ザ・グレート・展開予測ショー

悪夢ふたたび(1)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 8/10)

「なんでわざわざ横島くんが修行から帰ってくるっていうだけでパティーを開かなきゃいけないわけ?」
今日横島が修行が終わり帰ってくる日だ。おキヌは横島が修行が終わった祝いをしたいと思っていた。
「で…でも…横島さん、きっと喜びますよ!」
ここは強く言うおキヌ。
「わ…わかったわよ…しょうがないわね…」
おキヌは横島が帰ってくる日をず〜と待っていた。そしてついに横島が帰ってくるのだ。
(嬉しい…)
おキヌはそう思った。
美神も態度では出さないが心の中では嬉しいと思ってたりしている。

「…ふぅ〜事務所にはそんなに慌てず行かなくてもいいな。」
横島はそう言うと東京タワーに行った。
「………」
思いだす…自分の身を犠牲にした人を…
横島は近くのベンチに座る。
「………」
(あの時の俺は…俺は…守れなかった…俺が弱かったから…)
悲しい気持ちや思いがこみあげてくる。
「そう…君が弱かったからだ…」
「!?」
ふと振り返ると小さな少年がいた。
「ははは…面白いな〜変な感情をもっている奴は…」
「お前は一体!?」
横島は霊力を感じた。そんなに強い気ではないが嫌な感じがする。
「失礼だね…君はいまさっき僕を弱くみたようだが…僕はこれでも気を抑えているんだよ!」
「な!?」
横島は吹っ飛ばされた。
「っく!?」
横島は素早く文殊を構える。
「おっと!僕は闘うつもりはない。これを…ガルスビに渡してね!」
少年は手紙を横島に投げた。
「…」
「じゃあね〜」
少年はそう言うと空に浮かびあった。
そして飛んで行った。
「…いったいあいつは…?」
横島はとりあえず事務所に行った。
「こんちはー…」
横島がドアを開けると…
「先生―――!」
「どわ!?」
シロが飛びついてきた。
「シ…シロ!?」
「先生〜」
シロはぺろぺろと横島をなめる。
「や…やめろシロ。」
やっとシロが離れた。
それを不機嫌そうに見ているおキヌと美神。
「あ!?おキヌちゃんと美神さ………ん…ど…どうか…したんですか…?」
おキヌと美神が恐く感じた。
横島が部屋に入ると神父や美知恵、ピート、タイガー、雪乃丞や知り合いがたくさんいた。
「こ…これは…?」
少し驚く横島。
食べ物もあるがほぼみんな酒を飲んでいた。
「あ!?阪上!?」
「あ!?横島さん帰ってきたんですね。」
コロッケを食べているいる阪上。
「お前に渡すものがあるんだけど…」
「なんですか?」
横島は阪上にさっき渡された手紙を渡す。
「………!?どうしてこんなものを…」
「小さいガキに渡されたんだけど…」
「………そうですか…」
阪上はポケットにその手紙を入れた。
「中身はなんなんだ?」
真剣な表情をする横島。
阪上は前横島にもらった文殊を取り出す。
(忘)
「な!?」
「すみません…」
横島は文殊で手紙のことを忘れた。
「あれ!?俺は何を…」
「いやだな横島さん。食べるんでしょ。」
「あ!?そうだ!はやく食べないとなくなってしまう!」
横島は食べ始めた。
「もう…ここにいられるのも今日が最後か…」
阪上は小さくそうつぶやいた。






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