ザ・グレート・展開予測ショー

ベルト


投稿者名:ベルゲパンター
投稿日時:(02/10/ 2)

ジリリリリリリリリリリリリリリン・・・・・・・・・・・!!

「うーん、もう朝かあ・・」
 めざまし時計のけたたましい音に起こされて、今日もいつもどうりの平和な?日が始まるはずだった。
 洗面所で顔を洗って、歯を磨き、身支度の準備をし着替える。
「あれ?ベルトのバックルが壊れかけてる。しゃーないなー」
 横島はペンチを持ってきてバックルを矯正する。
「よっしゃ、ああ、腹減った。さて、美神さんとこ行くか」
 除霊の手伝いとは建前でバスルーム覗きと飯をたかりに事務所へ急ぐ。      「ちわーす!!」
「あ、横島さんおはようございます」
「あ、おはよー」
「せんせ──――――――――――――!!」
 シロが横島の顔をなめにとびかかる。と、そのとき・・・・・

 バチッ!

 何かが外れる音がして、さらに・・・

 ずるーと、何かがずり下がる。

 一瞬の出来事だった。

「わ、やめろ顔をなめ・・ん!?」
「ぺろぺろ・・・・・ん?あ、先生・・・・・」
「どうしました二人と・・・・・・・!?」
 おキヌの目にはシロが飛びかかった際、ベルトのバックルが外れ、ズボンが見事に下がってしまった横島の上にシロが重なるようによこたわっているのが目に入った。
「せ、先生・・・・・大胆でござる・・・でも、拙者まだ心の準備が・・あ、でも、先生 がどうしてもっていうなら拙者・・・・・」
 顔を赤くしながらつぶやくシロ
「え、で―――――なんじゃこりゃー!俺は決してロリのケは・・・あ、おキヌちゃん、 これは事故で・・・・・・」
「ほー、朝っぱらから大胆で元気がいいわねえ。いわつるア○○ンってやつかしら?あ、 あれは外でやるから・・・・・・はっ、何言ってんのかしら私、とにかく、横島君、  覚悟はできてるでしょうねえ?」
 美神は朝なので笑んでいたが、目は笑っていなかった。
「え、いや、あ、その、あのですねこれには深い訳が・・・・」
 横島は顔を真っ赤にしながら冷や汗を流す。が、同時に緊張のためか、シロをおし離そ うとシロをつかんでいた腕に力が入る。
「あん、先生、そんなに力んでは嫌でござるうぅ♪」
「あっ、こら、余計のことを・・・」
「さあて、用意をいいかしらよ・こ・し・ま・くうん♪」
 いつのまにやら美神の両手にイングラムがしっかりと握られている。
「嗚呼、あの時、めんどくさがらずベルトを代えとけばよかったあぁぁぁ・・・・・」
 

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