ザ・グレート・展開予測ショー

GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その6)


投稿者名:TAITAN
投稿日時:(02/ 9/20)

さて、5回目・・・・。
ほんじゃま、いってみますか。(ル○ン三世の声マネ)
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GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その6)

タクシーでアパッチを追っていた美神たちがたどり着いたのは、アメリカのシンボル「自由の女神」の見える公園だった。
その公園のベンチに、1人のコートを着た者がいた。
そのスタイルから見て、女性だろう。
そう横島は確信した。
コートを着た者は、ゆっくりと立ち上がり、美神の前に立ちはだかった。
「貴方が、事件を起こした犯人の1人?」
美神が聞くと、コートを着た者は、口元を歪ませ、微笑みを作った。
そして、コートを脱ぎ捨てる。
絹のローブを体に巻きつけ、金色の髪と、銀色の瞳をした女性である。
しかし、背中に、白色と黒色の翼が生えていた。
「う、うおーーーーーーーー!!」
異常な興奮を示す横島。
それを殴り倒す美神。
「貴方が、堕天使レプリカ・・・・。」
「YES I AM。」
レプリカはニコリと微笑みながら言った。
その笑みは、清らかなように見えて、妖艶な感じを漂わせる。
3人は、背中に冷たい感触が伝わった。
「あ〜あ。あの旅客機事故で死ぬと思ったのに・・・・・。」
レプリカは頬をプゥと膨らまして言った。
「まるで幸運の神フォーチュン並みの悪運ね。」
「だったら、私はその幸運の神のもう1つの顔になろうかしら。」
フォーチュンのもう1つの顔、それは、不幸の女神・・・・。
「私、不幸にはなりたくないんだけど・・・・。」
「だったら、極楽に行かせてあげるわ!!」
美神は、ムチ状になった神通棍で、レプリカを攻撃する。
それを、ヒラリと避けるレプリカ。
「貴方たちの相手は、私じゃないわ。この玩具よ。」
レプリカがそう言うと、突如、無人アパッチが出現する。
「さぁ、貴方たちの力、教えて頂戴。」
アパッチのバルカンを、逃げながら避ける3人。
しかしアパッチはミサイルで攻撃をしてきた。
ドゴーーーーーーー!!
地面に衝突したミサイルは爆発し、爆煙が巻き起こる。
(やられた!!)
美神は心でそう思った。
爆煙のせいで、バルカンの弾やミサイルが見えなくなってしまったのである。
そして、
「あうっ!!」
おキヌは右足に、弾が一発当たり、その場で倒れた。
「おキヌちゃん!!」
おキヌの所へ向かう横島。
そこに、アパッチからのミサイルが現れる。
「!!」
横島は、瞬時に霊波刀を出し、ミサイルを2つに割った。
斬られたミサイルは、横島の後方で爆発する。
爆風が起こり、それからおキヌを守る横島。
横島は、おキヌを公園の外にあった巨木の下に寝かせ、美神の援護に向かった。
「く!!このままじゃ!!」
すでに美神の体力は限界にきていた。
その時、爆煙の隙間からアパッチが見えた。
それに気付いた横島は、美神に向かって叫ぶ。
「美神さん!!どいて!!」
その声に驚いた美神は、体を、横に動かす。
そして、
「どっせーーーーーーい!!」
横島は、自分の手のひらに出来ていた霊気の盾サイキック・ソーサーをアパッチに向かって投げつける。
それは正確に、アパッチに命中した。
ドッゴォォォーーーーーーーーーーー!!
空中で爆発するアパッチ。
煙が消え去ると、レプリカは拍手をしていた。
「ブラボー、ブラボー。見事なチームワークですこと・・・・・・。」
「今度は、アンタの番よ!」
レプリカに指を指す美神。
「いいわよ。じっくりと遊んであげる。」
レプリカは、妖艶な笑みを浮かべた。

続く・・・・。

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