ザ・グレート・展開予測ショー

幽霊たちとの野球(前編)


投稿者名:3A
投稿日時:(02/ 8/ 8)

「…ここね…」
美神はとある球場の駐車場に車を止めた。
「おお…来てくれましたね…美神さん…」
すると50歳ぐらいの男が来た。
「………」
「大丈夫でござるか?阪上どの?」
阪上はまた酔った。
「お願いしますよ…」
「はい!お金さえきちんと払ってくだされば…」
美神たちはこの〇〇〇球場にいる幽霊野球軍団と勝負するように依頼された。
この球場はだいぶ昔に建てられたもので造られて間もなくものすごい投手が現われた。その投手は大会開かれる前日に事故で亡くなった。それがあまりにも未練だったらしく幽霊としてその球場にいるようになった。その他にも未練で残っている幽霊たちがこの球場にいる。
「…その幽霊たちがいるのは真夜中の0時から1時までの間に練習しているんですが…私もず〜と前から知っていたんですが…」
ここで50歳ぐらいの男は間をおいて言った。
「しかし…ここ最近この球場で試合が行われているときに現われるんです…」
「いままで試合の時にその幽霊たちはでたことがあるんですか?」
美神が言った。
「いいえ…ありませんでした。おかげでこの球場には幽霊がいる事が噂になりまして…
私も困っているんです。それで試合をすれば幽霊たちもおとなしくなると思います。」


美神たちはグランドの中に入った。
『………』
みるとマウンドにユニホームを着た幽霊がいる。
ボールを投げている。
「私はあいつらのためにいつもボールを出してるんです。いい奴らで使った後はきちんと箱の中に戻してくれるんです…」
幽霊たちは美神たちに気づいたらしく一瞬で美神たちのところに来た。
「!?」
ちょっとビックリした美神。
『…勝負…勝負…したい…』
幽霊たちは美神にそう言った。
「勝負?勝負すればもう人を驚かさない?」
首を縦にふる。
『勝負…勝負…』
「いいわ…してあげる」
『………やった――――!!』
幽霊たちはいきなり大声をだした。
あまりの声の大きさに美神たちはこけた。

次の日―。
「お金がもらえるうえに運動にもなって体にいいわね。」
お茶を飲みながら言う美神。
「若いころを思い出すわ…野球なんて小学生以来だわ…」
楽しそうな美知恵。
いつのまにか美神たちは野球のユニホーム姿だ。
幽霊投手を先頭に他の幽霊たちも来た。
一応打つ順番は…
一番 シロ センター
二番 タマモ セカンド
三番 ピート ショート (神父についてきた)
四番 美神 ピッチャー
五番 神父 レフト (若いころ野球をしてたころがあるらしいので参加)
六番 美知恵 サード (スポーツはなんでも得意なので参加)
七番 阪上 ファースト
八番 おキヌ ライト
九番 50歳ぐらいの男。 キャッチャー (この球場の持ち主)
ちなみに応援団は…
「がんばって〜おねえちゃん〜とママ〜」
「ガルスビがんばってね〜」
「ピート〜ユニホーム姿かっこいいわよ〜」
ひのめとフォー、エミである。
「審判一度やってみたかったアルよ。」
審判は厄珍。

 

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