ザ・グレート・展開予測ショー

横島の決断…2


投稿者名:ブリッド
投稿日時:(02/12/ 2)

横島は、少女を自分の部屋に、担ぎこんだ。
・・・相変わらず…汚い部屋だが・・・

「っととりあえず、文珠で傷を癒しておくか…まぁ将来美人になるだろうからなぁ、傷が残ったら嫌だろうし…」

そして、時は過ぎていく…いつの間にか横島も、眠りに着いていた…

どんどんどん!!

けたたましく叩かれるドア…

「う〜〜〜〜…はれ…ここは…」

横島よりも、先に目を覚ました。
すると突然ドアが開かれた。

「先生!!むかえに……………」
「貴女…誰?」

少しの間やけに、静かになったが、次の瞬間…

「先生のロリコーーーン!!!!!!」

横島を、迎えに来たシロは、何処から取り出したのか…石仏を、横島の顔面に、クリティカルヒットさせて、走り去って行った。

「……(汗)大丈夫ですか〜〜〜?もしも〜〜〜し」
(返事が無い…ただの屍の様だ…)

少女は、かわいそうなので、一応横島を、介抱してやった。

「っててててて…あっおはよう。良く眠れたかな?」

横島は、後頭部を摩りながら、(うつ伏せになっていたから)子供にのみ見せる。爽やかな笑顔を、しながら言った。

「あっはい!!危ないところを、助けていただき真に、ありがとうございました。」
「いや当然のことをしたまでさ。所であいつらって何者なんだ?それに君は…」

横島は、守備範囲外の女の子などには、セクハラをしない分かっこよく映る。

「そういえば、申し遅れました。私は、神軍第一番隊隊長のアテナと申します。」

しかし、布団に包まったままでは、迫力に欠けるようなきが…

「ああ…よろしく・・・ちょっとまってくれ…」
「はい?」
「君本当に…神族?」
「無論です。」

こうして横島に、降りかかる災難は、始まった…

「とりあえず聞きますけれど…」
「何かな?」
「私なんで、裸なんです?」

少し顔を赤らめて、布団に包まりながら言う。

「ああ…そういえば、そうだった。君の着てた服ボロボロだし、血まみれだったんで脱がして、タオル巻いておいたんだけど…」

…ピシッ…何かに、ひびがはいった。

「…見られた…私の裸…」

しかし、横島には、聞こえなかった。あまりにも、小さい声だったから…
アテナは外見は、小さくとも…神故に年齢も相当なものだろう

「お〜い大丈夫か〜?」

横島が、目の前で手を振っているが、反応が無く何かを、ずっとつぶやいている。

「見られた…見られた…」

ショックは、大きいらしい…そんな乙女心が、横島に分かるわけも無い。

「このままじゃ拉致が、あかないな…美神さんの所に…」

横島の声をさえぎりドアが開く…

「この鬼畜がーーーー!!!!!!」

声の主は、美神だ。何故か、冷たく光る何かが、後ろに設置してあった。
上の掛け声と供に、横島を天高く上げ飛ばし…ロケットランチャー(改)で狙い撃ち

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

横島は、ぜんだん直撃を受けた…

「この子ね…可哀そうに…まだ幼いのに…」

美神は、放心状態のアテナを布で、包んで事務所に運んでいった。

時と場所が、変わり事務所…
そこには、傷一つ無い横島の元気な姿が…

「…あんた本当に人間!!?」
「いやぁー人間って結構丈夫なんですねぇーははははは!!」

事務所の面々が驚いたと言うより呆れたと言う顔で見ている…
ちなみに横島が、許されたのは、アテナが、正気に戻り弁解したからだ。

「まぁいいわ…それよりこの子誰?」
「あっそれは私が、お話します。」

まぁ軽い自己紹介は省くとして、どういう経路で、ここに来たとか、なぜ横島に助けられたかと言う事を話した。

「最後に…私の…私達、神族の今回の目的を、話します。」
「私が、ここに来たのは、横島さんの身の安全を、守る事と、横島さんの神族への編入です。勿論後者は、強制では、ありませんが…」

少しおもぐらい雰囲気が、漂ったが美神が、口をきった。

「やっぱりね…何時か、こうなるとおもってたわ…」
「美神さん!!なんで…なんで!!横島さんが、狙われるんですか!!」

おキヌが、声を荒げて言う。

「横島さんは、あんなに世界のために貢献したのに!!なんで!!」
「自分で、言うのもなんだけど、『生きた英雄は要らない』ってやつっすか。」
「ええ…文珠は、神魔界にも一握りしか使えない能力なの。それに、あんた魔族の霊的構造を体の中に取り入れて、第二の文珠を、作ったんでしょ…まあようは、あんたが、危険だと思われてんのよ…」
「でもそんなの酷いです…」
「生き物はね…本能的に強い生き物…絶大的な才能などのものには、警戒をするわけ…そして最後は、邪魔を取り除く為に消すのよ…」

その言葉に横島は、俯く。
ちなみにタマモとシロは、何がなんだか分からないので、黙っている。

「美神さん…俺…」
「わかってる…ここを出て行くって、言うんでしょ?私は、止めないわ。」

その言葉におキヌが、切れた。

「横島さん!!!何でここを出て行くだなんて…!!!」
「分かってくれ…俺は、もう大切な人を失いたくないんだ。」

横島は、『忘』をおキヌに当てた。

「横島君、私にも一つ…悲しい思いは、残したくないからね。」

美神も、『忘』を使った。

「タマモ…シロ…これを使うか?」

横島の問いに、二匹は首を横に振った。

「私は、現世での記憶を、大切にしたいから…」
「拙者は、先生との思い出を、失いたくないでござる!!」
「そうか…まぁ二人記憶を消した以上…ここに俺の居場所は、無いな…」
「では…行きましょうか…」
「はい…」

シロたちの目には、しっかりと横島の涙が、見えた…

事務所の外

「本当にあれでよかったんですか?」
「ええ…俺は、神族になります…まあこの場で、俺を消してもらっても、構いませんが…」

そして二人の姿は、この場を離れた。

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どうでしたか?今回の作品は。
また大分短いですね…
つっ次こそは!もっと増やしていきたいです。文字数を!!
それから前回コメントを下さった皆様ありがとうございます!!

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