ザ・グレート・展開予測ショー

GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その10)


投稿者名:TAITAN
投稿日時:(02/ 9/24)

さぁ、10回目!!
さて、壁を壊しに行くかぁ♪(遅いって)
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GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その10)

ドイツ ベルリン
東西ドイツが統一され、すでに11年。
冷戦も終結し、ピリピリしたムードも、すでに消え去った。
犯人を捜しに来たのに、美神たちはすっかり観光ムード一色である。
「み、美神さ〜ん。まだ買うんスか〜?」
「当たり前よ!ほしい物がたくさんあるんだから!!」
「美神さん、今日の夕食分買って来ました。」
おキヌは、食べ物と飲み物がたくさん入った紙袋を2つ持っていた。
楽しく買い物をする美神一行。
その時、向こうに橙色の髪をしたドイツ人女性と、気弱そうな青年を見かけた。
「ちょっと!早くしなさいよ!!まったく、ホントにとろいんだから!!」
「わ、分かってるよ・・・・。ったく、明日香は人使い荒いんだから・・・・。」
「何か言った!?」
「いや、別に・・・・。」
それが遠くに行くのを見て、横島は呟いた。
「美神さん。あれって、セカンドとサード・・・・・。」
「しーーーーーー!!サードインパクトを起こさせたいの!!アンタ!!!」
サードインパクトを想像して、顔を真っ青にしながら、首をブルブルと横に振る横島。
「でも、どうするんですか、美神さん?今日の宿。」
「大丈夫よ。ちょっといわくつきの宿見つけたからv」


ベルリン郊外
そこにあった1軒の屋敷。
そこは、あのアドルフ・ヒットラーの使っていた別荘である。
「い、いいんスか?ここ使って。」
「大丈夫よ。水道管とガス管は引いたから。」
「・・・・・・・・はははははは。」
汗を垂らしながら、苦笑する横島、おキヌ。


夕食・・・・。
「うまい!!こらうまい!!」
「本当ですか?」
「うまいよ、おキヌちゃん!!」
「う、嬉しいです!!どんどん食べてください!!」
テーブルに並べられた料理を平らげていく横島。
それを見て、呆れながらワインを口に運ぶ美神。
こうして、楽しい夕食は過ぎていった。

グーグーグー・・・・・・。
食事を済ませた美神たちは、床についた。
寝息を立てる美神、横島、おキヌ・・・・。
鼾をかいて眠る横島。
そこに、1人の人影が現れる。
その手には、長剣が握れれている。
その凶刃が、横島の顔に向かって、下ろされた。

続く・・・・。

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