・!!」と同時にメドーサの指に霊力が集まる。
小龍姫「やめ・・・「死ね!!」小龍姫の制止の言葉よりも早くメドーサの攻撃が繰り出された。





異次元
それと同じくして異次元のとある空間・・・・
その空間には銀髪の長髪に女みたいな中性的な顔立ちの美青年が浮かんでいた。
???「う〜ん・・・ずいぶんと回復に時間がかかったな・・・・まぁ、いいか。さてと今はだいたいどれ位かな。」
その異次元の空間に浮かんでいたのは死んだと噂されている無限の可能性を持っている神、堕天使ルシフェルである。
ルシフェル「ふぅ・・・回復で10000年も掛かるとは・・・・取り敢えずこの神同士が戦闘している場所に出てみるか。」
そう言うと何処からとも無く長大な大剣を取り出し、そしておもむろに次元を切り裂いた。








地上
ヤーム「危なえっ!!」
メドーサの放った槍の一撃が弱った小龍姫に当たる所をヤームが庇った。
小龍姫「ヤーム・・・!?」
(くっ!!駄目だわこのままでは全滅してしまう)
小龍姫は最悪の事態を思い浮かべてしまったのを振り払うように首を振った。
なぜこうなったと言うと、時間はメドーサがヤームに攻撃した時まで遡る。
メドーサがヤームに放った攻撃を庇った小龍姫が美神に自分のヘアバンドと籠手と神剣を貸し自分は一時逃げたが、自分と同じ力を一時的使える様になった美神でも剣の腕は素人並み、メドーサの相手になるはずも無く苦戦していたが、怪我を負った小龍姫とヤームが加わり少しはマシになった、が頼みの綱の小龍姫が怪我をして戦力にならないので前の様な事に成っているのだ。bybannk



メドーサ「死ねーっ!!」
メドーサの渾身の一撃を放とうとした瞬間、メドーサとは別の圧倒的な霊力が発生した。
ピシ・・・ピシっ・・・・パリーン
そんな嫌な音がして何かが壊れた
メドーサ「なっ!なんだ」
メドーサが慌てて周りを見回すと自分と小龍姫達の間に亀裂が出来ていた。
メドーサ「なんだこの亀裂は?!」
他の者達も同じように驚いている。そして、その亀裂から出てきたのは銀髪に金色の瞳の神秘的な美青年であった。もっとも印象的だったのがその神秘さを出している背中にある六対十二枚の翼である。
ルシフェル「ふぅ・・何をしているのだ?」
高いソプラノ様な声が場違いの場所に響いた。
全員「「「「・・・・・・・はっ」」」」
全員が聞き惚れていたが本人は意味を聞き間違えたみたいだった。その証拠に、こんな事を言い出した。
ルシフェル「ふむ・・・なぜ、神族同士が戦っているのかと聞いている。それに、人間も巻き込んで。」
硬直から立ち直ったメドーサが逆に問い返した。
メドーサ「そんなの敵通しだからに決まってんだろ。それにお前は誰なんだ!!」
メドーサは内心の恐怖を振り払うように聞いた。
(あたしが恐怖を感じているだと!このあたしが!!)
ルシフェル「今から、10000年前にいた神ルシフェルだ。まぁ、今は堕天使ルシフェルと言うがな。コレで良いか・・・・・それにしても、敵通しか10000年も時が経ったのだからしょうがないが、天界も変わったのだな。」
少し冗談交じりに言っていたが、ふと表情が消え、冷たい声で言った。
ルシフェル「おい、お前・・・・消えろ。今なら見逃してやる・・・・」
と、メドーサの方を見ながら言った。言われたメドーサは背筋に冷たいものを感じた。何か言おうとしてルシフェルの目を見た時、本能が逃げろと言い出した。
メドーサ「何で・・・お・おまえなんかに命令されなきゃいけないんだ!」
言った後にメドーサが猛烈に後悔した。なぜなら、その瞬間ルシフェルの目に誰が見ても分るぐらいの殺気が込められていた。
メドーサはルシフェルが偽者だと思っていた。なぜなら、ルシフェルと言う存在は歴史上すでに死んでいるので居ない物だと思っていた、しかしルシフェルの殺気感じ偽者でも本物でも自分では一生かなわない存在だと気づいた。そして、ルシフェルが何か言う前に一目散に逃げ出した、お約束の言葉を残して・・・
それから五分後、小龍姫達も立ち直った。
小龍姫「あ・あの・・・」
小龍姫が恐る恐るルシフェルに尋ねた。その顔が赤くなっていたのは見間違えでは無いだろう。
ルシフェル「何だ?・・ん!お前怪我をしているではないか。」
小龍姫に答えて小龍姫の方を向いたら小龍姫が怪我をしていることに気づき小龍姫に近寄った。
小龍姫「あ・あの・・・」小龍姫の声をさらっと無視しルシフェルは小龍姫の前まで来ると「すまんな、気づかなかった。今治療するから目を閉じていろ。」
と言い小龍姫に「キス」をした。



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