ザ・グレート・展開予測ショー

学園物語(4)


投稿者名:ZIN
投稿日時:(02/ 8/11)

この物語は煩悩が霊力の源である横島忠夫の学園物語である。
横島の霊力が上がってるようだが果たして・・・

『あらん(ハート)すごい霊力ねん、あなたの生気も頂くわん(ハート)』
「・・・・・・」
『カモ〜ン(ハート)』
「もう我慢できないっス!」
横島は市松人形に飛び掛かろうとした。
が、飛び掛かる寸前で令子が横島の足を引っ掛けた。
ビタン!
「何するんスか!これからいいとこなんや邪魔せんといて!」
「助けてあげたのに助けない方がよかった?」
「助けた?」
「あんたの担任見てみなさい。」
「へ?」
横島は自分の担任を見る。
すると、なぜか首を吊ろうとしている。
「あはあはあは、もう死の、あはあはあは・・・」
「首吊り反対!首吊り反対!」
横島はそう言いながら担任を取り押さえつけるが、ジタバタするので取り押さえる事ができないでいる。そこへ令子が担任の腹にエルボーを食らわす。
それで静かになった。
「あ・・・あの、美神さんでしたっけ、これは一体どういう事でせう?」
「この市松人形には生気を吸われると生きる気力を無くす霊が取り付いてるのよ。」
「生きる気力を無くすって死ぬって事っスか!?」
「そういう事。」
「けど、俺は俺は・・・そこに俺を惑わす女がいるからヤル!!」
横島は市松人形に飛び掛かった。
『あは〜ん(ハート)積極的ねん坊や。』
市松人形は様子を見ている。
横島は市松人形の動きを封じた。
(バンダナ少年の霊力、動きの速さ・・・これはつかえる!)
令子は何かをひらめいた。
「(ま、それは後にして、まずこの人形を除霊しないと)
バンダナ少年!その人形から離れないでよ!」
「当然じゃないっスか!」
『あらん、もっと強い霊力がするわん。』
令子は神通棍に霊力を集中させている。
『あわわ、坊やちょっと離れてん(ハート)』
「いやじゃ〜!」
令子は神通棍で横島の後頭部ごと殴り掛かった。
バキッ
「うがっ!」
『あらん、攻撃に失敗したようねん。』
「そうでもないわよ。」
令子が横島の後頭部に神通棍で殴り掛かった事ににより
行き場のなくなった煩悩エネルギーが暴走して市松人形を光に包んだ。



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