こんな展開の方が・・・?4−2
投稿者名:三遊亭楽栄
投稿日時:(02/11/26)
SC15巻収録、「南海の歌合戦」からアナザーストーリー。
セイレーン 「さぁてぇ、つぎは誰が歌うんだい〜?」
冥子とエミが海の底に落ちていった直後であります。
ここでついに、本命の美神が登場するか、しないか、アウトか、セーフか??
などとと思っておりましたが…
横島 「こーなったら、日本全国数百万の女子高生の視線を集めちゃうという、
この俺のヴォイスでとどめを刺しちゃるぜ!
では、ザ・ハイロウズの「Oh Distination」だーー!」
ぐわげんん!
美神の拳が横島を夏木マリの「狙い撃ち」をしました。
美神 「顔と似合わんものを歌うんじゃないっ!
精々アンタは、『シビビーン・ラプソディー』でも歌っとれ!」
しょぼんとフナ虫のように船の底に張り付いて、横島は悲しげに歌っていました。
はっきり言って、うざいの一言でした。
キヌ 「あの美神さん、私に唄わせてくれません?」
美神 「あーーおキヌちゃんなら良いわよ。
グレムリンを追い払った事も有るしね−−。
でも、他に歌、歌えるの?」
キヌ 「え?」
おキヌちゃんは聞き返しました。
何故なら、これは、歌ではなく霊力勝負なのです。
でも、秘密兵器があるとばかり、にこやかに返しました。
キヌ 「最近、覚えた童謡で勝負します。
番号は、○○○○○○……
マリアさん、マイクの音量をSPEED…もとい、MAXに上げてください。」
マリア 「イエス・おキヌ・ちゃん!」
マリアが言われた通りに音量をハウリングの起こりかける限界まで上げました。
すると、ぽこぽんぽんぽんぽこぽこぽこぽこぽこぽんぽん!
と、丸い音が聞こえました。
カオス 「なんじゃなんじゃ、おい!?」
冥子 「まるで〜〜…日本舞踊の〜〜〜ようね〜〜?」
エミ 「これが、童謡なワケ?」
途端、音楽と同時におキヌちゃんの歌が始まりました。
いい声です‥‥と、思いきや………?
おキヌちゃん 「ある〜日 金太が、歩いていると♪
美しいお姫様が逃げてきた〜♪
悪い人に〜ネェ、今おわれているの〜〜お♪
お願いぃー 金太あぁ 守ってーーー!♪」
美神 「ち、ちょっとちょっと待った、その歌もしかして‥‥」
美神と、いつの間にか復活した横島が口を押さえようとしました。
しかし、振りほどいて歌い続けたのです。
おキヌちゃん 「……
金太 守って きんた ま もって♪
キンタマ持って〜〜〜〜〜♪
しか〜し金太はけんかが弱く♪
友達とやっても 負けてしまう〜♪
腕力に 自信のない 金太君♪
けんかはいつ〜も 負けが多いーー♪
金太 負けが多い きんた まけ が おおい♪
キンタマ毛が多い〜〜〜〜〜♪
やが〜て 悪人がやってきた♪
身の丈 2Mもある 大男〜〜お♪
金太と悪人の 大決戦♪
「金太、負けるな」と お姫様あぁ♪
金太 負けるな きんた ま けるな
キンタマ蹴るな〜〜〜〜〜♪」
……ぶほおおっ!
セイレーンは一瞬、血を吐きかけました。
未知の分野の曲だけに、驚きに耐えられなくなったのです。
セイレーン 「だ、頼むがら、やめてぇ〜〜〜!」
しかし、叫びも空しく、おキヌちゃんは乗りに乗ってきました。
おキヌちゃん 「悪人は 金太に おそいかかるぅぅ♪
金太は 思わずとびのいたーーーぁ♪
あそこにあったは、大きな木〜♪
その周りぃを 金太は グルグル まわりだすぅ♪
金太 回った きんた ま わった♪
キンタマ割った〜〜〜おえっ♪
悪人は いつ〜か 目をまわし♪
そのすきぃに お姫様と 逃出したー♪
お姫様の 美しさに 金太君〜♪
目ぇを パチパチ またたいた♪
金太 またたいた きんた ま たたいた♪
キンタマ叩いたーーー痛ぁい♪
しばらく 逝くと ふたーりは♪
おなかがすいたのに 気がついたぁ♪
ふと 見ると マスカットの木が はえている♪
金太は ナイフで 切ったとさ♪
金太 マスカット ナイフで切る きんた ま 「すかっ」 とないふで きる♪
キンタマスカットナイフで切る〜〜〜〜〜痛そ♪」
セイレーン 「ああ、頭が割れるーーーーー!!
ぐわあああああ☆ …… ぐふおおっ!」
セイレーンの防衛霊力のキャパシティは、おキヌちゃんの精神の前に破れました。
そのまま、タイガーウッズ…いや、大河の渦に飲まれ込みしずんでいきましたのでした。
…が、まだ、続きがありました(苦笑)
何しろ、発禁コミックソングに懐かしさを覚えて、乱入したのです。
その人物とは、またも唐巣とピートの二人でした(爆発)
おキヌちゃん、唐巣、ピート 「お腹のふくーれたふたーりはっ♪
さらに 安全なマカオ に行くことにした♪
行けども 行けども マカオは見えずぅぅ♪
お姫様は イライラして 金太に聞いた♪
ネェー 金太まだ? ねぇー きんた まだ?
キンタマだ!
そうしているうちにも 二人は♪
やっとのことーで マカオに着いた♪
金太と お姫様は マカオに着いた♪
やっとのことーでマカオに着いた♪
金太 マカオに着く きんた まかお につく♪
キンタマ顔につく〜〜〜〜〜」
唐巣 「…臭ぁいぃ!」
3人 「マカオに着い〜た 金太君〜♪
知り合いの ビルを 訪ねぇたとき♪
お姫様は そのビルを見て 言ったとさ♪
まぁー金太、わりとましなビルねえぇ♪
まぁー金太、ましなビル きんた ましな びる♪
キンタマ萎びる♪」
ピート 「…可愛そうにぃ!」
3人 「中に入ると だれもいない〜−♪
伝言板に ただ ひとこと書いてあるぅぅ♪
神田さんから 金太君への ことずけでぇ♪
『金太、待つ。 神田』 と 書いてある♪
金太 待つ 神田 きんた まつ かんだ♪
キンタマ掴んだ!」
ココまで歌うと、あとは3人は大合唱です。
その横では、3人以外が耳を塞いで堪えていました。
しかし、例の2人の音痴振りには、もはや数秒も持ちませんでした。
3人 「御存じ 金太の大冒険
これから先はどうなるか
またの機会をごひいきに
それでは皆さん さようなら〜〜〜♪ 」
最期でエコーで締めた頃には、3人の乗る船以外は見えませんでした。
漁船もクジラもサメも、何もかも気絶して海の奥底に消えて行ったのでした。
エミ 「…(ごぼがぼ…誰か……助けて………!!)」
冥子 「………(気絶中)……」
カオス 「ワシの、マリアが、マリアが〜〜〜〜!
折角の海水対策も記憶回路が破壊されてはのう!」
美神 「…なんで、海水の中で平然と会話が出来るのよ、あんた。」
カオス 「お前も、人のこと言えた義理か?」
マリア 「イエス・カオス・回路・オーヴァヒート・してます……!」
今までの
コメント:
- 世間知らずの幽霊のおキヌちゃんが勘違いして金太の大冒険を歌い始めるのはまあ面白いから良いとして、すべて歌わせるのは最悪ですね。
通常の感覚の持ち主ならば、おキヌちゃんが歌い出した直後に(もしくはイントロが流れた直後)全員で止めに入るようにして、令子たちがおキヌちゃんにお説教するような話にすると思いますが……。
もしかしたら、金太の大冒険の歌詞書く事自体が目的だとしたら勘違いも甚だしいです。
何事にも限度というものがあります。
もう少しその辺をわきまえてから、投稿して欲しいと思います。 (JIANG)
- おキヌちゃんがこういう歌を歌うとは思えないんですけど・・・ (koike)
- >koikeさん JIANGさん
以前この人が「《無理に人に合わせるのが苦手な人》を追い詰めたり追い出すような行為は荒らしに等しい」って言ってました。だからさ、ぶっちゃけて言っちゃうと相手すんの止めましょうよ。この人もそれを望んでいるそうですし (ゆうすけ)
- 失敬。このコメントはギャグレキスト氏のコメントでした。しかし、この人もその《無理に人に合わせるのが苦手な人》に該当してると思われるので結論は同じです (ゆうすけ)
- だーかーら、こういうのをかくなっちゅーに!
シモネタ大好きですし、つぼイノリオファンですけどねえ…
表立って書かんでくれ。醍醐味が薄れる! (そーゆー問題か!?)
…せめて、JASRAC管轄外の歌詞を書きましょう♪
(管轄外の歌詞については、ネットで検索するとワンサカ出てくる)
ネタ自体はグーなので反対は入れない。 (ギャグレキスト後藤)
- こうなった方が良いかも。
美神といつの間にやら復活した横島が口を押さえようとしたが、肝心な事を忘れていた。
こういうときに限って「スカッ」とすり抜けてしまった。
エミやも一瞬ばかりに取り押さえようとしたが、どうしてもすり抜けてしまう。
エミ 「何で透き通るワケ!?」
カオス 「まあ、どーせ透き通るような声を発しているからとか、魂の都合のいい概念があるんじゃろ。ずず……」 (ギャグレキスト後藤)
- ごんんっ! と、カオスの頭をハリセンで叩く音がした。
美神 「ゆったりとお茶飲んでる場合か!」
エミ 「このままじゃ、キャラぶっ壊しの好きな作者が続きを書いちゃうワケ!」
その時に、横島は気がついた。
おキヌちゃん 「……お腹のふくーれたふたーりはっ♪
さらに 安全なマカオ に行くことにした♪」 (ギャグレキスト後藤)
- いつの間にか既に7番目に入っていて、セイレーンがいなくなっているのにも拘らず
自己陶酔しきって、小指を立ててマイクを握って熱唱していた。
しかも良く見ると、おキヌちゃんの右隣に唐巣が、左隣にピートがマイクを設置して歌っていた。
唐巣 「…まさに、《『ピー』と》いう歌だけ有るね。」
ピート 「そうですね、じゃあ続きの8番からコーラスはいりますよ!」
……まったくもってボケボケの二人が天然に歌い始めた。
(こうして、本編の8番に続いた……) (ギャグレキスト後藤)
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