ザ・グレート・展開予測ショー

ドクターカオスとその友(デート2)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 9/ 7)

サングラスをかけ帽子をかぶり黒いコートを着ている少し小柄な人物が遊園地の入り口に入る。そしてこそこそしながら…はっきり言って目立つ。
「なんで私が…」
言うまでもなくタマモである。その理由は横島とテレサのデートを監視するように美神に命令されたからである。きつねうどん三杯でつられたのを後悔する。
「やっぱり五杯にしとけば良かった…」
しっかり横島を監視しながら言った。

「それでどれ乗るの?」
テレサは周りをキョロキョロ見ながら言った。
「そうだな〜」
横島は上機嫌だ。

「観覧車か…」
タマモは横島たちから少し距離をおきながら尾行していくと横島たちは観覧車の中に入った。
「これじゃ監視できないわね…」
タマモがそんなこと言ってると子どもの声が聞こえた。
「ママー!変な人がいるー!」
「見ちゃダメ!」
「なんでー?」
そんな声が聞こえた。
「…変な人ってだれかしら?」
自分だとは思ってない。

「なかなかいい眺めね…」
「そうだな。」
横島は心の中で少し驚いていた。以前のテレサといまのテレサは全然感じがする。
(人間になって変わったのかな?)
「きれい…」
もう普通の女の子みたいだった。とてもあのテレサとは思えない。

「ぎゃああああ…!?」
横島とテレサはジェットコースターに乗っている。
「気持ちいい〜」
テレサはこのスリルを楽しんでいる。
「気持ちいい〜」
タマモも楽しんでいた。

「つ…疲れた…」
ベンチに座る。相当疲れたみたいだ。
「情けないわねー」
まだまだ元気のテレサ。
「またジェットコースター乗りたいんだけど…」
「た…たのむからそれだけは…もう10回も乗ったじゃねえか…?」

「はあ〜別にカメラ持っていく必要なかったわね…」
尾行といえばやっぱりカメラが必要と美神に持たされたがあんまり必要ではなかったみたいだ。
「荷物になっただけね…」
まあしかし一枚ぐらい撮ろうと思い横島とテレサの方にカメラを向ける。

「もう少し休憩させてくれ…」
「だらしないわよ。」
そう言って横島の腕を引っ張るテレサ。
「わかったよ…」
横島が立とうとしたらテレサはバナナの皮を踏んでしまった。
「あ!?」
滑ってテレサは後ろのほうへ倒れる。横島もテレサに腕を引っ張られていたので前へ倒れる。

カシャ!
「まずいの撮っちゃったかしら…?」
けして狙ったわけではないが偶然にも撮ってしまった…これを美神さんやおキヌちゃん、シロに見せたら血の雨が…
「キスシーンを…撮っちゃった…」
はたしてこれを見せるべきか?それとも見せないほうがいいか?









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