GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その4)
投稿者名:TAITAN
投稿日時:(02/ 9/18)
ね、眠い・・・・・。
てなわけで、4回目です。
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GS美神 極楽大作戦! サイレント・オブ・ジョーカー(その4)
「ふふふふ・・・・・。一千万両。」
ニューヨーク行きの旅客機に乗った美神たち3人。
旅客機に乗った美神は、ずっと、その言葉を繰り返していた。
その隣の席では、スチュワーデスに手を出し、袋叩きにされ、血塗れの横島と、それを必死で治療しているおキヌの姿があった。
「あと1時間か・・・・・。」
美神がそう呟いた瞬間、突然旅客機が揺れた。
「な、なんだなんだ!!」
「キャーーーーー!!」
席のあちこちから、悲鳴などが聞こえる。
「霊気!?」
席から立ち、美神は、横島とおキヌに呼びかける。
「横島クン、おキヌちゃん。着いてきて。」
「え?あぁ!」
返答もなしに、2人を引きずっていく美神。
「ちょ、ちょっと、お客様!!」
スチュワーデスの制止を振り切り、美神たちは、操縦室へ入った。
そこには、失神しているパイロット2人の姿があった。
美神が計器を確かめる。
計器のメーターは、ぐるぐると回転していた。
「故障・・・・、じゃないわね。」
「な、何があったんですか?」
「霊波による計器の混乱よ。このままmだと、墜落するわ・・・・。」
「えぇ!?マジっスか!?」
「・・・・・・・。」
「ちょっと、待て。」
気配を消して立ち去ろうとした美神を、横島が呼び止める。
この時、横島は、GSランクで、美神を上回っていたため、呼び止めるような行為が出来るようになった。目覚しい成長である。
「どこ行くんスか?」
「え?乗客にこの事を知らせようと・・・・・。」
すでに美神の額からは、冷汗がだらだら出ていた。
「だったら、そのリュック置いていってください。」
横島は、美神の持っていたリュック(脱出用パラシュート)を指差して言った。
「あぁもう!!分かったわよ!!」
美神は、パイロットをどかし、操縦席に座り、半分ヤケ気味な状態のまま、操縦桿を握った。
「くそーーーーーーー!!覚えてなさいよーーーーーーー!!!」
後に戦う敵に対して、叫ぶ美神。
その後、なんとか美神の乗った旅客機は、海上着陸に成功し、美神たちは、ニューヨークの大地を踏んだのであった。
なお、救出されたスチュワーデスは、
「魔女が操縦していた。」
と、警察に言ったという・・・・・。
続く・・・・。
今までの
コメント:
- あの、TAITANさん体調の方は大丈夫でしょうか? 前回コメントにも書きましたが、飽くまでご自分が余裕を持てる程度のペースでも大丈夫ですので(汗)。てっきりまたあのストーカーの悪霊を登場するかと思っておりました(爆)。多少は以前より成長している横島クンの冷静な突っ込みも違和感を感じませんでした。目的地に着くまでも既に波乱が待ち構えていましたが、いよいよ敵に近づき始めたら今度はどんな困難に迎えられるのでしょうか? 次回も楽しみにしております♪ (kitchensink)
- 「やれやれだぜ」
というわけで、こんにちわ、りおんです。
いいですね〜。特に自分ひとり脱出しようとする美神にすかさず突っ込む横島。そして一千万両にちょっといっちゃってる美神。いったい彼女の操縦テクはどんなものだったのか(爆
続きを期待させてくれる非常にいい話だったと思います。次回も楽しみにしています。
余談ですが、飛行機(旅客機)に詳しい方、コクピットはまだグラスコクピットにはなっていないんでしょうか?というか旅客機のMFD装備率というのはどれくらいなのでしょうか?こういうところで聞く話ではないのですが、もし答えていただけるのなら談義のほうへでも。では。 (りおん)
- 私も以前に申しましたがご自分のペースを大事にしてください。『栄養ドリンク飲んで…』とか『眠い…』とか仰るくらいの状況でしたら、無理をせずに投稿に費やす時間を睡眠なり、休憩なりに使ってください。まあ、初めの時に中毒的に小説を書きたくなる気持ちは私も経験済みですが(苦笑)。『横島が美神さんを呼び止める』という光景もなんだか不思議な感じですね。美神さんの『自己中&お金好き』が拝められて良かったです♪(爆) (マサ)
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