ザ・グレート・展開予測ショー

GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その18)


投稿者名:TAITAN
投稿日時:(02/11/30)

少年と美神チームとの対決!
果たして・・・・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その18)

ガチャガチャ
「く・・・・・!!これなら!!!」
美神が叫ぶ。
ギューーーーン!!
「なかなか頑張ったね・・・・。でも、甘いよ。」
カキーーーーーーン!!
「あーーーーーーーーーーーー!!!」

『打ったーーーーーーーーーー!!これは大きい!!入ったーーー!!サヨナラ満塁ホームラン!!』

「はい、これでボクの三十連勝だね。」
「く、くぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!」
握り拳をつくって悔しがる美神。
「酷いでござる!ハメ技使うなんて!!」
「フフ〜ン、引っかかる方が悪いのよ。」
向こうでは、シロとタマモが格闘ゲームをして遊んでいる。
「はい、おキヌちゃんの番だよ。」
「はい。あ、1だぁ。」
その隣では、横島とおキヌがボードゲームをしている。


美神たちが呼ばれたのは、ゲームやおもちゃなどがちらばっている部屋であった。
部屋の中心には、ラヴホテルにある、回転ベッドがあった。(シーツなどは違うが)
さらに部屋の壁には、大型ワイドテレビが埋め込まれていた。
「うわ、汚い部屋っスね〜。」
「アンタの部屋ほどじゃないでしょ?」
「・・・・・・。」
言い返すことのできない横島。
「で、ここで戦おうってワケ?」
神通棍を構える美神。
少年はクスリと笑って言った。
「うん、これでね。」
少年は、何かを美神に渡す。
「げ、ゲームぅ!?」
美神に渡されたモノ。それは、ゲームのコントローラであった。
怒り出す美神。
「フザケンじゃないわよ!!何で私がガキの遊びをしなけりゃ・・・・!!」
「それじゃ、最初に野球しようか。一勝するごとに、一千万をあげるよ。」
「のった!!」
少年の肩に手を乗せ、真剣な眼差しをして言う美神。
「のるな〜!!」
横島が叫ぶ。
「一千万なんか大量にもらってどうするんスかぁ!!」
「決まってるでしょ!!このゲームセンターを手に入れて、大儲けするのよ!!」
「無理っスよ!!」
「やってみなきゃ分からないでしょ?」
「み、美神さ〜ん・・・・・。」
汗をタラリと流すおキヌ。
「これでどうでござる!!」
「甘いわっ!!」
すでにシロとタマモは、格闘ゲームで遊んでいる。
「さぁ、勝負よ!!」



「くっそ〜〜〜〜〜!!あと少しだったのに〜!!」
思い切り悔しがる美神。
クスクス笑う少年。
「ねぇ、美神クン。」
「・・・・・・・・何よ!!」
「アシュタロスの気持ちを考えたこと、ある?」
「え?」
驚きの表情を見せる美神。
「何よ。藪から棒に。」
「ボクは分かるんだよ。アシュタロスの気持ちが。」
「何で?」
「アシュタロスは、勇者と同じなんだよ。」
「・・・・・・勇者?」
「そう。勇者ということで、魔王と戦うという使命を強制的に負わなければならなくなり、恐ろしい魔物と戦い、何回も酷い怪我を負いながらも、使命を果たさなければならないため、傷の癒えない体を引きづり、また戦いに駆り出される・・・・。アシュタロスもそうなんだよ。」
「・・・・・・・・。」
黙聴する美神。
その後、少年は、美神に語り始めた。

続く・・・・。

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