ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(21)〜ヤマタノオロチの最期〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/ 4)

『剣よこい!!』
スサノオさんがその言葉を言うと神剣が手元に現れた。
そして防御結界から出ると同時にスサノオさんは右から左へと
空を斬るように剣を振る。すると、真空の刃が炎を切り裂いて
ヤマタノオロチの首の一つをはねた。
『グオオオオオッ!ヨクモー!ヨクモ余ノ首ヲー!』
ヤマタノオロチは地面を抉りながらスサノオさんを飲み込もう
として大きな口をスサノオさんに向ける。
『おっとっとっとっとっとっと』
『チョ・・・チョコマカト動キヨッテ!』
ヤマタノオロチは噛み付き攻撃や炎の攻撃を交互にしてスサノオ
さんを襲う。
『当たるかよ!』
スサノオさんはそんな攻撃も余裕でよける。
『もう一回真空の刃を食らわせてやるよ!』
スサノオさんは高く飛び上がり素早く上から下へと剣を降りおろし
て真空の刃を出す。しかし、スサノオさんの攻撃はまだ続いていて
剣を振り下ろした状態から再び剣を振り上げて二発目の真空の刃が
最初に出した真空の刃に追いついて十字の真空の刃がヤマタノオロチ
を襲う。その真空の刃はヤマタノオロチの背中に命中した。
『グガガガガガ!!』
ヤマタノオロチの背中からすごい量の血が流れ出る。
すると、スサノオさんは杯を出現させて降ってくるヤマタノオロチの
血をその中に入れる。それでフッと姿を消したかと思ったら私達の横
に現れた。
『君らはこれが必要なんだろ?』
「フン!礼は言わないよ!」
『別にいいけどね。さて、ヤマタノオロチにとどめをささないとな。』
そう言ってスサノオさんはまたヤマタノオロチの前と歩いて行く。
「なあ、小竜姫・・・」
「えっ?」
「あいつ何でこの血が必要だって知ってたの?」
「さ・・・さあ、そういえば、私は言ってなかったし、メドーサも一言
も言ってなかったような・・・」
「(横島の記憶をよんだってとこか、じゃあ、ひょっとしてさっき言った
事はあたしらをからかってたって事)フン!気に入らないね。」
スサノオさんがさっき言ったことって・・・あのことか・・・(前話参照)
『ヤマタノオロチ、もう黄泉の世界に帰るんだな。』
『余ハマダ、死ナン!余ハマダ・・・死ナーン!!』
スサノオさんはヤマタノオロチの四つ目の首と五つ目の首の間にある大きな
角のを斬ったのだった。
『グギャアアアアアアァァァァァァァァー!!』
ヤマタノオロチは断末魔をあげて黄泉の世界へと帰ったいった。
『私の出番も終わりのようだ・・・文殊の効果が切れる・・・。』
スサノオさんの霊波が消え横島さんの霊波に戻った。
「あれ?ヤマタノオロチは?俺は何をしてたんだ?」
「横島。」
「ん?メドーサ。」
「あんたのおかげで、元の姿に戻れそうだ。ありがと・・・フン!礼は言わないよ。」
「(わけわからんが)言ってんじゃん。」
メドーサはそう横島さんに言った後、杯に入ってるヤマタノオロチの血を飲んだ。
「ぐっ!ぐはっ!!」
「お・・・おいメドーサ大丈・・・ぶ・・・て・・・ぶっ!!」

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