ザ・グレート・展開予測ショー

DEAD OR ALIVE(20)〜スサノオ招来!〜


投稿者名:あゆむ
投稿日時:(02/ 8/ 4)

私は横島さんに何が起きたのか全くわからなかった。
ただ、横島さんの霊波が急上昇したということだけがわかった。
横島さん?
「横島・・・おま・・・どうなってんのその霊波?」
メドーサが横島さんにそう聞く。
『私は横島という者ではない。』
そう言って横島さん(?)はヤマタノオロチを睨み付ける。
『私はスサノオ、ヤマタノオロチを倒す者だ。』
「スサノ・・・ってそんな・・・あたしが聞いた話じゃあんたはとっくに・・・」
「メドーサの言う通りです。スサノオさん、あなたはとっくの昔に亡くなったと
聞いています。」
『その通りだ。私はとうの昔に死んでいる。私が今この場にいるのはこの体の持ち主、
横島・・・といったかな。彼が文殊で私の事を強く念じた事により一時的だが復活す
る事ができた。彼に憑依する形でね。』
『貴様ハ!覚エテイルゾ、ソノ波動、姿ハ違ウガ貴様ハ余ヲ、余ヲ殺シタ男!』
『譲ちゃん、よくがんばったな、ヤマタノオロチの炎は私の防御結界で防ぐ
から休んでいいよ。』
と言いながら横島さ・・・じゃなくてスサノオさんはメドーサの頭に手をポンと置く。
「ガキ扱いすんな!」
『ガキ扱いすんなと言われてもな譲ちゃんてこの体の持ち主・・・えっと横島だっけ
とそこのキレーな姉ちゃんの子じゃないの?』
ブッ!な・・・な!
「なんであたしがバカ横島と小竜姫のガキにされの!!」
『違うの?』
「なわけないだろ!」
『余ヲ、余ヲ無視スルナー!!』
『悪い悪い、すっかり忘れてた。』
『コロス!!』
怒りに燃えたヤマタノオロチの炎の威力が激しくなった。
『マトメテ灰ニナレ!骨マデ溶ケロ!魂ダケヨコセ!!』
『そんなすぐキレんなって、カルシウム不足か?』
そう言いながらスサノオさんは文殊を取り出す。
!?
なっ!ふ・・・二文字文殊・・・それも二つ・・・
文殊に込められた文字は『防御』『結界』だった。
すると、さっきまでメドーサが張っていた防御壁よりも強力な防御壁が出現した。
『これで、君らは安全だ。この防御壁から出ないように。』
そう言ってスサノオさんはヤマタノオロチの前へとゆっくりと歩き出した。

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