ザ・グレート・展開予測ショー

過去へ・・・・・・7


投稿者名:ハッカ
投稿日時:(02/ 8/ 9)

「次の調査場所は?」
「「白龍GS」、もうまもなくです!」
小龍姫と唐巣神父が白龍GSに向かっていた。
「あの寺です!美神くんのカンではかなり怪しいらしいが・・・」
「じゃあ下りますよ。」
そして入り口前に下りた。下りた直後、2人はすぐに妖気を感じた。
「気をつけて!唐巣さん!!」
そういった直後、入り口からビッグイーターが出てきた。小龍姫と唐巣は次々と襲ってくる魔物を倒していった。
「もうまちがいない・・・!!白龍GSがメド−サの手下!!唐巣さんすぐに片付けましょう!」
そしてあの量の魔物をすべて倒した。
「さすがですね。これだけの数を相手にかすらせもしないなんて・・・」
「あなたもね。でも今はそんな事より中を調べましょうメドーサと白龍会のつながりを証明しないと・・・」
中に入っていった小龍姫がみたのは石になっていた白龍会の会長だった。
「遅かったか・・・直せますか?」
「ええ、天界に連れていけば・・・時間はかかりますけど・・・でも変だわ。口封じなら殺した方が早いはず・・・・・・・!!この人のことは後よ!!試験会場に行きましょう!!」
「しかし・・・まだメドーサにやられたというだけじゃ証拠になりません会場に行っても彼らを失格にはできませんよ!?」
「メドーサは証拠を残すようなヘマはしないわ!この人はきっと記憶を消されたあと石にされたのよ・・・!!わたしをひきつけて時間を無駄にさせるワナだわ!メドーサめ・・・すべて計算ずくなのね・・・!!今はここにいても仕方ありません!!飛ばしますよ!!」
小龍姫は唐巣を片手でもって空に舞いあがり、試験会場へ向かった。
「小龍姫さまああああ!!落ちそうです!!せめて両手でもってくださいいいい!!!」
唐巣は大丈夫なのか?
小龍姫たちがさったあと、白龍GSに来た一人の男が来た。
「さすがやな・・・この量をかすりもしないで倒せたもんや・・・人間界には小龍姫ほど強い神はあまりおらへんもんな。ま、とりあえずワイも試験会場に向かうとしますか。」
その男も試験会場へ向かった。凄い早さで・・・


『次は3回戦、横島選手対陰念選手!!』
「くっくっく・・・美神令子の弟子が相手なら手加減はいらねーな。」
「俺が手加減してやる(ぼそっ)」
「ん?何かいったか?」
「いや。」

「白龍GSか・・・もしメドーサの手下ならここらでシッポをつかみたいところね・・・」
(それに・・何かこのごろ変なのよね横島君・・・)
「安心しな、すぐ終わる!」
「おわんのはどっちかな?」
『試合開始!!』
審判の声がかかると同じに陰念が霊波を放出してきた。俺はよけようと思ったが・・・
ズルッ!
「なっ!?」
俺はなぜか滑って転んでしまった。その時霊波が目の前に来てた。
「クソッ!」
ドガ−−−ン!!
『横島選手、もろに当たった−−!!!』
『あれは、もうダメあるな』
「横島君!!」
「横島さん!」
「ふっ、終わったか・・・たわいもない・・・・ん?何だと!?」
「アンぐらいで終わるわけねーだろ!!」
そう。俺は霊波の盾を出して防いだ。
『横島選手、盾のようなもので防いでいた−!』
「負けるのはおめえだ!くらえ!!」
俺はその霊波の盾を飛ばした。そうサイキック・ソーサーだ。
「何!?ぐっ!」
少し狙いはずれたが、腕に当たった。
「どーだ!!思い知ったか!!」
「ちっ!少しなめてたぜ!!俺の取っておきの技を使ってやるぜ!!はーーーっ!!」
『なっ、霊波で体をおおった!?こ、これは・・・」
「あ、あれは、悪魔と契約したものだけが使えるという魔装術!!アレを使える人間が・・・どうやってあの術を・・・!!」

やっと出したか・・・早めにケリをつけるか・・・
「ふっふっふ、くらえっ!」
もの凄い速さで俺に向かってきた。
「くっ!!」
俺はともかくかわしつづけた。
「ど−にか陰念が勝てそうじゃない?」
「いや、まだわからん・・・陰念ももうすぐ魔装術の限界が来る・・・そのときが勝負だ・・・!!」

一方小龍姫は・・・
「はあ、はあ、試合は!?」
「どうやら3回戦のようですね・・・」
「遅かったね、小龍姫・・・」
「え!?メ、メドーサ!?」
「恐がらなくていいよ・・わたしは試合の見物に来ただけなんだから。」


『横島選手、また陰念選手の攻撃をかわしたー!!』
「あいつはあと数分が限度・・・それまでかわしつづけられるか・・・?」
(くそっ!魔装術がもう限界だ!でも今解いたらさっきの技をモロにくらってしまう。全霊力を出して・・・殺してやる!!)
「いよいよ陰念が最後の攻撃が出そうね・・・」
「お手並み拝見といこうか、横島・・・!!」

「死ねえエエえっ!!!!!!!」
「何!?速くなってる!?やばい!!」
凄い速さで突進して来た。俺はとっさに盾を出し、陰念の攻撃をよけた。
『横島選手!!かわしたーー!!陰念選手、自爆のダメージは大きいーー!!』
「ぐわっ!!」
「まずい!このままだと・・・!!」

「メドーサ!まさかあなた・・・コントロールする実力のない人間に魔装術を!?」

「陰念!!魔装術を解け!!手遅れになるぞ!!」
「グワああああ!!」
『どうしたんでしょう!?陰念選手の動きが妙です!!どうしたのでしょう!?霊波の鎧が崩れているよ−です!』

「魔装術の限界を超えたわ!!あれはもう魔物に変身してしまうわ!!」

「クキェーーーー!!!!!!!」
「魔物になってしまった・・・」
魔物になった陰念がこっちに向かってきた。俺はサイキック・ソーサーじゃ倒せないと確信した。
「・・・しょうがない・・・」
俺は手を霊波でつつみ、手の形の霊波を飛ばした。
「横島さん!?いつあんな技を!?」
「横島君があんなことを!?」
『横島選手!手の形の霊波をとばした!!』
そして見事に陰念に当たり、あいつは静かに倒れた。
「救護班、急げ!!」
そしてあいつは運ばれた。
「勝者横島!!」
俺は勝った。おキヌちゃんが俺のとこに向かってきた。
「横島さん!すごいじゃないですかっ!!資格取った上に勝ち進むなんて・・・・・!」
「おキヌちゃん・・・・」
俺におキヌちゃんが抱きつこうとしたとき・・・
「横島さん!!わっしの・・・ワッシの敵をとってくれたんですのーーー!!やっぱ持つべきものは友達じゃのーーー!!」
といいながらタイガーは思いっきしに俺に抱きついた。
「た、タイガ・・・く、苦しい・・・・・っていってんだろーが!!!!」
バキッ!!
鈍い音を立ててタイガーは崩れ去った。
「なぜ・・・・なぜ・・・殴るんですかいのーーー・・・」
横島がタイガーを殴った手にはバックルがついていた。それを見たおキヌは、
(横島さん、最近やる事が美神さんに似てきてますね・・・)
おきぬはそう思った。そんなことをやってたうちに美神が来た。
「横島君。よくやったわ!ベスト16入りよ!」
「美神・・・いやミカ・レイさん・・・」
「やっぱり師匠の実力は弟子にも影響するのね!!エミのとこのタイガーなんて合格できなかったものね!!よくやったわ!!でもあんたがあんな能力持ってたなんて、いったい誰に教わったの?」
「いや、それは・・・・・・・ぶっ!!」
俺が答えられないといおうとしたら、美神さんがひょいっと何かをよけた。おれはそれにモロに当たってしまった。それはエミさんのブーメランだった。
「令子・・・・ちょっと来て!」
「あーら、聞こえちゃった?」
「俺・・・俺って・・・・!!やっぱりこうなるのか・・・・・・」
俺は血を流しつづけた。
「横島さーーん。生きてますかーー?」
おキヌちゃんは俺に声をかけてくれたが、俺は答える力もなかった。俺が倒れてるうちに、美神さんたちは唐巣神父と話しを終えていた。

俺はピートとトーナメント表を見に行った。
「次はピートと雪之丞の試合か・・・勝ったほうが次の相手だな。」
「勝てるでしょうか・・・」
「・・・・・・・ともかく頑張るんだ!お前なら勝てる!!!次の試合、お前と戦えるのを楽しみにしてるぜ!!」
「横島さん・・・・・・・分かりました。男の約束です!!必ず勝ってあなたと戦いましょう!!」
「ああ!!」
俺がピートと約束をしてる時、美神さんが来た。
「ピート・・・試合前に話があるの・・・」
「なんですかミカ・レイさん・・・?」



『3回戦、第10試合!!ピエトロ・ド・ブラドー対 伊達雪之丞!!』
「貴様・・・!!よくも唐巣先生を・・・・!!」
「・・・・?何の事だ?・・・だが・・・いいヅラだな。思う存分戦えそうだ。」
『試合開始!!』
審判の声とともに試合が始まった。




ああ・・・!!また変な風になってしまった・・・!!

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