ザ・グレート・展開予測ショー

過去へ・・・・・・4


投稿者名:ハッカ
投稿日時:(02/ 8/ 5)

『まもなく本年度GS資格取得試験第1試合が行われようとしております。実況は私、GS協会記録部広報課の枚方亮。解説は厄・・・』
『創業40年!!親切ていねい、魔法のアイテムなら何でもそろう厄珍堂!!信頼のブランド厄珍堂店主、厄珍がお送りするあるよ!!』
厄珍が実況の枚方を足で踏みつけながら厄珍の紹介をしていた。
「いや、あのTVじゃないんです。単なる記録用のビデオ・・・」
『厄珍厄珍やくちーんどおおー。魔法の事なら厄珍堂ー。』
「おっさん!」
『あいててよかった厄ー珍ー。』
「いいかげんにしろ!!」

ドカッ!バキッ!グシャッ!ガン!

『失礼しました。時間です!選手達が入場してきました。』
実況の枚方のとなりで血を流している解説の厄珍。生きてるのか?

「とうとう試合か・・・緊張するな・・・ねえ・・?美神さ・・・ぶっ!」
ドカッ!
「私はGS候補生、ミカ・レイよ!二度と気安く話しかけないでちょーだい!」
「お・・・・鬼・・・・」
1試合が行われる前から美神の肘鉄によって半分瀕死状態の横島。
会場席では・・・
(あっ、あそこに美神さんが!)
「みかみさ・・・」
「え!?」
「あ、いえ、えーと、横島さーんてきとうに頑張って〜〜〜!」
怪しいわね・・・・ま、いいか。とエミは思った。そして何気なく横をみたら、
「ホラあの人!金髪の・・・いいわよねっ!!美形!!バンパイア・ハーフですって!!」
「かまれてみたいっ!!」
「キュッとしまったおシリがステキ!!」
とピートのことを言っているのでいらついてきたエミは・・・・
「ざけんじゃないわよーーっ!!私が先に目ェつけたワケ!!あれは、私のシリよーーーーーっ!!」
といってその女のコ達に迫ったら逃げてしまった。
「だ、誰かに似ている・・・」
あ、そーか!横島さんに似てたんだ。と本人に言おうとしたが、あとでどうなるか分からないので内緒にしといた。

実況席・・・
『・・・・・・を決める「ラプラスのダイス」を振ります!』
『「ラプラスのダイス」はあらゆる霊的干渉をよせつけず、運命を示すサイコロある!このサイコロで決められたことは絶対公平かつ宿命あるね!」
観客席・・・
「・・・・・・・・でしょう?早くに強い人とあたったら・・・」
「心配無用よ。幸運もまた魔力のひとつ!不幸も幸運もその人間の霊力が呼びこむものよ。たとえば闘いになると令子はバカみたく強運じゃない?あれもひとつのパワーなワケ!ま、こないだの戦いで私のほうが上だってことはハッキリしたけどねっ!!」

美神は・・・
(あんのやろ〜〜〜〜!!!!好き放題いいやがって!!あとで覚えときなさい!!エミ!!!)
あの会話が聞こえてたとはなんという地獄耳!!
横島は・・・
『どうやら組み合わせが決まったよーです。各選手がそれぞれの結界に向かいます。』
「8番コートか・・・・・確か最初の相手って・・・」
「おお、小僧、おぬしか!」
そうだ、ドクター・カオスだった・・・
『ではまず注目の一戦。ドクター・カオスの試合を見てみましょう!』
『ありゃ!?あれは令子ちゃんとこのボウズあるな。』
「令子ちゃんといいますと・・・美神令子!?」
「そうある!」
『いきなり燃える展開です。運命の神様は何を思ってこの対戦を仕組んだのでしょう!!』
「あー審判!」
「はい。」
審判とカオスが話してる間、横島はこんな事を考えていた。
カオス相手なら楽に戦うか・・・それにしても・・・・・・もう腹が減ってきたな〜〜。
と俺がそんな事を考えてる間にカオスはマリアを連れた来ていた。
「そういえばマリアもいたの忘れてた・・・どうすっかな〜〜。」
そんなことを考えてるうちに試合が始まった。
『試合開始!!』
試合が始まると同時に俺は胸から出す怪光線をよけ、マリアのロケットアームを続けてよけた。
『横島選手、何とかよけましたね。』
『まあボウズにしては上出来あるな。怪光線はよけてもマリアの攻撃は、あたっても物理的ダメージだからここでは役にたたないあるよ。』
「くらえっ!!」
カオスはドンドン怪光線を出し、マリアはよけてる俺の妨害をしてきた。
「そろそろお遊びは止めだ!・・・・マリア・・・すまない!」
俺は来ているジャケットをマリアの顔面に投げつけ、そのままマリアを踏み台にして、カオスの真上に飛んだ。
「バカめ!!上なんかに飛んだら怪光線の餌食じゃわい!!くらえっ!!」
俺はカオスが胸から怪光線を発射する直前に思いっきり顔面を殴った。
「ぐおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!」
と吹き飛び、床にたおれこんだ。
「勝負あり!!勝者横島!!」
俺はその言葉を聞き、コートをでて、おきぬちゃんがいる方向をみた。そしたらおキヌちゃんとエミさんが俺の方をみて固まっていた。

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