ザ・グレート・展開予測ショー

学園祭(in横島)1


投稿者名:ゲン
投稿日時:(02/ 9/16)

どうも初めまして、ゲンというものです。皆様の素晴らしい作品を呼んでいたら、
自分も何か書いてみたい。っと思いまして投稿しました。
皆様これから先よろしくお願いします。


アシュタロスとの壮絶な戦いから数ヶ月が過ぎ、季節は秋へと変わり始めていた。
いつもと変わりない事務所、そこから話は始まる。

「学園祭?」
美神が今日の仕事の稼ぎを数えながらたずねる。
「ええ、今週の土日におれの学校で学園祭があるんですよ。あんまり学校に行っていなくてもこういう行事ぐらいは出ておきたいですからね」
横島が苦笑しながら答える。
「そういうわけなんで土日はちょっと休ませてもらいます」
「そりゃあ、別に仕事が入ってないからいいけど、そういうのはもうちょっと早めに言いなさいよ」
「そうですよ、横島さん」
美神もおキヌちゃんも少々呆れているようだ
「いやぁ、昨日久しぶりに学校に行ったらそのこと聞いたんですよ」
ズルッ(×2)
「あんたねぇ(怒)」
「先生、祝連載ってなんでござるか?」
ズザァッ(×3)
「祝連載じゃなくて楽宴祭って言ったのよ、バカ犬」
「せっしゃ犬ではなくて狼でござる」
バカはいいのか?
「シロ、祝連載じゃなくて学園祭。タマモ、読みはあってるけど字が違ってるぞ」
「学園祭って言うのは・・(略)・・ってことを行う行事の名称よ」
オキヌがわかりやすく説明する
「へえ、そうなのでござるか、先生は一体何をするのでござるか?」
「ん〜と、確かたこ焼き屋じゃなかったかな?」
「ねえ、油揚げ屋や、うどん屋はないの?」
「うどん屋はあるかもしれんが油揚げ屋は流石にないと思うぞ(汗)」
「ふ〜ん」
シロとタマモの質問に答える。
「あの〜、横島さんの学園祭に行ってもいいですか?」
「あっ、拙者も行きたいでござる!」
「わたしも!」
おキヌちゃんの質問にシロ、タマモも続く
「えっ、そりゃあいいけど、多分面白いものはあんまり無いと思うぞ」
「「「それでもいい(です)(でござる)!!!」」」
三人の声の強さに流石の横島も多少気圧される
「わ、わかった、それじゃあ11時頃に俺の教室に来てくれ、案内するから」
「「「は〜い」」」

「横島君、私も行くわよ」
「「「「えっ」」」」
全員驚きの声をあげる。
そりゃあそうだろう、こういうものに最も関心がなさそうな人物がいくといっているのだから
「な、なんでですか?」
横島がどもりながらたずねる
「以前人形を貸したことがあったでしょう・・・あれ以来あの映画研究部の作品を見たくてたまらないのよ!!!」
横島とオキヌちゃんは納得したようだが、シロタマはよくわかってないようである
「それと横島君、明日はくるでしょう?そのときにプログラム表を持ってきなさい」
「わかりました」
横島と美神の会話が終わると時計が鳴った
何時かと思って見てみればすでに7時をさしている
「あっ、もうこんな時間ですね、私晩御飯作ってきます。横島さんも食べていきますよね?」
「・・・えっ。ああ、お願いするよ」
横島の返事を聞くとおキヌは台所へと向かっていった。
横島は悩んでいた
この3人(おキヌちゃん除く)がきて学園祭を無事に行うことが出来るのだろうか・・・と
(下手したら退学する羽目になるかもしれんな〜)
そんなことを考えていたらおキヌちゃんの声が聞こえてきた。晩御飯が出来たようである
横島は悩むのを止め、台所へと向かった
学園祭まで後数日、横島の不安は日に日に募っていくのであった

つづく

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