DEAD OR ALIVE(23)〜横島ボロボロ〜
投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/ 5)
俺達はヤマタノオロチを倒した後、上へ上へと進んで行る。
すると今までで一番広い部屋に出た。
そこには黒いローブで全身を覆っている魔族が立っていた。
『誰だ。』
その魔族は俺達に感づきこちらを見る。
『人間一人に竜神二人か、珍しい組み合わせだな。』
な・・・何なんだこいつは!?
俺は左右にいる小竜姫様とメドーサの二人を見るが俺と同じ
反応のようだった。石のように固まっている。
らしくないとは思うが、俺が何とかしないと・・・
「い・・・一体誰だ!?」
俺は絞り出すような声で黒いローブを着た魔族に聞く。
『・・・・・・』
「何とか言え!!」
俺は文殊で『剣』『盾』『鎧』『兜』を出してそいつに飛び掛かる
ように斬る。
ピタッ
「なっ!?」
『その程度の弱き力で私に刃を向けるとは、愚かな・・・』
黒いローブを着た魔族は人差し指一本でそれを止めた。
「横島さん!離れて!!」
「くっ!」
『弱き力の人間よ、一度刃を向けたのだ、覚悟はできているのだろうな?』
そう言って黒いローブを着た魔族は両手に魔力を集中させる。・・・な!?
「しょ・・・小竜姫・・・あいつが出してるのは・・・」
「(こく)神族が使う霊気・・・聖気・・・けど・・・魔力も感じる。」
『右手より魔気を、左手より聖気を・・・』
「魔力と霊力を同時に使ってる、何者なんだいあいつは?」
「わかりません・・・」
『合体!神魔剣ルシファー!』
黒いローブは魔力(以後魔気と呼びます)、と霊力(以後聖気と呼びます)を
合体させて剣を作り出して俺目掛けて突進してくる。
「!!!!!!!!」
俺はそいつに右上から左下へと剣を振り下ろされて斬られた。
真っ二つとはいかなかったが、血が凄い勢いで吹き出した。
俺はその状態のまま吹っ飛ばされて、そのまま意識を失った。
「なっ!・・・横島が・・・たったの一撃で・・・」
「横島さん!!・・・あなたは許しません!私が相手になります!!」
「フン!気に入らないよ、お前!」(初期バージョンに変化しながら)
「私は右側から攻撃するから、メドーサは・・・」
「あたしは左側から攻撃すればいいんだろ?わかってる!」
『無駄な事だ・・・』
スカッ
「なっ・・・残像?どこいった!?」
「メドーサ!後ろ!!」
「えっ」
『食らえ!メキドの火!』
「!!!!!!!!」
「メドーサ!!」
『次はお前か、落ちよ!魔の雷!!』
「!!!!!!!!」
『手出しさえしなければ死なずにすんだものを・・・・・・
さてと・・・私は先に進み同士達を集めるするか・・・』
俺達は謎の黒いローブを着た魔族によって全滅させられた・・・
あいつは・・・一体・・・何者なんだ・・・俺は・・・死ぬのか・・・
今までの
コメント:
- 謎の黒いローブを着た魔族により横島、小竜姫、メドーサの
三人は重傷を負わされた。だが、それはほんの始まりにすぎない。
アシュタロス戦での悲劇がまた繰り返されるのだろうか?
新章〜魔剣士編1消えた竜神の剣〜 (あゆむ)
- うーんルシファーですか私もいつか出そうと思ってたんですが先を越されちゃいましたね(笑)
とても強いですねルシファーは次の話楽しみにしています (タケ)
- 魔気と聖気という本来なら相反する力を同時に使うことの出来る黒いローブの者は既にその時点で反則的に強いですね(汗)。文珠を使った横島クン、そして竜神のメドーサ&小竜姫さまをそれぞれ一瞬にして片付けてしまうような者を相手に、3人組は戦っていけるのでしょうか? そしてその者が言う「同士」とはいかなる連中なのか、次回新章楽しみにしております♪ (kitchensink)
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