ザ・グレート・展開予測ショー

過去へ・・・・・・6


投稿者名:ハッカ
投稿日時:(02/ 8/ 8)

審判の声と共に試合が始まった。でも俺はその時考え事をしていた。
(やっぱり女の子だからな・・・どうやって倒そうかな?)
そんな事を考えてるうちに九能市がはしってきていた。
「横島さん(君)!!目の前!!」
俺が気付くともう霊刀が目の前にあった。
「くっ!!」
俺はとっさによけた。もし美神さんとおキヌちゃんが声をかけなかったら、俺は切られていた。
『横島選手、あの場所から攻撃をかわしたーー!!』
「おや・・・・?私の居合をかわしましたね・・・でも、次ははずさないわっ!!」
俺は迫ってくる刀をまたよけた。
「こいつ・・・!またよけた!?偶然じゃない・・・!!・・・どうやら、思ってたほど簡単な相手ではなさそうですね。」
(小龍姫様の剣をかわしつづけたからこんぐらいよけれるわいっ!!これが終わったら小龍姫様から・・・褒美を・・・)
「ぐふっ、ぐふふふ。」
「・・・・・・・ふう。(危ないわね・・・それにしてもなにかんがえてるのよ!あいつは!)」
「・・・・・・奴が心配なようだな。そんな必要はないぜ。」
「え?」
「簡単に実力をつもりらしいな。バカを装っても俺の目はごまかせん!」
(・・・ただのばかなのに・・・)
美神は雪之丞が(まだ名前は知らない)かわいそうなのでいわなかった。
「はああああああ・・・・・」
「こっ、これは・・・!!」
「このポーズは・・・!!・・・・何あるか?ただぼーっとたってるだけある。」

「バカめ・・・!奴は狙ってるんだ!相手が仕掛けてきたら何かするつもりだ!!」
「あいつがねえ・・・・?(でもあれは確かにボーっとしてるわけではないわね・・・)」
横島の無防備ともいえる格好に
「バッ・・・バカにするのもいー加減にあそばせ!!カウンターだろーが何だろーが!!やれるもんならやってごらん!!」
怒り狂った猪のように突っ込み刀を振り下ろした。だが・・・
パン!
『なっ!何ィーーーーーーっ!?白刃どりです!!驚きました・・・・!!』
『あのボウズが・・・!?驚いたある!!』

「ふ、美神令子仕込みの実力ってワケか・・・・!」
(驚いたわね・・・横島君にあんなことができるなんて・・・)

横島は刀を挟んだまま刀を折った。
「刀が・・・・まあいいわ!しのびの極意は己のすべてを凶器に・・・ってあれ?いな・・・いっ!!」
なぜか九能市が倒れた。そして九能市の後ろには横島がいた。
「しょ、勝者、横島!!」

『いったいなんだったのでしょう?なんで後ろに居たんでしょうか?』
実況の人も不思議そうだった。

「おい、あんたは気付いたか?あいつ刀を追った後、ものすごい速さで後ろに回って手刀で倒したんだ。やっぱりあいつは油断できないぜ・・・」
(ほんとに驚いた。横島君にあんな事が・・・ま、とりあえず・・・)

「横島選手GS資格取得ーーーっ!!」

その言葉を聞いておキヌちゃんはすごく喜んでいた。俺は・・・・
「やったじゃない横島君!!合格したのよ!もーちょっと喜んだら!?」
そこには嬉しそうな顔をした美神がいた。
「あ、あ、あ、あ、ちょ、ちょっと・・・トイレにいってきます・・・」
そして横島はトイレに向かった。
(ま、これからが本当の地獄なんだけどね。今はとりあえず大喜びしておいで。)

トイレにて・・・・・・

「よし、とりあえずここまでいったな・・・でもとるのが2回目だと喜ぶ気がしないよな・・・それとこれとは別にしといて、何か不吉な気配が感じるんだ・・・もしかしたら俺が過去に来た事と関係してるかもしれないな・・・」
横島は考え込んでいた。そこに
「ん!?あいつ、横島とか言う奴じゃねえですかい?」
「あら、ホント。雪之丞のお気に入りね。」
「へ?」
「へへへ・・・そうかい。お前が美神令子の・・・」
「何だよ?」
「いー気になってんじゃねーぜ!・・・お前、次の対戦相手知ってるかい?」
「ああ、お前だろ。」
「よーく分かってんじゃねえか。つまりな、お前は次で終わりって事よ!」
「分からないな。それは。」
そういった直後、陰念は霊波を放出してきた。そして水道管に当たった。
「こいつでてめえを刻んでやるのが楽しみだぜ!」
そして漫画通り水が思いっきり顔にかかった。


トイレから戻った俺は雪之丞の試合を美神・・・いや、ミカ・レイさんと見てた。冷酷さが今と全然違うなと俺は思った。
「美神さん。俺の次の相手・・・雪之丞ってやつと同じなんすけど・・・」
「え、やばいんじゃない?それ。だってこの先・・・」
「ギブアップはだめなのは知ってます。まあ頑張って勝とうと思います。」
「そう・・・じゃあ頑張ってね!」


一方・・・

『勝者、ピエトロ・ド・ブラドー!!』
「きゃーっ!!ピート−!!」
エミがピートを応援してる時、タイガーが戻ってきた。血まみれで
「エミさん・・・す、すいません・・・負けてしもーたです・・・!!」
「タイガー!!おたく・・その傷・・・!!タフなだけがとりえのおたくが・・・・・!?」
「つ、次の横島さんの相手・・・陰念って奴・・・ありゃあとんでもないですケン・・・!!」

「横島君、ここからは今までの相手とは違うから気をつけなさいよ。」
「ま、死なんて−どに行きます!」

そして横島は結界へ向かった。

その頃エミ達は・・・
「令子のとこの横島でさえ合格してんのよっ!!それなのにっ、おたくはっ!!おたくはっ!!」
「傷ついたワシにこの仕打ち・・・!!なのに・・・なのに・・・それでもワシはエミさんが・・・」
タイガーが蹴られていた。この行動をみると、美神たちにそっくりである。


次は陰念VS横島です。今度は横島がちゃんとした技を・・・・!?



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