ザ・グレート・展開予測ショー

横島君が逆行するお話です。 -プロローグ?-


投稿者名:目玉焼き
投稿日時:(02/10/ 9)

  皆様始めまして、目玉焼きと申します、何分こう言う文章を書くのは小学校の国語の時間以来で御座いますゆえ拙い物とは思いますが、なにとぞご容赦下さい。




―序章―


 二人の人物・・・、

 いや、二つの存在が佇んでいる。

 その二つの存在の内の一方が、そこに漂う重苦しい雰囲気を振り払うように口を開く。

「・・・何でこないな事になってもうたんやろうな。」

 口調こそ砕けた感じの物言いだが、そこから滲み出る雰囲気が彼の言葉を重い物にしていた。

「・・・。」

 もう一方の存在はその言葉を聞いているのか居ないのか目を瞑ったまま虚空を見つめ、何も語ろうとはしない。

「結局の所、わしらのやってきた事っちゅうのは何やったんやろうか。」

 もう一度、今度ははっきりともう一つの存在に語り掛けるように言葉を紡ぐ。

「・・・。」

 しかし、依然としてもう一つの存在は沈黙を守り続ける。

「キーやん、あんさん!?」

フォン。

 その存在がもう一度話し掛けようと声を発した時、何も無かったはずの空間に淡い光が現れ、次いで一人の男が現れた。

「・・・シーやん?、・・・どないしたんやこないな所に。」

 突然の来訪者に言葉を止め、変わりに現れた男に問い掛けるが、その男はそれを丁寧に無視すると、もう一方の存在に話し掛ける。

「----様、例の件ですが・・・、----様は賛同して下さいました、後は貴方の判断しだいで御座います。」

「・・・・・・そうですか、----様が・・・・・・。」

 語り掛けられた存在は、今まで頑なに開こうとしなかったその口を開きポツリとそう洩らすが、呟いた後再びその口を固く閉ざしてしまう。

「・・・シーやん?、アッちゃんが賛同て何の事や?。」

「----様?、----様からお聞きに為っておられないのですか?。」

「キーやんに?、どう言うこっちゃ?」

 無視される形になった存在が、まるで意味のわからぬ会話に疑問符を浮かべて男に問い掛けるが、逆に問い返されて益々疑問符を増やす。

「・・・。」

 しかし、事態の当人であるはずの「彼」は、相変わらず何かを思い悩んでいるかの様に黙して語らない。

「・・・分かりました、では----様にも私の方から事情を説明致しましょう。」

 この状況を見かねたのか男がそう申し出て、説明を始める。









「・・・そんな事が、・・・あんさん・・・本気なんか。」

「もちろんですとも、終焉を迎えようとしているこの世界を救う為には他に方法などないでしょう。」

 男が話し終えた後、その話を聞かされた存在がそう問いかける。しかし問い掛けられた男は平然とそう言ってのける。

「・・・・。」

 男の言葉を認めたくは無い、しかし否定の言葉も見つからないため沈黙するが、ふとある男の顔が脳裏を過る。(もしこの事が「アイツ」に知られたら)、そう思いその事を口に出してみる。

「・・・せやけどその方法やと、・・・「アイツ」が黙ってへんのとちゃうか?。」

「その事でしたら心配は御座いません、「彼」の存在も、取るであろうその行動も、私の計画の内で御座いますので。」

「・・・せやけど、・・・」

「それとも、何か他に方法があると言うのですか?。」

 男は平然と答える。「彼」は更に何か言おうとしたが、最後のその言葉に口を紡ぐほか無かった。





そして。



その会話の行われたその後、



その世界から・・・、



いや、その時の流れの中から、



あらゆる存在がその姿を消した。






つづく?





作者の戯言

 どうも皆様、目玉焼きで御座います。
 ここを読んでいらっしゃると言う事は、この若輩者の駄文を最後まで読んでくださった仏のようなお方だと存じ上げますが、如何でしたでしょうか。
 こんな短いゴミのような物では感想も糞も無いとは思いますが何か一言でも良いのでお言葉を頂けるようお願い致します。(でも、出来たら罵詈雑言のみとかゆうのは勘弁してください)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa