ザ・グレート・展開予測ショー

アシュタロスを継ぐ者〜三章(その6)〜


投稿者名:ゆうすけ(侍)
投稿日時:(02/ 8/ 8)

どうやら今日は修行はしないらしい。
みんなで東京都心霊災害管理施設、まあ簡単に言うと以前俺たちが本拠地として使っていた場所に移動するらしい。
なにやらココでは隊長の知り合いと連絡が取れないらしい。
そらココ山奥だから携帯も無理でしょう・・・・・・・・・・。
妙神山の管理人はハヌマン様が代行してくれるらしい。
   バタバタバタバタバタ・・・・・・・・
ヘリが来たみたいだ。
って言うかいつの間にヘリポート作ったんだ・・・・・・?
「ワルキューレが『今後必要な時が来るかもしれん』って言っていたのでこの前再建した時に作っといたんですよ」
なるほど。
「そう言えばワルキューレ達は?」
いつの間にいなくなったんだろ?
「散り散りになって兵力を集めてます」
「小竜姫様はどうするんですか?」
「私はもう少しココで修行してからそちらに向かいます。ワルキューレ達にはそのまま東京の方に向かうようにいっておきますね」
小竜姫様が修行・・・・・・・・・なんか今もの凄く自分達が置かれてる状況がわかったような気がする・・・・・・。
「ほら!早くしなさいよ!!」
中にいる美神さんが怒鳴りつけた。

「雪ノ丞・・・・・・・・」
俺がヘリに乗り込もうとした時サル爺が呼んだ。
「ぁんだよ?」
「これを持って行け」
俺は数珠を受け取った。

『汝可悟空 空即是色 色即是空』

12個繋がった数珠に一文字ずつ彫ってあった。
「ワシは他人の武術にとやかくは言わん」
「んなこたぁわかってるよ」
「じゃがこれに書いてある事だけは覚えておく事じゃ」
「あ?・・・・・・・ああ、わーったよ」
・・・・・・・・・・でも俺漢文読めねーんだけどなあ


そして俺達は東京に向かったのだった。

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