ザ・グレート・展開予測ショー

I Shall Retaran (4)


投稿者名:ベルゲパンター
投稿日時:(02/ 9/30)

先日はお騒がせしてどうもすいませんでした。
 なお、補足ですが、敵が使用した銃弾は西条が使用していたものと同様のものです。一方、わんさか出てきた、幽霊や妖怪たちは、破魔札を破って再出現させたものです。(強引ですが、ご勘弁を・・)
 なお、銃器類の説明をしてほしいというご要望もあったので、説明させていただきます。
MP5・・・戦後西ドイツのH&K社によって開発されたサブマシンガンで、従来のサブマシンガンに比べて抜群の命中精度を誇る。装弾数はショートマガジンが15発で、ロングマガジンが30発。種類はたくさんあり、ノーマルタイプ、サイレンサーを装備したMP5SDタイプ(シャルダン、消音を意味する)、さらに小型化したMP5K(クルツ、短いを意味する)。世界各国で特殊部隊に採用され、わが国でもSATや、機動隊、総理官邸の警備隊も装備している。なお、映画でもよく登場する人気の高い銃でもある。
 余談ですが、昨日日曜洋画劇場でやっていた{トゥモロー・ネバー・ダイズ)で、後半でジェームズ・ボンドが撃ちまくっていたマシンガンはMP5Kです。

 M203グレネードランチャー・・・ベトナム戦争中アメリカ軍は、M79グレネードランチャー(TN2でシュワちゃんがパトカーにぶちこんだ)を使用していたが、普通のライフルぐらいサイズがあって、弾が切れたとき他に身を守れるものといったら、拳銃ぐらいしかなかったので、そこで、自軍のアサルトライフルにグレネードランチャーを装備して、より強化を図ったものである。これはなかなかよくて、湾岸戦争、今回のアフガンでも使用されて今日にいたっている。


 ああ、ながーーー、というかほとんど銃器解説になってしまった。

 気を取り直して・・

「くそ、なかなか手ごわいな・・・少し、甘く見すぎていたようだ。しめていくぞ。」
 と、今頃、なにをあたりまえのことを言っているのか。
「よし、突撃開始!・・・」
《あんたたち、降伏しなさああい!!》
 いきなり、甲高い女の叫び声が響き、ずっこける一同・・・
「なんだ、いきなり!?」
「突然、降伏しろと・・・何がいいたいんだ?」
 とまどう、隊員をよそに、
《もう一度言う、さっさと武器を捨てて投降しなさい。あんたたちは包囲されてんのよ。》
一同「何いいいっ!!」
 慌てて外を見るとICPOと側面に書かれた車が何台も待機しており、建物をICPOの特殊部隊が囲んでいる。その上空にはヘリが待機しており、隣のビルには狙撃班がこちらに銃口を向けている。
《あんたたちが、魔族の傭兵ということはわかっているわ。》
「な、なぜそれを?」
《あんたたちがここに来る以前に分かっていたわ。人間のスパイ網を甘くみたわね今なら尋問(と書いて、拷問と読む)と長期拘留、その間事務所で少し雑用(と書いて長期の強制労働)ですませてあげるわ。あんたたちの家族はみな泣いているわ。抵抗すれば死あるのみよ》
「どっちもいやじゃああ!!」
「なんだ、その2・26事件のような言いぐさは!」
「この人間の革をかぶった悪魔め!」
《あんたたちにそんなこと言われる筋合いはないわよ!!前世が魔族だったからなんだっていうのよ!!そんなに人のいうこと聞かなければ・・・・西条さんお願い!》
《え?いや、しかし、令子ちゃん。それはまずいだろ。C4(プラスチック爆弾)で地上の事務所ごとあとかたもなく吹き飛ばすとは・・・第一、人工幽霊一号はどうなるんだい?》
「美神オーナー、それは困ります。冥界でもとのオーナーが泣きますし、私の存在も危う くなります。」
《しょうがないわ。こいつらが悪いんだから。恨むんならこいつらを恨みなさい。さあ、西条さん!》
《こればっかりはやりすぎでは・・・・?(汗)》
《あー、もううるさいわね!貸しなさい!》
《れ、令子ちゃん、はやまったまねは・・》
「(げ、こいつは本気だ・・・)」
 そして、今まさにボタンが押されようとしたとき
「分かった、分かったから降伏する。だからボタン押さないでくれええ」
「うちには俺の帰りをまっとる女房と子供がああ」
 こうして、魔族の傭兵の一団は降伏した。後の調査で彼らはある上級魔族にやとわれて美神を殺害の任務を承った。武器は魔界の銃では人間界での弾薬等の補給が困難なことから人間界の武器を購入したのも分かった。一応、彼らは魔族専用に拘置所に抑留されることになった。

 その頃、魔界では、
「傭兵の一団が降伏しましたが、よろしいのでしょうか?」
「かまわん、彼らには殺せとしか命令を下していないし、もしもの場合はここから遠隔操作で安楽死だ。ところで、作戦の準備は進んでいるか?」
「はっ、着々と進んでおります。今日は例のものが20台到着いたしました。」
「うむ、これで140台か、あの国のは安くてよい。」
「しかし、あなたがふたたびよみがえるとは、しかも元に・・・」
 パアン!
「それを言うなと前から言っておるのにしょうがない奴だ。おーい、誰か、こいつを運び 出せ」
「了解!」
「それにしても、あそこで制御不能になれなければこんなことにはならなかったのに、美 神め、捕らえたら、殺して山の中に埋めてやる。そして数年後に変わり果てた姿で発見 されましたと、テレビのニュースでリポートされるがよい」

 その頃の横島・・・
 いつもどうり午前の授業だけを済まし、事務所へと急ぐ横島。と、そこへ
 ヒューーン!!
 と、上空から何かが彼めがけて襲い掛かる。
「ちっ、」
 舌打ちして、相手の攻撃をかわすと霊破刀で相手を切ったが、敵の破片が横島の腕をかすめた。
「ってえ!何なんだ。いきなり、まあいいや、後でおキヌちゃんに治療してもらおう」
 このとき、傷口から超小型の発信機が体内に入りこんだがを彼は、
「ん、何か変だなあ、でもたいしたことないや」
 と、気にもしなかった

 続く

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