長老の悩み
投稿者名:みそすーぷ
投稿日時:(02/ 9/ 6)
「ふぅ・・・」
今日も長老はため息をついていた。
最近では珍しくも無い。
「長老・・・」
側近たちもそんな長老を見ては、ため息の理由を探している。
そう
誰も長老の悩みを知らないからだ。
「シロが出て行ってから、はや、半年・・・」
「一向に戻ってこん」
「たまには、戻ってきて修行の成果を見せてもらいたいもんじゃ」
物憂さ気に、そう一人語る長老
「・・・長老は、シロのことを心配されていたのか」
「流石に長老。唯一出て行ったシロの心配をなされている」
側近たちも長老のため息の理由をしり、感激している
と、側近の一人がもらした
「・・・なぁ、ここ(人狼の里)に、シロ以外雌っていたか?」
「・・・・」
「・・・・」
しばらくの沈黙
そして
「母上がいるじゃないか・・・」
「そうだよ、いるじゃないか・・・」
「母上達の他にも・・・いるんじゃないか?」
少し寂しげにそう答える、側近
しばらく側近たちの間で、同じような会話が繰り返されていた
「シロ・・・」
長老の言葉を聞くものがいなくなり
長老の本心は、結局隠されたままとなった。
「(シロ・・・・早く帰って来い)」
「(シロ・・・)」
「(お土産は、○ティ○リーチ○ムでいいぞ)」
・・・
長老の口からは、涎がたれていましたとさ。
おしまい
今までの
コメント:
- 始めまして。みそすーぷと名乗らせていただきます。ココの作品を読んでいて、自分でも何か書きたくなったので書いてみました。ほかの方があまり書かないようなことを書いてみたかったので・・・。すでに誰かが書いていたら申し訳無いです。全部は読みきれていないので・・・。なにぶん始めて書いてみたので、おかしいところ満載でしょうが、ご指摘いただくとありがたいです。(突っ込み大歓迎(笑)
これからも、たびたび書いていきたいと感じていますので、よろしくお願いいたします。
(文章が短いのはお許しください&基本的に一話完結の短文で行きたいと思っています) (みそすーぷ)
- 長老の最後のつぶやきが4コマ漫画のオチみたいで笑えました。 (JIANG)
- 一瞬長老がシロに懸想していると勘違いした私はダメでしょうか?(挨拶) みそすーぷさん、初めまして。こちらはkitchensink(キッチンシンク)と申します。以後よろしくお願いします♪ 最近ではこう言った小ネタモノをお書きになる方もめっきり減ってしまいましたので、個人的にも大歓迎であります(笑)。最後の意外な結末が笑えました。初投稿お疲れ様です♪ (kitchensink)
- 切味ある小話でした。
僕も長老がシロに惚れてるかと思いました(爆)
これからも度々書かれるということなので、次回投稿も楽しみにしてますね♪ (ヨハン・リーヴァ)
- 初めまして、マサと申します。もしかしたら里の殆どの者が待ち侘びているかも知れない事なので、別に長老がどうとか言う問題でもないんですけどね(笑)。しかし、シロはタマモが居る限り事務所に居座るかもしれないですね…(汗)。長老、ならびに里の皆様の幸福は何時になることやら(苦笑)。次回作を楽しみにしております♪ (マサ)
- JIANGさん、ありがとうございます。
4コマ好きなんで(笑 結構、こんな作風になってしまうかと思います。
kitchensinkさん、ありがとうございます。
これからも、小ネタを中心に書いてきますので、よろしくお願いします。
そのうち長いのがかけるようになると嬉しいですが。
ヨハン・リーヴァさん、ありがとうございます。
切味・・・うれしいです(喜 惚れているように受けとることも出来ますね・・・
それはそれで面白いかも(笑
マサさん、ありがとうございます。
長老が一番インパクトがあるかな?と思い、長老に決定しました。
あの里の男女比率を知りたいなァ、と書きながら思ってしまったので、途中にあのような文ができました(笑 (みそすーぷ)
- 今後も、マイナーキャラ中心に頑張って書いていきたいと思います!
次は・・・誰がいいかな? (みそすーぷ)
- 長老……。フェンリル戦の時の、あの凛々しい姿はいったい何処に……。 (黒犬)
- えへへー。私もすっかり騙されちゃいました♪(=^w^=) (猫姫)
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