ザ・グレート・展開予測ショー

横島最試練…5


投稿者名:ノリ
投稿日時:(02/ 8/29)

看護婦『血圧低下!!!』

医者『電気ショック!!!』

ドフンッ!!ドフンッ!!

横島はいま集中治療室に入っている

横島の意識…

横島『ここは…暗くて…寒くて…何も無い…俺は死ぬのか…守るとか言いながら…何も守れていないまま…』

そこにぼんやりと人影が現れる

?『それは違う!!貴方はちゃんと守ってる!!』

横島『誰だ?…まあいい話し相手が欲しかったしな…で俺が何を守ったって言うんだ…』
?『それは心…』

横島『心?』

?『そう…彼女たちの心を守ってたじゃない!!』

横島『俺が美神さんやタマモ・シロ・おキヌちゃん達の心を守ってただって?』

横島は信じられないといった顔で言う

?『そうよ。貴方は気づいていないでしょうけれど人は…一人では生きていけれない…支えになってくれる人がいないと…』

横島『俺が支えに?そんな事は無いさ…事務所の皆は美神さんを頼ってるだろうし美神さんは隊長を頼ってる…』

?『貴方はとことん自分を否定するのね…』

影は悲しそうに言う

横島『それはそうさ…俺は一匹の蛍すら守れなかった男だからな…』

?『それはどうかしら…心だけでも救われたんじゃないの?』

横島『無事でなければ守ったといえない…』

横島の体がぶれる

?『あらそろそろ目覚めるのね…じゃあね。』

横島『それよりお前は…』

横島はそこを消える前に一匹の蛍を見た…

横島(ルシオラ…お前には助けてもらってばかりだな…)

横島が目覚めるとそこには

何時ものメンバーが眠っていた

横島『俺は恵まれてるよな…』

横島がそうつぶやいたとき

キヌ『ふぁ…あっ!横島さん!!目が覚めたんですね!!』

キヌが飛び起きる

横島『まだ体は動かないけどね…』

そして次々と眠りから覚めていくメンバー

シロ『先生ーーーーーーーーーー!!!!!』

シロは目覚めるなりいきなり抱きついてぺろぺろと顔をなめまわす

横島『シロ…痛い…』

シロ『ごめんでござる!!』

タマモは…

タマモ『横島…』

横島『ん?』

タマモ『ありがと…』

タマモは横島にだけ聞こえるように言った

横島『どういたしまして。』

美神は…

美神『あんたそのくらい文殊で治せばいいのに。』

横島『無茶言わんといてください。霊力もぎりぎりなんすから。』

美神『まあ一応礼を言っとくわタマモ助けてくれてありがとね。』

そしてあれから一ヶ月…

横島は退院した

横島は今妙神山に居る(門の少し前)

横島『小竜姫様…お話が…』

小竜姫『…分かっています…帰るのでしょう?』

横島『許してもらえますか?』

小竜姫『本当なら許せませんけれど特別です。』

左『しかしそれでは…』

右『そうでございます!ここの規則を破るなど…』

小竜姫『大丈夫です。このことは事前に師匠の了解も得ていますから。』

横島の顔が明るくなった

横島『小竜姫様!!ありがとうございます!!』

横島はとっさに小竜姫の手を握る

鬼門『気安く触るなーー!!』

鬼門の扉攻撃x2

ガスッ!

横島の後頭部にヒットして横島の頭は…

パスッ…

横島の顔から小竜姫の胸へ…

小竜姫『横島さん私の気が変わらないうちにここから去りなさい…』

小竜姫の顔は笑っているが口調や気配が全く別物である

横島『失礼しましたーーーー!!!!』

横島は物凄いスピードで駆け出して行った

そして事務所

キヌ『横島さん何時帰ってくるんでしょう…』

シロ『早く先生と散歩したいでござる…』

コンコン

美神『おキヌちゃん出てくれる?』

キヌ『分かりました。』

タマモ『これが横島なら…』

シロ『タマモ…先生のこと言ってなかったでござるか?』

タマモ『……気のせいよ……』

シロ『……の間が怪しいでござる!!』

シロタマの口論が始まった

そして…

キヌ『横島さん!!』

キヌは横島に抱きつくがすぐに顔を赤らめて離れる

横島『ただいま!!美神さん帰ってきました!!』

美神『それじゃこれ…』

横島の前に契約書類が…

横島『これは…』

美神『そりゃあんたの仕事…まさか代償無しに休めるとは思って無かったわよね?』

横島『もっもちろん。』(退院そうそう怪我したくないからな…)

横島は冷や汗を流している

美神『仕事量は二十件…アシスタントはあんたが給料払うなら可。』

横島『すぐに行って来ます!』

タマモが横島に近づいていき

タマモ『横島私が着いていってあげようか?』

横島『好意はありがたいけど給料が…』

タマモ『きつねうどん一杯でいいから。』

横島『二十件で?』

タマモ『勿論。』

そこに新たなる影…

シロ『タマモ…抜け駆けはずるいでござる!!』

タマモ『抜け駆けって…』

シロ『とにかく先生は拙者と一緒に行くんでござる!!』

タマモ『やろうっての!』

シロ『望む所でござる!!』

シロタマ戦闘態勢…

横島『二人ともよせって!!どっちとも連れてってやるから!!』

シロ『しかし…』

タマモ『…』

横島『シロは散歩タマモはきつねうどんでいいな?』

シロ『ここは仕方ないでござる…先生の好意に背くわけにはいかないでござるからな…』
タマモ『まあきつねうどんが食べれればいいか…』

しかし二人とも言葉とは裏腹に何か考えているようだ…

横島(…俺には見える…邪悪なオーラが…)

こうして横島は事務所に戻った…                   終了

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ノリ『身勝手で終わってすみません…』

ノリ『最初は横島の性格が思いっきりダークになってますが…(私が普通に書くと大体こんなふうになっちゃうんです…)』

ノリ『こんなダメな私に喝を入れてください…反対票お待ちしております…』

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